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自己開示が苦手。

友達数人でご飯を食べた。

自分、びっくりするくらい自分のことを話せなかった。
昔から知ってるメンツなのに、心を開いて喋れなかった。 、、、そもそも昔から心開けてたっけ?とふと我に返る。わたし、今まで友達に心開いて話せたこと あったのかな。


そもそもサシ以外の会話が苦手だ。なぜかというと、タイミングがつかめないから。

久しぶりに会うと、自然と一人一人近況報告をすることになる。相手の苦労話に共感できることもあり、「分かる、わたしも同じようなことがあって、、、」と言い出そうとする。

だけど、口から出てこない。

まるで大縄に加わる時のように、
車線変更する時のように、 
ここぞというタイミングが確実にあるのに掴めない。

そして出遅れると話題が変わってしまう。そうしてご飯会は進んでいき、自分の話が全然出来ずに終わった。
仕事終わりで脳が疲労してたのも相まって、「聴く」より「聞く」の姿勢になってしまったし。今日沢山の話が出たけど、真に理解できたのは「話半分なのに相づちだけ打ってるヤツに成り下がってるな」ということだけだった。


ときどき来る「間」がツラくて、紛らわせるための相づちや「そっかあ~」っていう言葉が最高に白々しくて
自分の薄っぺらさがバレるみたいで嫌で
途中で帰りたくなった。



自分はずっと孤独で、素敵な仲間や友達に巡り会うことに憧れてきた。最近は素敵なパートナーがいる人生を想像することもある。

だけど、
自分から心を開けないかぎり
話のラリーを続けるという気遣いが出来ないかぎり

そんな自分と向き合わないかぎり

無理なんじゃないか。

一念発起しないと、努力しないと、継続しないと、何も手に入らないんじゃないか。

欲しいものをタダで手に入れようと思っているわけではない。でも、自分の最も苦手なことと正面から対峙しなければいけないのがつらいのだ。とても億劫なのだ。自分のことなんて見せたくない。面白くないもん。ぜんぜん。バレたらきっとおしまい。つまんないヤツだと離れていくんじゃない?
こういう思考から抜け出せないし、留まっていたい。出来るだけ長く。

さらけだせない自分がいる。どこかスカしてる自分がいる。ハスってる自分がいる。




人と関わり合うという理想から大きくかけ離れ、残念なことにそもそもそれに向いていなさそうな自分。そんなことに気づいた6月末日。

7月が始まろうとしている。


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