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【Miki's Little Tube Ride 番外編】無料コンテンツがあふれる世界で、あえて有料マガジンをスタートする理由

オンラインマガジンをスタートして1週間、既に何名もの方がマガジンを購入してくださっています。言葉ではうまくお伝えできないくらいに嬉しくて、購入者が増える度に椅子から飛び上がって喜んでいます。ありがとうございます!
一般人でしかない私の文章に、少しでも興味を持っていただけること、実際に購入して読んでいただけること... 感謝の気持ちでいっぱいです。

自分のコンテンツがオンライン上に増えていくにつれ、考えることがあります。それは、私が何を目指したいのかということ。

@mikitravelgram というアカウント名でスタートしたのは約3年前、当時は想像していなかったようなわくわくした出来事がたくさん起こった3年間でした。

私のメインプラットフォームはインスタグラムで、趣味の旅行と写真を通して多くの出会いがありました。あこがれていた旅メディアのTabiMUSEさんに寄稿するメンバーに選んでいただいたり、様々なブランドさんや出版社さんからコラボレーションのお声がけをいただいています。雑誌に写真を掲載いただけたのも本当にうれしかった。
ブログも開設し、最近はネット検索から私のブログに来てくださる人も増えました。過去に書いた英語の勉強の記事や、お気に入りのカフェや本のレビューが誰かの目に留まり、少しでも参考になったのならこれ以上ない幸せです。

既にインスタグラムやブログと、複数のメディアを抱えている中で、あえて新しくオンラインマガジンを開始しようと思ったのには理由があります。
それは、幼いころの私にとって、記者やライター、作家等の「モノカキ」になることが目標の一つだったから。
幼いころから、文章を書くことがとにかく大好きでした。自分の想いや頭の中でぐるぐるとしている考えが、ひとつずつ原稿用紙のマス目にすっきりと収まっていく、そんな感覚が気持ちよかった。書くことを仕事とし、筆一本で生活していくことへのあこがれから、特に中学・高校の頃は多くのエッセイコンテストに挑戦、実際に全国で賞をいただくこともありました。 あの当時の気持ちでずっと書き続けていたら、私も今頃、何かの媒体で記事を書き、生計を立てていたんだろうか...
大学生になり、少しずつ志は揺らぎ、文章を書く頻度が減り、ずっと続けていた日記を書くという時間も忘れ、気が付けばモノカキとは全く異なる業種で社会人デビューしました。

「揺らぎ」がよくなかったとは思いませんし、考え方が変わるのは自分の思考の成長のひとつだと思っています。でも、心のどこかでずっと願っていたのは、また機会を見つけて文章を書きたいということ。
初心に帰り、もう一度、文章を綴る生活を過ごしてみたい。「この人」が書いている文章をもっと読みたいと思ってもらえるようなモノカキになりたい。ただの野心でしかありませんが、そんな自分になりたくて「オンラインマガジン」を始める決心をしました。

世の中には情報があふれ、無料で手に入るコンテンツだらけ。わざわざお金を払わないとみることができない記事に、どれだけの人が興味を持ってくれるのだろう。正直なところ、私がオンラインマガジンでまとまったお金を稼げるとは全く思っていません。でも、もし誰かひとりでも「私」が書く言葉に興味を持っていただけるのなら、それだけでも私には書く価値がある。そんなふうに思うんです。

有料であることで、手にするハードルが上がってしまうのは、多くの方に記事を読んでもらうという目的のためにはむしろ逆効果。でも、あえて有料にすることで、読んでくれる人の「数」ではなく、私のことを信頼して購読してくださるその「気持ち」を心のよりどころに、誠実な記事を書きたい。そして、マガジンを購入いただくことで報酬が生まれる分、これからの私自身の考えや文章力の成長に責任をもち、少しでも何かお返ししていけるような記事を書いていきたいと思っています。

固いことをいろいろと語ってしまいましたが、イギリスの景色が目に浮かび、風を感じ、紅茶を飲みながら考えたくなる。そんな時間を過ごしていただける文章を目標に、まずは20記事。
お楽しみいただけましたら幸いです。

(追記)

当初は20記事で終わりにする予定でしたが、読んでくださる方がいる限り、記事数にこだわらず書き続けていきます!

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