見出し画像

【書評】統計的な? 数字に騙されないための10の視点

題名の通り、統計に基づく結果を都合よい解釈をおこなう事例を10の視点に分類して説明している。この説明を見ると、政治的なキャンペーンは多くはこれらのどれかに当てはまるように思える。

具体的には、1.アンケート調査。2.世論調査。3.コスト。4.パーセンテージ。5.平均。6.大きな数字。7.相関関係と因果関係。8.危険なフレーズ。9.リスクと不確実性。10.経済モデル。

こうやって疑いだすと全てがそのように思えてくるが、そのくらい嘘が多いと思ってかかった方が良いということだろう。

自分自身もアンケート結果分析を仕事としているので、常に自戒の念をもっていない、と肝に銘じた次第。


この記事が参加している募集

推薦図書

よろしければサポートお願いします。