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【最上志向】強力だけど、弱みにもなりやすい要注意の資質です。

強み発見・未来実現コンサルタントの北山幹夫です。

ギャラップ認定ストレングスコーチとして、
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今回は資質別の解説第7弾として最上志向を取り上げたいと思います。

この最上志向という資質は、私自身の順位で8位に位置しています。
自分の中ではトップ10唯一の影響力の資質となっています。

この資質は非常に強力で使い方によっては、とっても大きなパワーを生み出すことが可能です。

その理由故に、使い方を誤ると結構周りにも迷惑をかけてしまうという資質でもあります。

では具体的な内容をお話しをさせていただきます。


「最上志向」とは


まずは定番の定義から。

最上志向は資質を四つの領域に分類した場合は影響力にあたります。

影響力の資質は 主導権を握る方法を知っていて、
はっきりと意見を表明したの人たちがそれに耳を傾けていることを
確認する、といった傾向を持っています。

ではもう少し具体的な内容に入ります。

最上志向の才能の持ち主は、
個人や集団の卓越性を高める手段として強みに注目します。

また、優れたものを最高レベルのものに変えようとする
という力でもあります。

多くの場合、他の誰も気が付いていない時から
人の才能や強みを見抜くこともできます。

強みは、それが自分のものであれ他人のものであれ、
最上志向持ちを魅了するのです。

また、他の人が自分の可能性にワクワクできるように
サポートすることも大好きです。

周りの人が何を得意とし、
どのような仕事に向いているかを見極める能力がありますので、
人の才能と完了すべき仕事をどのように結ぶつけるか
その方法が分かってしまうんです。

さらには、平均ではなく卓越していることが評価基準となるので、
それを追い求めています。

品質を重視することで自分や他の人の得意分野に焦点を当てながら
弱点を管理することができる能力も発揮します。


この資質の能力と優位性



最上志向の才能の持ち主は
自分も周囲の人も品質を重視するように導きます。

最適な人と最善の結果を残すように仕事をすることを好む性格です。

グループのメンバーに本来得意とすることを割り当てることで
グループに強みをもたらします。

また卓越さを求める姿勢は成功を新たな基準へ導くことができます。


自分の場合


自分の事例で、この最上志向が強く出たことをお話しします。

それは、プロジェクトで PM をやっていた時の事です。

自分は PM ですので、
システムエンジニアたちをうまく使って開発をする役割です。

その際、システムエンジニアのメンバーの強み・長所を
理解してきてからは、その人に合わせた業務を任せる
というようなことをした結果、
開発のスピードがどんどん速くなりました。

そして結果としては想定以上の仕組みが出来上がりました。

最上志向持ちはここからが違うのです。

いったんシステムは開発を終えると
プロジェクト自体は終わってしまうのですが、
実際にシステムが稼働して運用を始めると
改善点がどんどんどんどん出てきます。

システム自体の仕様は間違いだったわけではないのですが、
現実に運用を始めると使い勝手が悪いところが見えるのです。

 最上志向持ちはそれが許せないのです。

このため、運用フェーズに入っても、
常にミーティングを開いて改善事項をまとめていました。

そして保守運用を頼んでいるシステムエンジニアの方には
その保守費用の範囲内で一年中改修を行いました。

そして、より良いシステムになるように
常に改善を重ねたというところが、
典型的な最上志向持ちの事例ではないかと思います。


弱みとして出てしまったこと


逆に最上志向が弱みになった事例をお話しします。

弱みになった事例は、いつも子育てに関することなのですが、
また子育て中の出来事です。

私自身は、子供の頃に箸の持ち方についてかなりしつけをされて、
訓練しました。

その結果、「猫泣かせ」と言われるぐらい箸の使い方が上手になって、
焼き魚なども綺麗に骨を取って食べることができて、
外で食事をするときにはいつもほめられます。(自慢です)


このため、練習さえすれば誰でもそのようになれるということを
自分の中では当たり前のように思っていて、
子供が生まれた時には同じように練習をさせようとしました。


実は、妻はあまり箸の使い方が上手ではありません。

そのことも気になっていて、
いつも箸の使い方について小言を言っていたのですが、
その時の口癖は「子供ができたら一緒に練習するから」でした。

では、実際に子供が生まれて箸を使いだしてから

どうだったかということですが、
私自身としては自分と同レベルまで行ってほしいと思い、
娘に対して練習ができるような特別な箸をあげたり、
妻にも箸が持ちやすい箸を用意して
使ってもらうようにしました。

おかげさまで、娘はそれなりに箸も上手に使えるようになりましたが、
妻は全く変えようとしませんでした。

娘と一緒に練習すると言ったのに、
なんでもっと上手になろうよということを
思い出すたびに話したのですが、
「普通に使えるからいい」という一点張りでした。

しまいには、開き直って怒りだす始末です。
自分基準を周りにも強制すると嫌がられてしまうという典型例ですね。

最上志向の方の基準というのは,
一般的な方の基準よりも高いレベルにおいている方が
非常に多いと思います。

家庭の場合は家庭内の問題だけで済みますが、
職場でこの資質を使いすぎると結構問題となります。

いわゆるパワハラにつながりかねないということです。

上司が最上思考が強いと、上司の求めるレベルが非常に高いので、
そこに対して部下も同レベルを求めるということになります。

その際にかなり強い態度を取ると、
パワハラと言われかねないということです。


まとめ


色々とお話しましたが、
最上志向は上手に使えばとても大きな成果を出せる資質です 。

このため、最上志向を上位に持っている方は、
おそらく会社の中で出世している人が多いのではないでしょうか。


ただ、その際に周りに対する配慮ということを
常に忘れないようにする必要があります。

もし、ストレングスのテストをやって、
最上志向が上位にある方がいらっしゃいましたら、
その点だけお気を付けください。

この記事を読んだ方で、自分の才能を強みにする方法を知りたい、
そんな時はぜひプロのコーチにコーチングを受けることをお勧めします。

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お会いできることを楽しみにしております。


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