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好きなバンドについて語る~UKロックバンドOASISは私の背中を押してくれた

みきたにし☆です。

今回のnoteは、大好きな音楽について。


それも、現在はバンド活動をしていないOASISについて。

再結成するとかしないとか、いろんな噂が飛び交っている、お騒がせバンド。

UKロックの世界に旋風を巻き起こした後、大々的な兄弟げんかで崩壊したバンド。


実は、私の背中をドーンと押してくれたバンドでもある。

1、オアシスとの最初の出会い

ずーっと昔のこと。携帯電話の電話番号の桁数が変わる前あたりかもしれない。(今の携帯は080と090で始まって、次の番号が4桁だけど、昔は040とかもあったし、次の番号の桁は3桁だった)

あの頃、洋楽のオムニバスアルバムが流行していた。

たとえば、「NOW」とか「MAX」とかだ。洋楽を聴くという行為が、そもそもカッコいいって思っていた、当時のみきたにし☆。分かりやすいミーハーだった。

そこで初めてオアシスを聴き、気に入ってアルバムを買った(はず)。


そもそも私が洋楽のアルバムを買う動機は、オムニバスアルバムに入っていたか、MTVを観たかの、どっちかだったから。

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初めて買ったアルバムがこれ。

2、お気に入りバンド解散ブーム期の到来

恋人に振られたりしたとき「もう誰とも付き合わない!」みたいな傷心ムードになることがある。


私の場合、「もうバンドなんか好きになるもんか!」と思った。


それはミッシェルガンエレファント(2003年)、イエローモンキー(2004年)、オアシス(2009年)が解散したせいだった。()内は解散した年。

気持ち的には「好きなバンドが立て続けにいなくなった」という印象だった。

本当にがっかりした。そして、ただひたすら悲しかった。

ファンはいつも置いて行かれてばかり……そんな物悲しいフレーズが頭に浮かんだものだった。


それで「バンドなんか好きになるもんか!」って思ったのだ。

3、ある日わたしの中に蘇ったオアシス

父の没後、約1年ほど経った頃のことだ。

理由は分からない。でも、


急に、やたらむやみにオアシスが聴きたくなった。


だがしかし。

持っているはずのアルバムが、こういう時に限って見当たらない。そこでYOUTUBEをあさった。

その時に聴いたのがこれ。レコード針を落とすMVのイントロがクール。

私の中のオアシスのイメージは「ドライ」であり「アンニュイ」である。けだるげなボーカルと乾いたサウンド、という印象。

4、私の人生に大きく影響した1曲

オアシスの紛れもないヒット曲であり、いろいろなアーティストがカバーしている「Whatever」という曲がある。


簡単にいってしまうと「私は何者になることもできる」という内容だ。

この曲を聴いて脳天に雷おちた。


「なんかもうギターやっちゃえ。だって何者にだってなれるんだもの」

と思った。


さっきも少し触れたが、父親を亡くした経験は、私に大きな影響を与えた。


例えば、「死」というものが、今までとは比較にならないぐらい、身近なものとして、リアルに認識できるようになった。


いつか自分も死ぬのだ。

だったら「ワットエバー」であろ?やっちゃえよ自分。ギター好きなんだから。そう思ったのだ。


また、このタイミングでオアシスを聴きたくなったのも、誰かからの何かのメッセージなんじゃないかって気がした。

まとめ的なもの

あのタイミングでオアシスを聴いていなかったら、ギターを始めるタイミングを逸していたかもしれない。


だから、あの時にOASISを聴いていたことは、何かの導きのような気がしてならない。


今、オアシスのバンドスコア2冊とソングブック(弾き語り用)1冊を手に入れて、下手くそながらも8曲ほど弾けるようになった。


その中には、もちろん「Whatever」も入っている。


ベーシスト友とバイオリニスト友に「セッションしよーぜ」と誘いをかけたものの、互いの都合がつかず、コロナ騒動もあって、バイオリニスト友とのセッションを1回できただけで今に至る。


これからが楽しみである。

そのサポートが励みになります!これからも頑張りますので、よろしくお願いします!