![結婚式前日に思うこと__2_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20184778/rectangle_large_type_2_25faa18cbe2d227357ac59b207b26e12.png?width=1200)
わたし、結婚しました
2020年2月29日、私は無事結婚式をあげることができたのだけど、自分の結婚式がもう最高に特別で大好きでお気に入りで、みんなへの感謝もあふれていて、
「この気持ちを残さないでおくわけにはいかない!あふれる想いを綴っておきたい!(あわよくばみんな読んで!)」という気持ちで、
このnoteを書いている!!!!
私の結婚式の定義
結婚式の準備を始めたのは10月ごろで、準備を始めてすぐ直面したのが、
【大規模なちゃんと結婚式をしてほしい親】VS【結婚式はあまりしたくなくて目立つのが苦手な旦那】(なんでもいいからそれっぽいことをしたい私)
という感じで、
対立する両親と旦那さん、その間のあまりこだわりがない私、という構図で、
両親も旦那さんもお互い納得できる形にするために、
「まずは何のために結婚式をするのか、そこを自分で腑に落としてみんながハッピーな結果になる提案をしよう!!!!!」
というところから始まった。
それから、結婚式とは何なのか、何のために誰のためにするのか、ということをめちゃくちゃ考えて、紙に書き綴って出した私の定義はこんな感じになった。
【結婚式の定義】
誰のためにするのか:
自分たち!!!だって結婚するのは自分たちだから!!!自分たちが一番ハッピーで、一番納得できる結婚式をする!!!
何のためにするのか:
①友達と両親に改めて感謝の気持ちを伝えたい。
②お互いの友達や両親を会わせたい。これから一生のパートナーになる人をみんなに紹介しておきたい。
③大切な家族や友達に、大切な日を見届けてほしい。大切な日にこの日を覚えておいてほしい。
⇒みんなに誓いたいから絶対に人前式!!
どんな結婚式にするのか:
①とにかくゲストとの距離が近い結婚式。自分たちが主役、という感じは出したくない!(みんなも主役だから!!!)
⇒だから高砂はなし。ゲストといっしょにご飯食べたい!!!!
⇒友人スピーチや余興もなし。みんな大切な友達だから選べないし、この結婚式のせいで負担をかけたくない。とにかくリラックスして来てほしい!!
⇒その変わり新郎新婦それぞれから感謝のスピーチをする。
②カジュアルでアットホームな空間でしたい。
③背伸びせず、私たちらしい結婚式をする。「私たちらしい特別感」をとことん目指す!!
という感じになった。これを踏まえて私が両親と彼にした提案がこんな感じだった。
両親にとっても思い出に残るものになってほしいから、ウェディングドレス、指輪交換、ウェディングケーキ、両親への手紙とか、一連のイベントごとはやる。
旦那さんもハッピーな結婚式になるように、私たちが目立ちすぎない、小さくてアットホームな会場で、ゲストとの距離がめちゃくちゃ近い、カジュアルな場所でする。
私はこれからオーストラリアに移住するから大切な友達には絶対来てほしいし、海外に行くハードルは旦那さんの両親より私の両親にとってのほうがハードルが高くて負担になるから日本でしたい。
そして見事にそれが叶った結婚式ができたよ!!!!!(私は何でもいいから記念に残るものがしたかった!!!)
会場を決めた裏話
会場を決めた時にいろいろ見てて、結局お花屋さんがプロデュースしてレストランですることになったんだけど、実はここ、
もともとはウェディング事業をやってない場所で、
私が惚れ込んで、「めっちゃ素敵でこんなところで結婚式したいんですけどここでできますか!!!!」
とオファーした場所だった。
お花屋さんプロデュースなんて聞いただけで素敵すぎるし、お花が囲まれた場所でできたら最高だし、店内のライトがめちゃくちゃ好みだし、30人マックスのこんじんまりとした空間で、
もう理想だった!!!
そんなこんなで、問い合わせて打ち合わせしたときには、
「うちそんなにウェディングで宣伝してないんですけどどうやってうちを見つけたんですか?」
と逆質問されたほどだった。(笑)
実はこの場所は、大々的にしていないものの、日本ではまだ結婚式ができないらしいLGBTの人たちを対象にウェディング事業をしていたらしく、そこも最高だった!!!めっちゃ21世紀じゃん!!!最高!
旦那さんも、すごく気に入ってくれて、連れて行ったら、
「めっちゃいいじゃん!Mikiを場所にたとえたような場所だよまさに!!!」という感じで気に入ってくれて、
それも最高だった!!
他の結婚式場は見に行かず、この結婚式場を見てすぐここに決めたよ!最高!
ちなみにウェディングドレスも一人でお店に見に行って試着して即決だった。(周りはみんなお母さんか旦那さんと来ていて一人で選びに来ているのは私くらいだった。)
人生の大事な場面でも迷わず即決してしまうのも私らしくてすごく好きだ、、!!!
旦那さんにハッピーになってもらうためにしたこと
そんな感じで、みんながハッピーになれる妥協点で結婚式をすることになったのだけど、
やっぱり自分たちの結婚式で、自分たちが一番ハッピーにならなきゃで、
特に結婚式をはじめはしたくなかった旦那さんにも、結婚式では絶対にハッピーでいてもらう必要があったから、
結婚式のBGMは全部旦那さんに選んでもらった。
旦那さんは本業では音楽関係の仕事をしていて、音楽が何より大好きだから、旦那さんの気分がノッて、ハッピーになるような曲を選んでもらいたくて、
いわゆる”王道結婚式ソング”(旦那さんはかなりキライなタイプのジャンル)ではなくて、
80年代ロックでBGMをかためたよ!
旦那さんも嬉しそうで私も嬉しかった!!
私はBGMのこだわりがまったくなかったんだけど、
告白されたときにレストランで流れていたエドシーランの”Thinking out loud”と、大好きな映画「About time」のサウンドトラックの”How long will i love you”の2曲だけ入れてもらったよ!
最高だった!!!
ゲストへの想い
それから、結婚式に呼ぶ人を決めなきゃ、となったのだけど、これがめちゃくちゃ難しくて、
「自分のためにわざわざ来てもらうなんて申し訳なさがすぎるよ、、、」
という気持ちでいっぱいだったのだけど、
それでも、
申し訳なくてもなお来てほしい人。申し訳なさを通り越してこの日のこの場所にいてほしい人、絶対に目撃者であってほしい人
そんな人たちを呼ぼうと思って招待したよ!
私はそんなに自己肯定感が高くないから、「自分が好かれている」という自信もなくて、私が定義した「申し訳なくても来てもらいたい人」っていうのが初めはかなり少なかったんだけど、
すごく驚いたのは、
招待する前の結婚報告の段階で「結婚式行きたい!!」と言ってくれた人が予想外に多かったこと!!!!
その中には「めっちゃ来てほしいけど申し訳なさが勝るな、、」って思ってた人もたくさんいて、
結果的に予想より多くの人に来てもらうことになって、人数オーバーで「行きたい」と言ってくれた何人かの友人は誘えなかったほどになったよ。
ありがたすぎみんななんて優しいんだ!!!
外国人の旦那さんの家族も、最初はお父さんとお母さんだけ日本に来てくれる予定だったんだけど、どんどん増えて、結局9人も海外から来てくれて、めちゃくちゃありがたかった。
来てくれた人には本当に感謝してる。
大好きだ!!!最高!!
友人カメラマンとの秘話
それから、カメラマンとして来てもらった友人も、実は「来てほしいけど申し訳なさが勝る」人だったのだけど、
結婚報告をしたときに、この友人が、
”同じような境遇の人がいなくて困ったり悩んだりすることも多いかもしれないけど周りと違う状況にいると言うことはちゃんと自分がしっかり持てているって事で、人と違う道に行かなくちゃいけないわけではないけど、人と違う道に行っても見てくれてる人達はちゃんと見てくれてるよ”
”みきちゃんが毎日いろいろ考えて整理して、自分が大切にしたいこと、大事にしたいことと向き合った結果で、俺は単なる元から変わった人かもしれないけど、みきちゃんは違くて変わった人(ちゃんと個性や自分の大切なものがわかる人)に「なった」んだよ。
毎日に真摯に物事を考えないと変わった人には「成る」ことは出来ないから
凄いことだよ。”
って言ってくれて、
「こんな風に私のことを見てくれてる人がいるなんて感激すぎる!!この人には大切な日をしっかり見ておいてほしい!!!」
と感じて、私の独断でその場で即招待させてもらった。(笑)
結婚式にプロのカメラマンを雇うと、何十万とお金がかかって、それはかなり身の丈にあってなくて背伸びをしているからカメラマンを入れる予定はなかったのだけど、
この友人に対しては、
「この人のフィルターを通した写真を撮ってほしい!!!私のことをちゃんと見てくれている人の目だ!!!」
と思ってカメラマンをお願いさせてもらったよ。
最高に最高の写真が撮れて宝物になった。
写真ももちろんだけど、「この友人に撮ってもらった」っていうことがかなり私には特別で嬉しかった!!!!
そんな結婚式は最高でベストオブザベストだった
結婚式の日は、一週間前まで雨予報だったのが打って変わって快晴で、
たくさんの可愛すぎるお花に囲まれて、
ゲストとの距離も近すぎるほど近くてみんなと話せて、
テーブルも全部回っていっしょにご飯食べられて、
大切な友達にカメラマンをしてもらって、
みんなへの感謝も伝えられて最高だった!!!!
そして、お料理は私の地元の名物と、オーストラリアビーフのダブルメインにカスタムしてもらえて、
受付にはオーストラリアの国花であるミモザをかざってもらって、
会場にもオーストラリアのユーカリとかの植物を置いてもらって、
旦那さんの家族も喜んでて、
私たちだけの結婚式にカスタムしてもらえたことがすっごく嬉しくてかなり特別感が増した!!!!
はじめは結婚式をしたくないと言っていた旦那さんが、
「想像していた何百倍もよかったよ!!!!というかむしろパーフェクトじゃなかった??」
と言ってくれたことがめちゃくちゃ嬉しくて最高に幸せだった!!!(そうだよそれは偶然じゃなくてそう思ってもらえるように私が裏で練りに練ったのだよ!!!と心の中で思ったけどね。)
結婚式という日にこのメンバーで集まれたのは本当に一生に一回だし、
何より、こんなに私事でしかないイベントで、
自分たちだけじゃなくてみんなにも幸せな気持ちになってもらえるなんて、
結婚式は最高すぎる。
結婚式をしてよかった。
一生忘れたくないし忘れられない日になったよ。
人生でめちゃくちゃ特別な日。
結婚式の直後なら死んでも悔いはないなと思ったよ!!
みんなのおかげ!!
スーパーありがとう!!!!!
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