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「上善水の如し」シアタースコラ 演劇の学校

シアタースコラ 2023年11月20日~11月22日
「シアタースコラ」の3ヶ月コース。演劇の学校だ。
 
アンサンブル
バレーボール
仲間チームにボールをラリーしてから、相手チームに打つ。ボールを連続して打ち合う。
適切な力や距離でトスするってめちゃくちゃむずかしい。
自分がやりたいイメージと実際の力の入り具合が違う。

“どれだけびっくりさせちゃっただろう( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )”

"そーれ、ポーン" てな感じで打ちたいのに、"シュッ、ズボッ" てな感じで飛んでいくんだよ。

ラリーするゲーム、強すぎると相手に脅威を与える。”この人のボール危険 (´ε`;) ” という印象を与えれば、円滑にゲームが運ばない。弱すぎても届かない。ちょうどよいところへ渡す。
絶対に届ける、仲間をフォローする、みんなでやっているという信念が必須だ。
 
他にも二人になって、テニスボールをそれぞれ背中側からパスしたり、サッカー足を使ってやってみる。
真剣に遊ぶって楽しい。
適切な運動と瞬時の判断、チームでやっているという意識、生きる基本だね。
 
動きを真似する。
前の人がリーダーになって動きを真似をする。位置が変わればリーダーも変わる。
人の動きをやると、普段自分がやっていない動きをして体が驚いたり歓ぶ。
動きの形、速さ、リズム、硬さ、柔らかさ、いろいろ楽しめる。
自分がリーダーの時、みんなを信じて遊びも入れてみる。まず、”これから遊びを入れるよ”という準備を呼吸や動きでサインを送る。後転したり、徐々に速くなる手旗信号などを入れたりした。相手の流れに乗るのも楽しい。今回はその瞬間瞬間必死だった。これからどのように進化していくのか楽しみ。正確に楽しめたら、やっている側も見る側も楽しい。
 
空間を埋める。
呼吸を合わせて最初の一歩から揃える。だんだん速くなり、遅くなり、止まる。
合わせようとする意識、呼吸を感じる意識、相手や自分を感じ信じる意識、瞬時に察知して行動する意志、生きる基本のようだ。

最初の一歩が揃わない、なんどもなんどもやる。
徐々に何がずれ、何が合っているのかわかってくる。その中に悦びや安らぎが存在する時間が存在し、それはなにものにも変えがたいものとなる。
 
この世に存在するものすべて、私たちで言えば体がいかに精密でハイブリットなものかと実感した。そして、どれだけ周りのものに助けられて生活しているのかを痛感した。
私たちの精密な動きや感覚は、水のように流れて動いているのだ。水はいかようにも形を変え順応して生きている。人間が約7割の水でできているということ、それはいかようにも順応できるようにできるということなのかもしれない。与えてもらった精密な自分を大切にして生かすことができるは自分なのだ。
 
来週も楽しみだ。