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DMM英会話日記

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広告ではありません! オンライン英会話で出合った異文化と心に残る英語表現を綴る国際交流日記。
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#イギリス

イギリスの凄まじい不動産バブルの話。【 #DMM英会話日記 】

イギリスの凄まじい不動産バブルの話。【 #DMM英会話日記 】

今日の先生はイギリス南部の町に住む青年。彼は、イギリスで家を買うというのは、昨今若者にとっては無理ゲーになっているのだと嘆く。

「僕の住んでいる地域の平均住宅価格を教えてあげようか。£561,524だよ。
Average house price of my town is £561,524.」

ええと、日本円に直すと…74,985,084円…、な、7千5百万円! ちなみにもちろんイギリスなので

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今の世論と文化財返還問題がなんとなくリンクした話。【 #DMM英会話日記 】

今の世論と文化財返還問題がなんとなくリンクした話。【 #DMM英会話日記 】

BLACK LIVES MATTERのデモが盛り上がるつれ、アメリカでコロンブス像が倒されたり、イギリスで奴隷貿易を手掛けた資本家の銅像が海に投げ込まれたりと、こと欧米では過去の歴史を大いに反省する流れが加速しているようだ。

この流れを受けてか、今日のイギリス人の先生は、帝国主義時代の自国について複雑な思いを語っていた。
「イギリスのミュージアムは、かつての植民地だった国々の美術品や、モアイ像、

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怒れるイギリス人青年の、カラフルすぎる罵倒英語。 【 #DMM英会話日記 】

怒れるイギリス人青年の、カラフルすぎる罵倒英語。 【 #DMM英会話日記 】

実はこのレッスンを受けたのは、アメリカでジョージ・フロイドさん事件に関するデモが激化する直前だったのだが、結果的に今思うとこの日のイギリス人先生の話は予言的であったなと思う。

この日彼はとても怒っていた。イギリスがヨーロッパの中で突出してコロナの死者数が多いことに、というか世界でもトップレベルに多いことに、心底腹を立てていた。 "I am angry." と言ってから、一呼吸おいて、" I am

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困っている老人を見ても助けられないのが辛い、とイギリス人は言った。【 #DMM英会話日記】

困っている老人を見ても助けられないのが辛い、とイギリス人は言った。【 #DMM英会話日記】

今回の新型コロナウイルスの世界的パンデミックで、こと欧米がひどい状況になっている理由のひとつに、彼らのボディタッチ文化があるとも言われている。

ハグや握手は当たり前で、エリアによっては頬に軽くキスをする「チークキス」の文化もある。それをしないと失礼とさえ思われる社会で、接触感染が基本のウイルスが広がったのも、まぁ無理はなかったのかもしれない。

「日本にはそういうボディタッチ文化がないから、実際

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Amazon以前、買い物は素晴らしい体験だった、とイギリス人青年は言った。【 #DMM英会話日記 】

Amazon以前、買い物は素晴らしい体験だった、とイギリス人青年は言った。【 #DMM英会話日記 】

ウェブ関連の仕事をして20年以上というキャリアのせいか、「若者はデジタル・ネイティブ!」みたいな思い込みが強いのかもしれないけれど、世界の若者は私が思っているよりもずっとアナログを愛しているのかもしれない……そう思い始めたきっかけは、DMM英会話で出会う20代〜30代前半の先生たちとの会話である。

ニューヨークに住む33歳の先生はフィルムカメラを愛している。「現像が上がってくるまでどんな写真が撮

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世界のロックダウンの先輩たちはどうメンタルを守っているか。【 #DMM英会話日記 】

世界のロックダウンの先輩たちはどうメンタルを守っているか。【 #DMM英会話日記 】

テレビも雑誌も、ソーシャルメディアも、新型コロナウイルスに徹底的に占拠されている。さすがに目をそらしたくなりオンライン英会話を口実に世界の窓を開けてみれば、あにはからんや、そちらもまたコロナ一色だったりする。仕方がない、この話題はいまや世界最大の関心ごとなのだ。

しかし、日本よりもずっと激しい完全なロックダウン状況の中で暮らしているヨーロッパの先生たち、私よりもずっと若くまさに遊びたい盛りの若者

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