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シンガー必修のデジタルマーケティング

今日はステイーブと最適なレコーディング環境を目指して機材(DAW)についてディスカッション。シンガーは自宅録音出来た方が絶対いいし、レベルアップにも絶対必要。機材のセットアップで挫折する人もいるけどシンガーのレベルは歌のスキルだけでなくてトータルで判断される。セルフプロデュース力とか。とっくにそういう時代に突入してきているし、メジャーでも随分前のご時世から歌以外のスキルが備わっている方が時間とお金をかかけなくて済むし、アプローチするのに都合良いと解釈している。自分の仕事出来ない事の補填、リスク回避にもなる。インディーズでは超必修。


結局、彼の使用しているLogicから互換性も考えてCubaseに移行する流れになりました。そして最適なレコーディングのセットアップ(HA、インターフェイスetc...)に関して話し合いました。このフェーズで挫折して中途半端な活動、安易に身近にあるその場しのぎの、ごく薄い収益性にあるライブとかチャット課金とかに回避するシンガーが今たくさんいる。そしてアーチストのレベルとしてはそこで打ち止め。逆にここを突破すると更にシンガーとしての質が高まっていく。プレッシャーのかかるレコーディングを繰り返すのと同様に自分で試行錯誤して(仮歌をこなす感じではなく)rec.していく事で理解出来るレコーディングの知識、習得するスキルは計り知れないものがあるのに。


これからモバイル環境はG5〜と回線速度も加速変化していく中でクオリティーの高い作品に変化していく時代を少しでも敏感に察知していれば、とも思う。高いクオリティーのあるアーチストが生き残るフェーズに突入しそうな気配が高まっているから余計に最近のシンガー、アーチストが気になる。
今日やった作業はクリエイターの機材セットアップとしてはごくあたりまえのルーティンだけどシンガーが機材に対する知識を高めるのはレコーディング毎の貴重な経験に匹敵するものではないかと。


一方、デジタルマーケティングの知識のある人がインディーズアーチストに少ないなあ、と、今日のMTGでも出たのですが。歌が上手くて曲が良いビジュアルも良いと言うことずくめのアーチストなのに人気でない、なんてざらにある。運良くマネジメント、マーケティング等に優れた個人、法人に出会える人はいいけど、それは絶対必要な知識なのではという見解で一致。
今日の作業はスティーブがかなりストレスを感じていたので「この作業もとても重要な事だよ」と諭す意味も込めてポストしました。シンガー、アーチストは人にレコーディングしてもらったりライブしたりが楽しいんだけど、あまり好きで無い機材周りの知識やデジタルマーケティングやマネジメントの知識も持っていた方がいいよ、という話。

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