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よく言う「心配」は、全くもって誰のためにもならない。②

こんにちは、3G commit! のみきちです。


前回、「心配」は誰のためにもならないし、むしろ害悪になり得るというお話をしました。


今回は、心配が誰のためにもならない理由を解説していきます。

難しくないので、気軽に構えてくださいね(^^)


まずは、自分自身に対する心配について考えてみましょう。

大事な試験やプレゼン、試合、発表会などを目前に控えていると、以下のよう心配が尽きない人はよく見かけますよね。

「対策も練習も念入りに行ったけど…
本番で頭が真っ白になったらどうしよう、
何かトラブルに巻き込まれたらどうしよう、
重大な忘れ物をするかもしれない、
本番当日に限って体調を崩すかも…」


このような方の心を占めているのは、「上手くいかないかもしれない」という不安です。

不安という心理状態は、私たちを成功から遠ざける神経系に導き、本来のパフォーマンスを著しく低下させます。

…というのも、脳の無意識では、この不安状態を「生きるか死ぬか、戦うか逃げるか」という生命の危機であると認識するからです。


大脳辺縁系が優位になり、視野が狭くなり、短絡的で、落ち着きがなく、パニックで感情の起伏が激しくなりやすい。

こんな状態で成功しようなんて、自らハードモードな人生を選んでいるに等しいですね😅

心配って碌なもんじゃないんです(笑)



そして次は、他人を心配する場合の心理について考えていきましょう。


親が子を心配する場合なんかは、以下のようなパターンがよく見られます。

皆さまも、親から似たようなことを言われた経験があるかもしれません。

「うちの子は勉強嫌いで学校の成績も悪い…
こんな状態で大丈夫なの?
このままでは社会で生きていけないんじゃない?
ちゃんと勉強させないとダメだよね、
塾とか行かせた方がいい?
少しは忍耐力もつけさせないと…
将来この子が困らないようにするには、どうすれば良いんだろう…」

一見、子どもの将来を思い遣っているように見えます。

当然、我が子を大切に思う気持ちはとても素晴らしいですね☺️

しかし、大切な存在だからこそ、このような心配は当人のためにならないのです。


一つ目の視点として、「不安になっているのは誰か」が重要です。

前半でもお話しした通り、不安はパフォーマンスを著しく低下させます。

今回の親子の例で見てみると、不安を感じているのは子どもではなく、その親です。

子供の意思に関係なく、親が勝手に不安になって、大脳辺縁系優位に情動を発火させているだけなのです。

キツい表現ではありますが、これが事実なのです。

マジで、「あなたのために心配しているの!」という決まり文句は嘘っぱちで、外野が勝手に騒いでいるだけの要らぬお世話です(笑)


二つ目の視点として、「このままで大丈夫?」の裏に隠れている言葉に意識を向けると、更に大きな罪が見えてきます。


「このままで大丈夫?」という問いを言い換えると、「今のままではダメなんじゃないか」になります。

少しだけマイルドな表現にしてますよ〜(笑)

つまり、我が子に対して「今のままでは生きていけなくなる」という想定をしているわけです。

その人の未来における可能性に対して、他者が勝手に限界を決めつけているのと変わらないのです。


親が勝手に心配しているだけならまだしも、本人に「あなたちゃんと勉強しないで大丈夫なの???」とか言ってしまう親も多いですね。

それって、「あなたはもっと勉強しないと、"大丈夫" にならないでしょ?」と言っているのと同じなのです。

本来「あなたなら大丈夫!」と言ってあげればどんどん伸びるものを、「お前は能力がない、もっと努力しろ」という情報を浴びせているのです。


他者から「お前には価値がない」と言われ続ければ、いくら能力がある人でも「価値がない人間」になってしまいやすい。

ましてやそれが親からの言葉なら、子どもが受ける影響は絶大です。

世間でよくある心配は、本来の能力や可能性を潰しかねない害悪なのです。


…ちょっとアツくなりすぎましたが、他人を心配するくらいなら、まずは自分が落ち着いてリラックスした方がいいのです😅


そもそも、「心配」と言う言葉は「心を配る」と書きますよね。

本来の心配とは、不安になって情動を振り翳すことではないのです☺️


次回は、人生が上手くいくようになる、本来の心配の仕方をご紹介します。

これができるだけで、自分も周囲もドンドン素敵な人生を送れるようになります♪

ご期待あれ〜!




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