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自分の「スキルス胃がん手術記念日」に思うこと
一昨日になりますが、毎年5/26は私の手術記念日。今年で6周年です
2015年4月25日に突然スキルス胃がんの告知を受け、初めての入院・手術で胃を3/4摘出した日なので、毎年その時は思い出してあの時経験したこと、や思ったことを忘れてないか?と自分に問いただします
恐怖と不安を抱えていた日々
48歳で死ぬのかもしれない、と思って過ごした日々
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抗がん剤治療が必要となった場合、仕事が続けられないのでは?という不安を抱えて、周辺リンパ等への転移の結果を待ちながら恐怖の中で過ごした日々
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無事社会復帰したけど、食べ方次第で気分が悪くなるので、食事と食後がめちゃくちゃ怖かった日々
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3ヶ月に一回の血液検査、年1回のカメラ、造影、CT検査の度に、結果を聞くのにドキドキした5年間
あの日から去年の完治報告を受けた日まで、ずっとずっと心のどこかで不安で再発を怖がっていた私がいました
胃と腸と食道にもっと敬意を払わねば
在宅勤務で食生活がかなり酷い状態になっている昨今、コンビニしか行けないし、夜1人で家で過ごす間中、何かを食べていないと落ち着かなくて、ちょっとストレス食いみたいな毎日
せっかく残った1/4の胃と、その役割を学んで代わりに担ってくれている腸に、間違いなく負担をかけている。そして、少しでも食べすぎると速攻負担のかかる食道にも…
コロナのせいにしてはいけないけど、この緊急事態宣言が続く中で、まともな食事を摂れないのは、私の料理への興味の無さのせいだけではないようです
反省しないとだ…
でも、何よりやっぱり早くお気に入りのお店で外食をさせてほしい…
ストレス軽減は大事、マインドフルな職場に感謝
何よりも、仕事に感謝。これを忘れてはならない
利害関係は証明できないですが、胃がんが見つかった時、人生で一番酷い職場の人間関係状況に頭を抱えていました。頭を抱えるだけでなく、腹を立てて、人を憎んで、本当に精神状態が最悪でした
そういう状況に追い込まれた事を人のせいにしていたあの頃
やはり人は変わらないのだから、自分が変わることでその状況を変えていく必要があったのにね、と、今頃やっと理解出来るようになりました
そして、術後約2年半後に転職をして、今の会社で3年半が経ちましたが、本当に良い会社。マインドフルな組織に出会えて感謝しています。感謝を忘れてはならないですね
あの何とも言えない気持ちを思い出そう
当時闘病ブログ化していたexblog…術後5日目のブログにこう書いていました
病室から大都市東京が見えるんです。
写真左の方から、新宿、渋谷、六本木、その奥にスカイツリー、そして右に東京タワー。
写真に入りきれてない左側にいくと、よく走ってた駒沢公園と、駅の方が。
毎日一望できるという、素敵なお部屋。
入院してもう3日目にはベッドからビル群を見て思ったんだよね。
早くあっちに戻りたい…って
病名を知ってから暫くは、仕事でのストレスのせいだ、何か自宅で仕事できないかなと真剣に考えてたはずなのに。笑えますね^_^;
この時感じていた、あの言葉にならない想いと気持ちを忘れてはいけない
とにかく全てに感謝
年に一度、生きているだけで儲けもの!と、そんなふうに毎日に感謝する事を思い出させてくれる日があるのは、私にとってとても大事なこと。ピロリ菌の検査で悪質なスキルス胃癌を超早期に見つけてもらって、あの8時間の手術と術後のケアのおかげで、今こうしていられること…日々の小さなことで振り回されず、全てに感謝を忘れずに居なきゃです
いつも、いろんな話に付き合ってくださっているnoteのフォロワーの皆様にも、本当に毎日支えられています。改めて感謝です!!!
当時のブログ:
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