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サッカー産業MBAのレポート課題について

皆さん、こんにちは。Mikiです。

今月から、ライティングに特化した英語サービスをスタートしています。

今回の記事では、私が2019年度に受講したリバプール大学院のサッカー産業MBA(=FIMBA)で取り組んだレポート課題について、振り返りたいと思います。

FIMBAの授業概要

FIMBAの授業は毎年秋に始まり、翌年の春に終了します。年度によって細かいタイミングは変わりますが、私の場合は9月末から始まり、翌年5月頭に全ての授業が終了し、その後、論文課題へ移行していきました。

さらにその期間中に冬休みと春休みがあるため、実質授業に出ているのは9月〜12月(前期)と1月〜3月(後期)、約3ヶ月×2学期の合計6ヶ月の間に、合計12の授業を受講しなければなりませんでした。

スケジュールとコース内容の詳細に関しては、次の記事を参照ください。

FIMBAのレポート課題

1つの授業は4週間あるいは8週間で終了し、それぞれから1つ又は2つの課題が出されます。

中にはグループワークでプレゼンでの発表が課題になるものもありましたが、他の類似コースと比較して、レポート課題に取り組む比率が高いことが、FIMBAの大きな特徴になります。

受講者は、2-3つの授業を並行して受講しながら、同時に2-3つの課題に取り組みます。授業自体は終了しても、課題の提出期限がその後にあることも多く、期間中は常に何かしらの課題に複数取り組んでいる、非常にインテンシブな環境でした。

課題の難易度

私自身、FIMBA受講前にアメリカの大学で4年間を過ごし、ある程度の英語力は身についていました。それでも、このレポート課題ではそれまで経験したことのない難しさを感じました。

1つの課題は2000字〜3000字で、内容は企業分析や提案書など、ビジネスのシーンで実際に必要とされるテーマが多くありました。一方で、参考文献など引用しながら作成するアカデミックの要素もあるため、ビジネスとアカデミック両方の知識やスキルが必要となります。

また、大学としてはすでに受講者に基礎力が備わっている前提でプログラムが構成されているため、授業中にレポートの書き方を教わったり、先生が進捗を気にしてくれたりすることはありません。

ゼロから自分で学ばなければならないことや、自分から発信しないと誰も助けてくれない状況が、より難しさを感じた理由の1つでした。

あくまで一例ですが、私が在学中に取り組んだレポートを、以下の記事からダウンロードできます。

論文について

受講コースの最後にあるファイナルプロジェクトが論文形式であることも、FIMBAの大きな特徴になります。

こちらの記事で紹介した、FIFAマスターを含む他のサッカー(スポーツ)プログラムでは、グループで取り組むプレゼンテーションが最終課題になります。その中でFIMBAが唯一、論文形式を取っていることになります。

論文課題では、約8000字のレポートを約4ヶ月で取り組みました。さらに、多くの受講者が選択するWork Based Projectでは、企業でインターンをしたり、企業に対しても別途レポートを提出したりするため、実際論文にかけられる時間は限られてきます。

当時私が取り組んだ論文に関しては、以下の記事で詳しく振り返っています。

さいごに

ここまで、FIMBAで取り組んだレポート課題について振り返ってきました。難しい印象を持たれた方もいるかもしれませんが、実際は世界中から様々な英語レベルの人が集まり、みんな初めは不安に思いながら、苦戦しながら課題に取り組んでいました。

それでも徐々に慣れていき、後期が始まる頃には、それぞれが自身のペースを掴んで取り組めていたと思います。最終的には無事、全員揃って卒業を迎えることができました。

私自身、レポート形式でのライティング力を飛躍的に伸ばせたことが、FIMBAで得られた大きな収穫の1つであったと感じています。

レポート作成には単なる英語スキルだけでなく、情報収集力や構成力などの要素も含まれています。ビジネスのシーンで必要とされるスキルを磨いていくことで、FIMBAのようなアカデミックな環境にも活かされることを実感しました。

私自身、こうしたFIMBAでの経験を活かしたいと思い、今回、ライティングを中心にした語学サービスをスタートしました。まずは短いレポートに取り組んでみるなど、それぞれのレベルに合わせて内容をご提案できたらと思います。

6月中は無料体験を実施しておりますので、ぜひお気軽にお申込みください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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