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共感・共鳴しやすい方のセルフコントロール術 | 痛ましい事件のニュースを受けて

先日本当に心苦しい事件が起きてしまいました。無念でなりません。
苦しくツラい気分になり精神的に大きなショックを受けた方が多いのではないでしょうか?
私自身が非常に共感・共鳴しやすく、ニュースなどで痛ましい事件を見聞きすると気分や体調が悪くなります。私のように人に直接触れる機会の多いお仕事をされる方などはおそらく共感・共鳴力の高い方が多いと思います。
普段の仕事においては非常に必要な素質なのですが、その分ネガティブなニュースなどを受けるとダメージも大きいのでコントロールするスキルが必要だと痛感しています。

私の心情や体調の変化も併せて行ったセルフコントロールをお伝えしていきます。

心のざわつき、思考の支配

そのショッキングなニュースは施術後帰りのお支度をなさっているお客様から入ってきました。
その信じられない事実に心がざわつきはじめ、思考が支配されてしまいます。なんで?どうして?なんで?こんなに少しの情報のインプットで思考が支配されてしまうほどのショッキングなニュースでした。
ですが、ここで気をつけたのがこれ以上なるべく情報を入れない
いうことです。午後も仕事が続きます。ネガティブな思考に支配されてしまうとその情報は確実に手を通してお客様へと伝わってしまいます。
しかし、その後もいらっしゃるお客様が口々にそのショッキングな出来事を詳細に教えてくださいます。施術前にその話題で持ちきりにしてしまっては私の思考どころか、せっかく快のサービスを受けにきたお客様の思考もそのネガティブな情報でいっぱいにしてしまいます。
ですから、あえてなるべく早い段階でその会話を遮断し違う話題、もしくはマッサージの手の動きに集中させる必要があります。

心のざわつきは身体のこわばりへ

このショッキングでネガティブな情報は心と思考を支配しすぐに身体のこわばりをもたらしました。首肩デコルテ部分が不安感でグッとこわばりはじめ、喉の詰まり、胸の詰まりを感じました。
首周辺の強いこわばりは首の横じわも作ってしまいました。
出来立ての首の横じわ対策方法は私のYouTubeに載せてますので興味のある方はどうぞ。

情報インプットを最小限にとどめてセルフコントロール


感情思考をセルフコントロールする上で、先にも述べたように入ってくる情報をなるべく少なくするということが必要です。
私はそこから丸二日間テレビをつけずに過ごしました。テレビの情報番組はこのようなネガティブなにニュースがあるとその話題で持ちきりになるからです。一般人がこの情報番組を見続けることは、事件の解決にもなりませんし、情報番組を見ることが故人を悼むとも思えません。聴覚的視覚的に脳内にネガティブな情報を入れ続けているだけです。そしてその話題で持ちきりになる社会の輪をネガティブな色で染めているにすぎません。

アウトプットも最小限に

不安な気持ちを共有することで少しだけ安心感が生まれます。
ですので多少のアウトプットは必要です。しかしそれをアウトプットしすぎることは決してよくありません。人はインプットした情報をアウトプットすることでさらに脳内に情報を強く刻み込んでいくからです。
ましてセラピストや快のサービスを提供する仕事をされている方はお客様に対してそのようなアウトプットをしてはいけません。共通の話題として成立しやすいですが話の内容は施術内容に確実に影響するものです。留意しましょう。

体を動かす・汗をかく

普段セルフケア方法で顔に触れて安心感や安堵感を与えましょうとお伝えしていますが、自分自身が強くネガティブな情報を受け取り思考が支配されていることを自覚している場合、自分で肌に触れても安心感や安堵感を与えるのは難しいかもしれません。
そんな時は強制的に体を動かし汗をかくというのがとても有効です。
なんで?どうして?というネガティブな情報が頭にいられなくなるぐらい必死に走ること・体を動かすことだけを頑張ります。
気血水とは常に連動しています。
シンプルに説明すると
気→感情や思考のこと
血→血の巡り筋肉など
水→リンパの流れ、汗など
感情や思考が支配されどうにもならない時には、それ以外を動かしてあげることに徹しましょう。


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