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飲食店で気になった設計

先日、子供たちと一緒に遊びに行き、その日のお昼ご飯はカフェに入って食べました。そこで、気になったことがあるため、今回はそのお話をします。

飲食店で気になったこと、それは商品の受渡口と返却口が一緒だったことです。このようなお店は初めて見ました。その飲食店はセルフサービスのお店でした。注文時に呼び出しベルが渡されます。その呼び出しベルがなったら、注文したものを受渡口に取りに行き、食事が済んだら、自分で返却口に返しに行くと言うシステムでした。

受渡口と返却口が一緒

その日は、お昼時間の行ったので、かなり混んでいました。そのため、お客さんの入れ替わりもそれなりに多く、返却口には食べ終わった食器や使ったトレイが並べられています。食べ終わったものなので、そこまで綺麗ではありません。呼び出しベルが鳴り取りに行った時には、その汚れた食器やトレイの奥に、私が注文したものが厨房側に置かれていました。

食事や飲み物が置いてあるトレイを持とうとしても、手前に汚れもののトレイや食器があるため取れません。そのため、店員さんに「すみません、返却した食器があって食事のトイレが取れません。」と伝えたところ、店員さんが気がつき、返却された食器やトレイを片付けてくれました。しかし、片付けるときに、私の注文した食べ物たちの上に、食べ終わった食器たちが通るので、正直水分が滴り落ちたりするのではないか、汚れた紙ナプキンが落ちるのではないか、と正直ヒヤヒヤしました。そして、返却されたトレイや食器がなくなったため、取りやすいようにと、店員さんが受取口の手前に私の注文した食べ物が入ったトレイを置いてくれました。店員さんにお礼を言い、トレイを持った瞬間「あれ、濡れている。。。。」なんと、トイレが濡れていたんです。きっと、返却されたトレイや食器が汚れていたんでしょう。見事に私の手も汚れてしまいました。さすがにこれを持ってテーブルに行くと、テーブルも汚れてしまうので、店員さんに「トレイが濡れているので変えてください」と言って、トレイを変えてもらいました。

今回学んだことは、飲食店で受渡口と返却口を一緒のお店に設計すると、衛生面に問題が出てくる・店員さんの労力も余分にかかる・お客さんの気分も悪くなると言うことです。改善点としては、もし返却口しか作れないほどの小さなお店であれば、商品の受け取り口は作らず、レジで受け渡しをやればいいのでは無いかと思いました。サービスエリアやフードコートでもそういう設計になっているところは多いと思います。私がお店のスタッフであれば、今からでもそうしたいところです。私は、飲食店を開く予定はないですが、相手の立場になって考えることの重要性を認識しました。

今回は、「気になった飲食店」についてでした。

※noteを20分で記載する「20分チャレンジ」実施中。

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