「怒りたい」種

きっと　心の中に
「怒りたい」種を持っていて
ここは怒るべき
これは怒っても許されるはず
そんなことされて怒らない方がおかしい
そんな言葉を心の中で　その種に与えつつ
育ててしまう時を過ごし
いつしか自分で制御出来ないほどに
その種は膨れ上がり
自分自身をも呑み込んで
周りも自分も　傷つけていく　のだろう

怒りはある種のカタルシスであり
「これでは嫌だ。でも私には何も出来ない。お前（たち）は私を助けるべきだ。」という
とても未熟な敗北宣言でもあるのだと
しっかり理解しておこうと思う