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長いつぶやき

どうにも悲しいことは、再発防止対策を立てようが少し時間が立とうが、それとは別に厳然と「悲しい」として居る。氷の球みたいなものだ。
自分が「そのことを悲しんでいる」とがっちり認めて、その球と一緒に居るしか手はない。
いちいち痛いし泣けてくるし、結構しんどいことなんだけど、結果的にはそれが一番立ち直りが早いし、他に余計なことをしでかさなくて済むのだ。

娘が「海で死のうとした」なんてことを帰ってきて伝えてきたら、驚くしショックだし悲しいし嘆くし怒るし。そりゃ私としては正当な感情だろうよ。でも、あの時彼女のためにそういうの全部フリーズさせて胸の奥に押し込んだんだよ。後になってしんどくても、そりゃ仕方無いんだよね。
むしろあの時咄嗟に最小限の反応で済ませた自分に「よくやった」と言うべきなのかもしれない。

彼女は「怒られるかと思った」と言ったのだ。

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