母は62歳で脳梗塞で倒れて要介護認定、その後に父も認知症で要介護になりました。最初は両親でなんとか暮らしていましたが、程なく長女である私が介護のあれこれを引き受けざるを得ず……。…
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#3世代同居
両親2人とも要介護だった⑯
父も入れた5人での転居先での暮らし。
夜勤もあるダンナと認知症の父では
何かと摩擦が起こりがちでした。
その時にケアマネさんが教えてくれたのは、
最近になって新しい特養ホームやデイサービス、
泊まりでのケアも引き受けてくれる「小規模多機能ホーム」
と言う施設も増えて来ていること。
特養ホームにまだ入所が出来ない要介護度が低い父には
もし多少の介護費用の負担が増えても良いならば
そ
両親2人とも要介護だった⑰
父を通所デイサービスとショートステイを組み合わせて使える
「小規模多機能ホーム」という所に入所させる事に決め、
新しい施設での父の新たな毎日が始まりました。
初めの頃は週に2日くらいは帰宅し、
昼間はデイサービスで夕方は帰宅する、
それ以外の日をショートステイに。
その施設にも馴染んできたようなので、
徐々に帰宅の日を減らしました。
スタッフさんたちの適切な関わりで
父も施設では
両親2人とも要介護だった⑱
数年前に救急搬送され、盲腸炎の緊急手術。
2ヶ月ほどの入院を経て退院した母。
退院はしても元の施設に逆戻りしただけで
自宅に戻れる訳ではありません。
私たち夫婦でその後よく話していたのは
「あの時亡くなっていたら、
私たちもちょっとは悲しかったかもしれない」
ということ💦
あまりにも長期間になった母の介護生活、そして酷くなる父の認知症とそれに伴うお金の心配。私たち家族の負担があ
両親2人とも要介護だった⑲
母が亡くなり、病院との打ち合わせどおり
葬儀の場所に搬送され、お葬式のやり方や
日時等の詳細も決めました。
母は亡くなりましたが、正直私は涙など全く出ませんでした。
「やっとやっと終わった❗️本当に長かった❗️」
そう思って心底ほっとしただけでした。
後悔や自責の念もありません。
自分がやれる事は自分なりにすべてやったのです。
母が亡くなったことは施設に入っている父には
結局知らせ