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VIデザインとロゴデザイン - 札幌市南区のブランディング


課題概要 「VIに基づく南区のブランディングとデザイン」


1年次に履修したデザイン基礎科⽬(表現技法やアイディア発想法)等をふまえ、より実践的なデザイン課題に取り組む。学外機関からの依頼という想定で、ターゲット・コンセプトの設定、アイディア発想、制作、まとめ、プレゼンというデザインワークフローを体験する。


制作期間


1ヶ月半


コンセプト 「南区を"色"で表す」


今回、南区を「色」で表すというテーマでデザインを考案した。

南区は山がとても多く、住宅街でも自然を身近に感じることができる。その山並みももちろんだが、山々に茂る木々や、その周辺に咲く花々によっても、自然を感じることができる。おそらく札幌で一番、生活と自然が密に感じられるエリアではないかと思う。また、街にはアーティスティックなオブジェもあり、高いところからは札幌の夜景も望むことができる。

これら私が感じた南区の特徴を「色」で表すと、

緑:山並み・それらの木々
赤:花々・チューリップ・アート(石山緑地のオブジェ)
黄:紅葉・四季の移ろい
橙:夜景・雪あかりのアイスキャンドル
青:水・川・ダム

というように表すことができ、これらの色をベースに、南区を包括的なデザインによってブランディングしたいと考えた。

note用スクショ_アソートカラー


ロゴデザイン


前述の南区「色」をベースに、自然を象徴する木・水の流れをモチーフにロゴを制作した。

色と自然を象徴する木を手書き風の円で表し、その下に水を青色の波で表現した。南区という木が豊かな水によって大きく育ち、住民の和(色の円)が何重にも広がり続けていくように、という願いをこめ、制作した。


ラフスケッチ

note用スクショ_ラフスケッチ


制作したロゴ

note用スクショ_ロゴマーク


啓発品① 「シリコンバンド」


南区の「色」の4色でカラー展開するシリコンバンドを提案する。

ロゴで表した手書き風の円と青色の波をメインにデザインし、全体的に着用して爽やかなイメージを与えることができるデザインになったと思う。特に、手書き風の円は爽やかな印象になるよう、今回は南区がの「色」の青の要素でもある、水泡をイメージして配置している。

シリコンバンドは安価かつ、カラー展開が容易な製品である。この特質を活かし、啓発品として4色で展開することで、全色揃えたいという収集意欲を掻き立たせ、イベント等へのリピートも見込めるのではないか。また、カラーを多数用意することで、ガチャガチャの機械に入っている外観・見た目もカラフルで、子どもを中心に好奇心を引き出せるのではないかと思う。

シンプルかつ可愛らしいデザインにすることで、普段使いでき、それによって日常から着用し、南区のことを意識することができるのではないだろうか。このことで、住民の和(シリコンバンドの輪)が何重にも広がり続けていくように、さらには南区民と南区を愛する人たちの証になるように、という願いをこめ、制作した。

note用スクショ_シリコンバンド


啓発品② 「うちわ」


デザイン案1つ目のデザインが実際にうちわデザインとして採用となった。

ロゴで表した手書き風の円と青色の波をメインにデザインし、全体的に着用して爽やかなイメージを与えることができるデザインになったと思う。特に、手書き風の円は爽やかな印象になるよう、今回は南区がの「色」の青の要素でもある、水泡を全体に渡ってイメージして配置している。

他の作品に関しても、ロゴやVIをより広い意味で捉えてデザインを行なった。

note用スクショ_うちわまとめのコピー


雪あかりイベント フライヤー


雪あかりのイベント全体として、地域に密着したイベントならではの「温かみ」「温もり」を感じられることから、イベントのメインである、アイスキャンドルの写真を大きく背景に用い、イベントのテーマが一目でわかるようにした。また、南区の「色」のオレンジを効果的に見せることも意識して、この写真を用いた。

昨年度、雪あかりのイベントに参加・携わった者として、このイベントが地域の優しい・安心できる雰囲気づくりにも貢献していることから、そのことを表せるよう、温かみのあるキャンドルの灯を配置し、より暖かいイベント、ほっこりするイベントになるように、という願いをこめ、制作した。

note用スクショ_ARTOUフライヤー


制作物のまとめ

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