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【スケアード・ニンジャ・アンド・クレバー・パイソン】 2 (忍殺TRPGソロアドベンチャーシナリオ4より)

前回までのあらすじ:トーフ業界の大手企業、ニルヴァーナ・トーフ社のトーフ工場が武装アナキストによって襲撃された。偶然にも工場ではネオサイタマを牛耳るニンジャ組織ソウカイヤの首魁ラオモト・カンの実子ラオモト・チバが視察の最中であり、ソウカイニンジャ達にチバ救出の緊急指令が下る。そんな中、たまたま工場から最も近い位置にいたニュービーニンジャであるスケアードパイソンにも指令が下るが、著しく知能が低く、ミッション遂行能力に乏しい彼に下された命令は「工場に突入してアナキストを殺せ」だけであった。左腕から生えたバイオパイソン、カシコイと共にスケアードパイソンはトーフ工場に乗り込む・・・

【スケアード・ニンジャ・アンド・クレバー・パイソン】 2

「ウオーッ!」BLAMBLAMBLAM!「アバーッ!」「コロセー!」「アイエエエエ!」「トーフ!トーフ!おいしい!」BLAMBLAMBLAM!「アバババーッ!」「ウオーッ!」

暴動開始より20分。普段ならばトーフ・プレス機の規則正しい機械音、労働者の粛々とした作業音、そして清潔さ溢れるバイオの香りで満ちているトーフ工場内は、アナキストの怒声と労働者の悲鳴が響くアビ・インフェルノ・ジゴクと化していた。

拳銃や角材、バットやチェーンソーなどの凶悪武器で武装したアナキストが逃げ惑う労働者を殺戮し、僅かに残った武装警備労働者がマシンガンで応戦する。撒き散らされた銃弾と暴力はトーフ生成機械を破壊し、噴出したトーフ原液が床に倒れる死体に降り注いだ。

バイオ保存料やバイオ着色料のタンクが銃弾で貫かれ、漏れ出た液体は空気に触れて発火し、工場内をゆっくりと炎で包んでいく。いくつかのタンクからは有毒ガスも噴出しており、釣り上げられたマグロめいて痙攣するアナキストや労働者の顔色はどす黒い紫色に染まっていた。

「トーフ!おいしい!おいしい!」暴動のドサクサにまぎれて乱入したニルヴァーナ・トーフ・マニア達がパッケージング前のトーフを貪り食う!「イヤーッ!」「グワーッ!」それを棒で叩くのは「本物のトーフが好き」「自然派」とショドーされたノボリを背にしたサカイエサン・トーフ・マニア達!「大豆・オフはファック・オフ!」

彼らは神聖なるオーガニック・トーフであるサカイエサン・トーフ社のシェアを100%にするためこの邪悪なるケミカル・トーフ生成施設を破壊せんと暴動にまぎれて乱入したのだ!「スッゾコラー!ノー・大豆、ノー・アレルギー!ケミカル万歳!」「グワーッ!」ニルヴァーナ・トーフ・マニアも反撃!「非オーガニックのスカム豆腐を撲滅せよ!」「オーガニック狂信者の息の根を止めろ!」戦いが始まった!

「アイエエエ・・・コワイ・・・コワイ・・・」元気いっぱいで工場内に突入したスケアードパイソンは、目の前に広がるマッポートーフカリプス的惨状を見て即座に半泣きになった。ジゴクめいた工場内で蠢くのは労働者とアナキスト、それにトーフ・マニアのヨタモノだけ。彼らは家族ではない。つまりここには敵しかいないのだ。「もう帰りたいよぉ・・・」床に座って泣く。

「シューッ!」左腕のバイオパイソン、カシコイはスケアードパイソンを叱るように息を吐いた。それでもなお動こうとしない彼を見ると、彼女はその巨体で床を這い進みはじめた。

「アイエエエ・・・カシコイ、ひどい・・・」カシコイに体格、重量、筋肉量の全てが圧倒的に劣るスケアードパイソンはへたりこんだままズルズルと引きずられていく。その様は予防接種を受けに行くのを察して抵抗する犬と引き綱を引っ張る飼い主めいていた。

元々頭の良かったカシコイはスケアードパイソンと生体接続されたことでより高い知性を得た。ニンジャの体を通して供給されるカラテとマグロ・スシによるDHA摂取が彼女の体とニューロンを活性化させ、ニンジャアニマルめいたカラテと知性を獲得させるに至ったのだ。スケアードパイソンに憑依したコブラ・ニンジャクランのニンジャソウルと、ヘビであるカシコイとの相性の賜物である。

ゆえに彼女は焦っていた。スケアードパイソンの受けたバイオサイバネ手術にかかった費用はふわふわローンで借りたものであり、返済期限はあと僅かであったからだ。無論ヘビであるカシコイには詳しいことはわからぬ。わからぬが、カネというものが人間の社会において重要なものであり、カネが無くては何もできず、カネを返さねば殺される程度のことは、16年間人間社会で暮らしてきたことで本能的に理解していた。

自分とスケアードパイソンを繋ぐ手術には莫大なカネがかかるはずだが、彼も彼女もそんなカネは持っていない。それなのに手術が為されたということはカネを借りたことになる。借りたカネを返さねば殺される。カネを得るには働くしかない。父亡き後、スケアードパイソンが慣れぬ社会で必死に働いてカネを得たように、ソウカイヤで働くことによってカネを得て、カネを返さなければならない。DHAによって活性化したカシコイのニューロンはスケアードパイソンよりもずっと論理的に物事を整理できる。

ちらと後ろを振り返ると、スケアードパイソンはヒザを抱えてシクシクと泣きじゃくっていた。この小さく(カシコイの体長は生体接続のため切断された現在でも800cmを越える)弱く手のかかる弟を守らねばならぬ。家族が大事。他はみんな敵。彼女と弟を育てた父親が何度も繰り返した言葉を、カシコイは動物的本能で理解し、実践していた。弟を守る。弟を攻撃する敵は殺す。彼女にとってはそれが全てで、ずっとそうしてきたし、これからもそれは変わらない。

「シューッ・・・」工場内をしめやかに這い進みながら辺りの様子を窺う。誰を殺せば弟を守れる?どいつを殺せばカネが手に入る?賢明なる姉は先ほどの通話の雰囲気、弟の様子から弟に与えられた仕事を推察する。この弟が理解し、且つ実行できることと言えば殺すことくらいだ。ゆえに誰かを殺すのが仕事であるはずだ。誰を殺せば・・・

「ウオオオオーーーーッ!?なんだこの化け物は!?」

突如として響き渡る怒声!通路を曲がったところで角材武装アナキストと遭遇したのだ!左肩から生えた大蛇に引きずられて泣きじゃくる枯れ木めいた大男にアナキストは困惑気味に狼狽!「アイエエエ!?」他者の無遠慮な感情に晒されたスケアードパイソンは号泣!

「ヘビなんか生やしやがってどういうつもりだテメェーッ!?」血と暴力と違法薬物によって興奮したアナキストはNRSをものともせず手にした角材で殴りかかる!「アイエエエ!」襲い来る敵意と暴力になすすべなく頭を抱えるスケアードパイソン!その無防備な禿頭に容赦なく角材が振り下ろされ・・・

カラテ判定:1,1,2,4 【成功】

「シューッ!」「グワーッ!?」

瞬間、アナキストは脇腹に凄まじい衝撃を受けて吹き飛んだ!「ゴボーッ!」胴体の骨はあらかた粉砕され、内臓の尽くが破裂し、「アバーッ!」そのまま10mほど離れた壁に激突!天井付近の高さに叩きつけられたアナキストは原型を留めぬほど損壊し、血と臓物と脳漿で赤い線を引きながらずるずると床まで落ちてきた。まるで暴走するオスモウ・トレーラーに跳ねられたかのような有様だ。

「シューッ・・・!」カシコイは怒りに燃えた目で元アナキスト現たんぱく質を睨みつけながら鎌首をもたげてヘビ・ザンシンした。アナキストの角材が振り下ろされる直前、彼女はその巨体を思い切りしならせ、ムチめいた横薙ぎの体当たりを見舞った。巨体にみっしりと詰まった筋肉、本体であるニンジャから供給されるカラテ、そしてヘビならではの柔軟性を活用した恐るべき一撃が、音速に迫る速度でアナキストを襲ったのだ。

ゴウランガ・・・!カシコイが今放った打撃こそは、コブラニンジャ・クランの用いるコブラ・カラテそのものに他ならぬ!スケアードパイソンに憑依したニンジャソウルであるコブラニンジャ・クランは、ヘビの素早さ、しなやかさ、力強さ、狡猾さを取り入れたカラテ体系・・・即ちコブラ・カラテを生み出した。

人体とは全く異なる構造であるヘビの動きを模したカラテを実現するために、彼らは体の柔軟性を追求し、全身の間接を外すなどの努力を重ね、コブラ・カラテの完成度を上げていった。中には腕や頭、あるいは全身を巨大なヘビそのものにヘンゲさせてコブラ・カラテの真髄を追求するニンジャすらいたという。ヘビそのものであるカシコイがコブラ・カラテを高いレベルで使いこなせるのは自明の理であった。

ニンジャとなったスケアードパイソンと生体接続したことで、左腕のカシコイにニンジャソウルの影響が出るのは当然の理屈と言えよう。流れ込むカラテ、憑依したニンジャソウルとの相性の良さ、そして弟を攻撃する敵への決断的殺意によって、カシコイはコブラ・カラテに目覚めたのだ!

「アイエエエエ化け物ーッ!」「殺せ、殺せーッ!」「ウオーーーッ!!」

騒ぎを聞きつけた武装アナキスト達が、手に銃や火炎放射器や手榴弾を持ってスケアードパイソンを囲む!「シューッ!」弟への敵意を嗅ぎつけたカシコイは瞬時に理解した!こいつらが敵だ!こいつらを殺すのが仕事だ!こいつらを殺せばカネが手に入る!家族以外はみんな殺す!殺せば全てがうまくいく!

「シューッ!」「グワーッ!?」銃アナキストに巨体を伸ばし、巻きついて捕縛!「ウオーッ!!」火炎放射アナキストが炎を撒き散らす!「シューッ!」「アバ、アババーッ!?」捕縛した銃アナキストを振り回して炎を散らし防御するカシコイ!人間と共に育った彼女は火を全く恐れぬ!ちらと振り返って弟の無事を確認すると、火だるま銃アナキストを火炎放射アナキストに投擲!「グワーッ!?」衝撃で燃料タンク破損!引火!「アバーッ!」「アババーッ!」床を転がる火だるまアナキスト二人!

「アイエエエ!死ね!死ねーッ!」恐怖で錯乱した手榴弾アナキストは自爆の可能性も忘れてピンを抜こうとする!カシコイは動物的本能で瞬時に危険を察知!己のカラテと流れ込むニンジャソウル、そして動物的本能によって取るべき手段を即断!

「カーッ!」「アイ・・・エ・・・!?」

甲高いヘビ・カラテシャウトと共に発せられた鋭い眼光が、今まさにピンを抜かんとしていた手榴弾アナキストの体を完全に停止させた!これこそはコブラ・ニンジャクランの得意とするミスティック・ニンジャ・アーツ、カナシバリ・ジツ!ネズミやカエルを射すくめるヘビの睨みからヒントを得て発明されたと噂されるこのジツを、ヘビそのものであるカシコイが使えるのは当然の理屈!

「シューッ・・・」怒れる姉は弟の敵を睨む。アナキストは硬直し悲鳴すらあげられぬ。大蛇はその巨体をしならせ、再びムチめいた一撃を与えんと・・・

「アイエエエ!カシコイ!アブナイ!」「アバーッ!?」

カシコイのコブラ・カラテが解き放たれるまさにその時、テロリストの頭にマサカリが叩きつけられた。3m近い高さからニンジャ筋力で思いきり振り下ろされたマサカリは、まるでトーフのごとくアナキストの体を縦に両断!左右二つに別れて倒れるアナキスト!即死だ!

「ハァーッ!ハァーッ!・・・アイエエエ、カシコイ、ダイジョブ?」

醜悪で愚鈍な弟はマサカリを手に立ち、美しく賢明な姉を気遣った。その目は涙ぐみ、足は恐怖に震えている。ただならぬ乱闘の音に顔をあげたスケアードパイソンは手榴弾を手にしたアナキストを見、恐怖に混乱しながらも殺すために立ち上がった。自分が死ぬ恐怖よりも、家族を失う恐怖を味わうことを恐れたのだ。

「シューッ」カシコイはスケアードパイソンの体にぐるぐると巻きつき、赤い舌でチロチロと頬を舐めた。「良かった!元気だ!安心できた!・・・アイエ、まだコワイ!」

死体がニンジャになる可能性を思い出した彼は、両断アナキスト、そして焼死アナキスト二名をマサカリで念入りに寸刻みにしようとし、「そうだ、家族だ!ニンジャがなんとかしてくれるんだ!」ソニックブームの言葉を思い出し、止めた。カシコイはアナキスト達の死体を漁って抜け目なく万札を回収し、ついで他アナキストに回収されぬよう銃と手榴弾を飲み込んだ。

万札+1→万札:1

ふと工場を見渡せば、アナキストや労働者の間をいくつもの色つきの風が颯爽と飛んでいくのが見える。スケアードパイソンのニンジャ視力はそれらに付いたクロスカタナのエンブレムを捉える。ソウカイニンジャの証!「家族が沢山!安心だ!」ソニックブームの連絡を受けたニンジャ達が到着したのである!

「ウフフ・・・」頼もしき沢山の家族に安心するスケアードパイソン。かつての彼にとって家族は父親とカシコイのただ二人であった。だが今はこんなにも大勢の家族がいる。「嬉しいなぁ!嬉しいぞ!」ニコニコと笑っていた彼だったが、ハッと重大な事実に気づく!

「大変だ・・・!工場の中には敵が沢山だ!家族がアブナイぞ!」未だ武装アナキストは工場内を占拠し、死と暴力とトーフを撒き散らしている。敵である彼らがスケアードパイソンの家族、即ちソウカイニンジャ達を攻撃するのは間違いない!

「ウワーッ!家族を助ける!敵はみんな殺す!殺して安心するんだ!」ナムアミダブツ!スケアードパイソンはニンジャがいかなる半神的存在であるかを全く理解していない!彼が助けるまでもなくアナキストに遅れを取るニンジャなど(よほどのサンシタを除いて)存在しないのだ!だがこの愚鈍なニンジャはそれを知らぬ!家族を失えばコワイ!だから敵を殺して家族を守る!それ以外のことを考えられる知能は存在しないのだ!

「家族が大事!家族が大事!」泣き叫び、マサカリを振り回しながら闇雲に駆け出すスケアードパイソン!体をくねらせて巧みに重心を移動させ、弟のマサカリがアナキストに当たるよう制御するカシコイ!「アイエエエ!」「アバーッ!」「アババーッ!」跳ね跳ぶ首!「なんだあの化け物は殺せアバーッ!」「シューッ!」カシコイは落ちていたナイフを口にくわえ、弟の攻撃範囲外にいるアナキストを刺殺!「シューッ!」「何でヘビが道具をグワーッ!?」弟の懐からスリケンをくわえ取り出し投擲!「家族!」「アバーッ!」スリケンの刺さった眉間にさらに叩き込まれるマサカリ!

「アイエエエ!家族が大事!家族が大事!」「アバーッ!」「助けて、助けてーッ!」「シューッ!」「グワーッ!」「殺せば怖くない!殺せば怖くない!」「やめて助けアバーッ!」「カーッ!」「アイエエエ敵!殺す!家族守る!」「アババババーッ!」

死と恐怖、首と内臓、スリケンと涙を撒き散らしながら、姉と弟は工場を走る!二度と家族を失わぬために!走れ!スケアードパイソン!走れ!

【スケアード・ニンジャ・アンド・クレバー・パイソン】 2 終わり。3へ続く

◆◇◆

「グフ・・・あれは何事か?」後続として到着したソウカイニンジャが、明らかに様子のおかしなニンジャを見つけて困惑し、サイド・チェストを決めた。狂乱しながらマサカリとヘビを振り回すそのニンジャは、見ればクロスカタナのエンブレムを付けている。どうやら先行したソウカイニンジャらしいが、あの取り乱しようは尋常ではない。

ニンジャの中には有り余るカラテや全能感、半神的存在になったことでのモータルへの優越感に酔い、必要以上の暴力や残虐性を振るう者が少なくない。サンシタと呼ばれるニンジャならなおのことだ。だがあのニンジャはそういった類ではないように見えた。恐怖に目を見開いて涙を流し、命乞いめいたブザマな悲鳴をあげながら相手を殺戮するニンジャなど聞いたことがない。

「アナキスト相手にあの取り乱しよう・・・さては何らかのガス・・・いや、精神攻撃系のジツ?敵対ニンジャ存在の可能性を考えるべきであろうか?」ハガネの鎧のごとき筋肉で覆われた肉体を持つニンジャは、サイド・チェストからフロント・ダブル・バイセップスに移行しながら思考する。

「アー・・・なんか今、連絡入ったっス。ソニックブーム=サンから」答えたのは隣に立つ錆色のフードを被ったニンジャ。フードから覗く顔と声はまだ年若い。「コレっス」IRC画面をポージングを決めるニンジャに見せる。

「『近くにいたイカれたニンジャを先行させた。敵を殺せとだけ命令してある。手を出さなけりゃ害は無いから放置しろ』・・・ってコトらしいっスよ?」「グフム、なるほど。適材適所だワイ」「いや、どうでショ」

二人のニンジャはそれだけ言葉を交わすと、別々の方向に向かって走り出す。彼らに与えられた任務を遂行し、ラオモト・チバを救出するために。

◆忍◆
【スケアードパイソン】
枯れ木めいて細い異常長身を持つとても臆病なニンジャ。身の危険を感じると号泣しながら手にしたマサカリで相手を殺そうとする癖がある。本人のカラテは弱いが、左腕に移植されたバイオパイソンのカシコイが繰り出すコブラ・カラテとカナシバリ・ジツは強力。
◆殺◆
◆スケアードパイソン
カラテ       4    体力        4
ニューロン     4    精神力       4
ワザマエ      5    脚力        3
ジツ        3    万札        1
DKK       0    名声        0

◇装備や特記事項
◆ジツ:カナシバリ・ジツ
◆戦闘用バイオサイバネ
◆カタナ
作者注記
最後の方で出てきたポージングを決めた方のニンジャの名はプレートメイル=サンと言い、私が前回前々回のソロアドベンチャーでお世話になったニンジャとなります。この度ありがたいことに遊行剣禅=サンの作品に登場し、ポージングを決めつつ奥ゆかしい食レポをするという素敵な役回りをいただいてしまいました。遊行剣禅=サン、本当にありがとうございます!

そして、最後の方に出てきた年若い方のニンジャの名はデッドレイン=サンと言い、遊行剣禅=サンのソロアドベンチャーリプレイシリーズに登場する若く胆力のあるニンジャです。今回のシナリオにおけるミッションの重要性(ラオモト・チバ救出)及び証拠隠滅の難易度の低さ(ニンジャが派手に暴れてもテロか暴動として処理できる)、さらに舞台であるトーフ工場が恐らく大規模なものであろうことを考えるに、多数のニンジャが動員されている可能性は高いと思ったので、ニュービーの中でも有望株の彼にも声がかかるのは自然なことだろうと登場していただきました。

デッドレイン=サンが活躍するノースシ・ノーライフ・シリーズや彼のオリジン・エピソードなどはこちらから!


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