海外で働くならベルリンいいかも！ と思った理由

Cover Photo by GillyBerlin on Unsplash

ベルリンでエンジニアとして働いている佐藤ゆきさんのイベント「berlin.tech.meetup #1 ベルリンでエンジニアとしてはたらく」に参加してきました。佐藤さんのお話を聞いてベルリンだったら、私も海外で働きたいという夢が叶えられるかも！という希望が湧いてきました。

ベルリンが良さそうな3つの理由

1) ビザ(労働許可)取りやすそう

佐藤さんは、ワーホリビザでドイツへ行って、途中でフリーランスビザに切り替え。その後エンジニアに転職してBlue Cardという滞在許可書を取得したそうです。ビザの切り替えもスムーズだったそう。

ドイツ政府の専門技術を持つ人のためのサイト「Working, studying, living in Germany」にはドイツで取得できるWork visaの記載があります。
・EU Blue Card
・section 18 (4) of the Residence Act
・ドイツの大学を卒業した人向けの滞在許可
などがあるそうです。
それぞれの詳しい条件等は「Working, studying, living in Germany」でご確認ください。こういったサイトは硬くて、冷たい感じのするサイトが多いような気がしますが、優しい感じのするサイトです。

これ以外にも30歳以下であればワーキングホリデー、求職者向けビザなどもあり可能性は色々ありそうです。

Working, studying, living in Germany トップページの「Quick-Check」をやってみるとこんなことも書いてありました。
ビザを取っていかなくても、日本の国籍の人はドイツにビザなしで3ヶ月滞在可能で、滞在中、仕事が決まる前でも労働のための滞在許可に申し込むことが可能だそうです。

就職先がみつかればBlue Cardか労働のビザ。現地で仕事のパートナーをみつけられるのであれば、フリーランスでもよさそう。

最近のイギリスやイタリアの状況を知らないのでなんとも言えないですが、私がイギリスやイタリアに住みたいなと思っていた時のビザ取得の可能性よりも、ドイツ、ベルリンでのビザ取得の可能性は遥かに高そうだと感じました。

2) 生活しやすそう

ベルリンの壁崩壊後、安く生活できる場所を求めてたくさんのアーティストの人々がベルリンに移り住んだそうです。また、移民も多く、多様性があるとのこと。アジア人だからといって家を借りにくかったりすることもないそうです。

京都タワーみたいなタワーのあるベルリン
Photo by Jonas Tebbe on Unsplash

家賃はシェアしない一人暮らしで500-1,000ユーロくらい。
日本円にすると6万-12万円。東京の一人暮らしと大きく変わらない。
アメリカ、ロンドンに住むよりリーズナブル。

コーヒー、2ユーロ。ビール、1ユーロ。安い！

3) 仕事がある

2015年くらいからスタートアップの会社が増えていて、エンジニアを求めている会社がたくさんあるそうです。
また、日常生活ではドイツ語が必要な場合があるそうですが、仕事を探すときは英語ができれば選択肢がたくさんあるそうなので、その点も魅力だと思います。
エンジニアのチームにドイツ人0。外国人ばかりで編成されているチームもあるとのことで、技術のある外国人を積極的に採用している会社も多いそうです。

ベルリンで生きるには大変なこともある

ドイツ語が話せなくても仕事は見つかるけど、役所や病院、ローカルな情報を得るのにはドイツ語が必須とのこと。長期での滞在を検討するのであれば、ドイツ語を習得することも一緒に検討した方がよさそうです。

他にも、物件探しが大変だったり、使用期間6ヶ月の間にスパッと切られることがあったり、ネットが遅かったり、冬の日照時間が短かったりと、現地での厳しい現実も聞くことができました。

今まで、イタリアやイギリスで働きたいと思ったことが何度もあります。
でも叶えることなく夢のまま今に至ります。
ドイツにはまだ行ったことがないので、自分に合う土地かどうかわからないし、ドイツ語勉強しようとして過去に挫折したりと、まだまだ未知なところがたくさんあります。しかし、ビザの取得や仕事を得ることは、「ドイツ、ベルリンなら私でも可能性あるかも！」と思えたことが佐藤さんのイベントに参加して得ることができた大きな収穫でした。