【詩】らしさ

私には女性らしさというものが
ありません
家事は苦手です
いつも渋々しています

美容にもお金はかけません
未来の自分への投資にお金をかけます

美人でも
かわいくもありません
器量悪くとも
知恵と知識はいくらかあります

おしとやかな性格でもありません
男性の後ろを歩くタイプでもありません
かといって前を歩くのは嫌です
隣を歩きます

結婚が女の幸せとは思いません
結婚したいと思える相手に出会えるのが
幸せなんだろうと思います

女子会が苦手です
さらにいうと
愚痴を聞くのが苦手です
問題点を指摘し解決策を提示したくなります

そもそも女性らしさとは何でしょうか
そんな他人が作った枠に私を押し込まないでください

そしてわたしは『私らしさ』に徹底的にこだわります

何かを選択するときは私らしい選択なのか考えます
人に接する時には私らしい接し方を心がけます

私は自立し自分を律することのできる
人間でありたいと思います

心通わぬ人たちとの付き合いもやめました
本当に一人になりましたが
心穏やかな日々です
夢のためにすべきことに全ての時間と
エネルギーを使います

私は時に孤独を愛し
心を通わせる人と出会うのを心待ちにしている人間です

私が私らしく生きるために
自分に嘘をつかぬよう努めています

私が私らしく生きるために
夢を叶えたその先のビジョンに向かって
走っています

私が私らしく生きるために
他人の言葉に惑わされぬよう
軸を地に根ざして生きています

私が私らしくあるために
困ってる人を見かけたら迷わず
手が差しのべられる人間でありたい

私が私らしくあるために
世界中の人たちと繋がりたいのです

私が私らしくあるために
私の正義を全うさせてください

あなたがあなたらしく生きるために
どんな日々を過ごしていますか

あなたがあなたらしくあるために
必要なことは何ですか

男らしさ　女らしさ
そんなものに囚われて
あなたらしさを失わないでください

あなたがあなたらしく過ごせるよう
私らしく日々願っております