9月4日週【HR市場関連】

企業動向

新卒採用担当に聞いた「25卒 サマーインターン」実態調査―『iroots』ユーザーアンケート―

★ 全体では43%の企業が25卒向けサマーインターンを実施するも、従業員数300名以下の企業7割は「実施なし」。
★ 開催日数は「1日」、実施内容は「業務体験をメインにしたもの」が最多。従業員規模が小さい企業ほど、対面開催を重視する傾向に。
★ 約7割の企業がインターン参加における選考は実施なし。従業員数1001名以上の企業は半数以上が選考を実施。
★ インターン実施後の導線、「会社説明会」への誘導が最多。従業員1000名以下の企業は「個別面談」の実施率が高い傾向に。

今期、25卒学生向けのサマーインターンを実施しますか?(企業規模別)
今期のサマーインターンはオンライン/対面のどちらで実施しますか?(企業規模別)

20代・30代の求職者に「働き続けたい職場の条件」を調査

■「働き続けたいと思う職場」:「勤めたことはない」が約6割、「勤めたことがある」が約3割

■「働き続けたい職場の条件」:
1位「気軽に報告や相談ができる」(46.5%)、2位「社員に丁寧に教育を行っている」が(37.6%)
「働き続けたいと思う職場は、どんな職場ですか」と質問したところ、1位「気軽に報告や相談ができる」が46.5%、2位「社員に丁寧に教育を行っている」が37.6%、3位「仕事を通じてやりがいを感じられる」が35.7%、となりました。

従業員エンゲージメントは上昇傾向にあるも「変わらない」が最多

従業員の「エンゲージメント」の状態が、5年前と比較してどのように変化したかを聞いたところ、最も回答が多かったのは「変わらない」(27.5%)で、次は「やや上がった」(22.6%)でした。また、「上がった」(5.7%)と「やや上がった」を合わせると28.3%、「やや下がった」(15.0%)と「下がった」(7.3%)を合わせると22.3%でした。

業績別に見ると、「上がった」と「やや上がった」を合わせた数値は、市況よりも良い企業で38.0%と最も高く、「やや下がった」と「下がった」を合わせた数値は市況よりも悪い企業(38.0%)が最も高くなりました。

【後編:上司調査】上司は部下に「弱み」を見せるべき?比較調査の結果、『オープン上司』の方が「組織エンゲージメント」が高く「心理的安全性を意識したチーム作り」ができていることが明らかに!

「チーム内の部下と良い関係性を構築できている」と回答した割合、『オープン上司』の方が『ストロング上司』よりも6.8ポイント高い結果に

部下の生産性が高いと感じているのは、『オープン上司』の方が『ストロング上司』よりも10.9ポイント高い結果に

「組織エンゲージメントが高い」と回答した割合、『オープン上司』の方が『ストロング上司』よりも21.6ポイント高い結果に

「リーダーとして心理的安全性が担保された組織・チームづくりができている」と回答した割合、『オープン上司』の方が『ストロング上司』よりも14.0ポイント高い結果に

弱みの見せ方、「業務中の雑談として話している」が55.4%、「業務外の飲み会等で話している」が41.6%

部下に見せている弱み、「自分の性格」や「苦手なタスクや仕事」など

弱みを見せている理由や目的、「コミュニケーションがスムーズになる」や「部下に助けを求めやすくなる」など

部下にもっと自身の弱みを見せたいと思う理由、「部下とフラットな立場で接することができると思うから」が45.0%で最多

弱みを部下に見せたいのに弱みを見せることができないハードル、「部下に不安を与えてしまうと思うから」が50.0%で最多

求職者動向

キャリアは「自身で選択したい」と回答した20代が7割を超える。「適性を活かして働きたい」の声

(1)キャリアは「自身で選択したい」と回答した20代が7割を超える
(2)異動希望申請など、自身の希望するキャリアプランを実現する制度がある企業は「魅力を感じる」の回答が8割超
(3)年功序列ではない人事制度を導入する企業は「魅力を感じる」と回答した20代が7割を超える

【転職活動にかかった費用に関する意識調査】男女401人アンケート調査

・転職活動で費用がかかったのは「交通費・ガソリン代」
・転職活動にかかった費用は平均20,680円
・転職活動の費用が想定以上にかかった人は25.4%
・転職活動にかかる費用を削減する方法1位は「オンライン面接の活用」

【勉強会に参加したエンジニア114名にアンケート】エンジニアが転職で考えていること

勉強会に参加するエンジニアの過半数はSNSで発信活動に取り組んでおりました。また、70%の方が技術ブログの執筆経験がありました。優秀なエンジニアはあらゆるアウトプットに積極的・協力的な傾向があることが分かりました。

優秀なエンジニアであっても7割弱の方が3年以内に転職を考えていることが分かった。次の転職時に重視する点は「年収アップ」ではなく「やりがい」や「信頼できる仲間と働けること」が上位であった。そのため、入社前に社内のエンジニアと十分に話をしたいという声が多く、それぞれのポジションの方にどんなことを聞きたいかを聞くことができた。

Waris、「リスキリングの効果に関する調査」を発表 「リスキリングの効果を感じている」は、83.6%

1.リスキリング(学び直し)経験の有無
「リスキリング経験あり」が76.6%

2.リスキリングの目的
「仕事の領域を広げたいから」が59.0%、次いで「必要とされるスキルの変化に対応していきたいから」が58.5%、「今後に向けて現状のスキルでは不安を感じているから」が55.7%となった(複数回答)

4.リスキリングの効果
リスキリングの効果は、「新しいスキルが身についた」が75.2%、「視野が広がった」が71.9%(複数回答)

5.効果を出せた要因
「効率的な学び方(オンライン/通学など)を選択できたこと」が最も多く53.6%。次いで「適格な学習内容を選択できたこと」が44.4%、「コミュニティの存在(情報共有/教え合うなど)」が41.8%、「明確な目標設定ができたこと」が40.5%となった(複数回答)

リスキリングの効果

会社員がリスキリングしたいスキル1位は? - 2位は会社員「python」、主婦「Instagram」

会社員にリスキリングしたいITスキルを尋ねたところ、1位「AI・機械学習 」(11.3%)、2位「Python」(9%)という結果になった。
1位の「AI・機械学習」を選択した理由として、「自動化を身につけて、業務効率化をしたい」「AIで置き換えることができる業務は任せて、他の価値ある仕事に時間を使いたい」など、業務効率化に関するコメントが挙げられた。
2位の「Python」を選んだ理由としては、「非エンジニアでもプログラミングが出来た方が市場価値が上がりそう」「業務効率化と副業など幅広く活かせるから」という声が寄せられた。
この結果より、会社員は今の仕事に役立てたり、副業を目的としたリスキリングへの関心が高いことがうかがえる。

HRtech

【採用代行(RPO)業界におけるカオスマップ2023版】公開

【市場動向】
RPOとは、「採用代行」「採用アウトソーシング」を意味する” Recruitment Process Outsourcing ”の頭文字を取った言葉です。コスト削減や自社の採用力強化を目的として、企業が外部に一部の業務を委託し、代行会社に依頼することを指します。
就業人口の減少、近年の企業の働き方改革、デジタルトランスフォーメーション(DX)等の取り組みにより、日系大手企業では一部業務を外部にアウトソーシングする企業が増加しています。
株式会社矢野経済研究所の調査によれば、採用アウトソーシングを含む人事業務アウトソーシング市場(給与計算アウトソーシング、勤怠管理ASPサービス、企業向け研修サー ビス、採用アウトソーシング (RPO)、アセスメントツール)は、前年比7.0%増の9,776億円です。また、人材関連業務アウトソーシング市場 (人材派遣、人材紹介、再就職支援)は、同6.9%増の9兆5,281億円のため、人材関連業務アウトソーシング市場が全体の約8割を占めており、今後も市場全体で人事関連のRPOが拡大すると予測されています。

オデッセイ 「Ulysses/人的資本ダッシュボード」を機能強化 併せて人的資本情報の管理を手軽に実現できる「Ulysses/人的資本らくらくスタートパック」を提供開始

人事領域に特化したITコンサルティング事業を手掛ける株式会社オデッセイ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋葉 尊、以下オデッセイ)は、昨年末にリリースした「Ulysses/人的資本ダッシュボード」を機能強化し、新たに提供を開始いたします。また、その「Ulysses/人的資本ダッシュボード」を実装し人的資本情報の開示や可視化を手軽に実現する「Ulysses/人的資本らくらくスタートパック」も2023年9月6日(水)から併せて提供開始いたします。
昨年12月にリリースした「Ulysses/人的資本ダッシュボード」は、SAP SuccessFactors上で人的資本情報をダッシュボート化し適時確認できる仕組みであり、金融庁が公表した人的資本に関する有価証券報告書への記載義務項目と、ISO30414が規定する11領域のうち2領域「後継者計画」「多様性」を対象に提供しておりました。今回の機能強化では、新たに3領域「労働力の可用性」「採用, 配置, 異動, 離職」「スキルと能力」についてもダッシュボード化し、可視化対象の項目を拡大しました。
2023年末までには、定性的な項目を除きISO30414で求められる全11領域についてカバーする予定です。

「Ulysses/人的資本らくらくスタートパック」は、人材情報の管理/可視化をユーザーの負荷を大幅に軽減し手軽に実現できる「Ulysses/タレマネらくらくスタートプラン」をベースに「Ulysses/人的資本ダッシュボード」を実装することにより、人的資本情報の管理や可視化、開示に向けてのスタートを手軽に切れるソリューションです。お客様の作業は、SAP SuccessFactorsの設定方法の理解、実装はもちろん、データの整理/投入作業も不要で、データシートへの記入だけ。人的資本情報の管理についても、「何の情報をモニタリングすべきか」で悩む必要もなく、手軽に人的資本経営実現に必要な基本的な指標を可視化することができます。

今後もオデッセイは、ITを活用した人事管理システムの構築はもとより、従業員の特性を踏まえた適材適所配置、人材育成、評価、選抜人事が実現できる環境の構築や、「人的資本経営」の実現を支援するソリューションを提供するなど、お客様の人的資本の最大化による企業競争力の向上や人事業務の効率化/高精度化に貢献してまいります。

【「Ulysses/人的資本らくらくスタートパック」概要】
導入システム : SAP SuccessFactors
対象機能 : 社員プロファイル、Ulysses/人的資本ダッシュボード
導入期間 : 8週間
初期費用(税別) : 240万円
運用支援費用 : 月額8万円(税別)
 ※SAP SuccessFactorsライセンス費用及び「Ulysses」使用料は別途発生

日本初「1万円採用」を実現したYagioffer(ヤギオファー)リリースのお知らせ

 日本最大級履歴書作成サービスのヤギッシュを運営している株式会社Yagishは、2023年9月5日から会員登録して待つだけで求人会社からスカウト提案が受けられるサービスYagiofferをリリースしました。
 Yagiofferは、110万人のYagishユーザーを対象に新卒採用、中途採用、アルバイト採用、複業という4つのカテゴリを設けており、それぞれ1万円を課金して採用ターゲットユーザーを無制限検索でき、そのうち100人までオファー(スカウト提案)ができるサービスです。ヤギッシュの登録ユーザー数は検索エンジンとバイラル(口コミ)からの自然流入とを主として増加し続けており、2024年末を目処に200万人を突破する見込みです。
 Yagiofferは、多額の費用をかけて求人募集を出しても応募が全くないなど、採用で悩む中堅・中小企業が多いなか、破格の1万円で採用サービスが受けられることで日本の採用市場に新風を巻き起こしていきます。

「CYDAS」が「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」タレントマネジメントシステム部門で「Good Service」「カスタマイズ性No.1」に選出

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS(※)比較サイト「BOXIL SaaS(ボクシル サース)」を運営するスマートキャンプが、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」は、2022年7月1日から2023年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約17,000件を審査対象としています。

今回、「CYDAS」が受賞したタレントマネジメントシステム部門の「​Good Service」は、「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対して、「カスタマイズ性No.1」は、「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して付与されるものです。

なお、「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」の詳細、選考基準は、公式サイト(https://boxil.jp/awards/2023-autumn/)でご覧いただけます。​

※ SaaSとは、Software as a Serviceの略で、サービスとしてのソフトウェアの意。従来パッケージソフトとして提供されていた機能が、クラウドサービスとして提供される形態のことを指します。

■「CYDAS」の口コミはこちら
URL:https://boxil.jp/service/5366/

■「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」受賞サービスを紹介した記事はこちら
URL:https://boxil.jp/mag/a2558/

■特徴
①全社員が使えるシステム|豊富な機能と直感的に操作できるUI/UXで全社員が簡単に利用可能
②柔軟なデータ連携|利用中システムとのAPI/CSV連携で、運用負荷をかけずにデータを最新化
③標準項目3000以上で過去データも管理可能|項目設定不要ですぐに検索・分析に活用

<機能抜粋>
■一元化
人材データ、組織管理・組織図、人材検索・リスト、マイページ、勤怠・給与連携、社内FAQ、成果日報

■人事評価
MBO・コンピテンシー評価、360度評価、評価フィードバック、バリュー評価

■エンゲージメント向上
1on1サポート、サンクスカード、読書サポート

■キャリア開発・育成・組織分析
育成プラン作成、スキルチェック、ジョブポスティング、キャリア開発、ISO対応ダッシュボード、人材シミュレーション、人材リスト自動更新、ピープルアナリティクス

導入事例は、「CYDAS」サービスサイトでご紹介しています。

プログラミングスクール「テックキャンプ」、転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリアのアライアンス企業として法人研修サービスの提供を開始 〜次世代DX人材を育てるリスキリング支援〜

プログラミングスクール「テックキャンプ」を運営する株式会社div(本社:東京都 渋谷区、代表取締役社長 石原 圭、以下「div(ディブ)」)は、パーソルグループで転職サービス「doda(デューダ)」を運営するパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬野尾 裕、以下「パーソルキャリア」)のアライアンス企業として、「doda」はITエンジニア採用を希望する企業におけるポテンシャルDX人材の採用支援、テックキャンプは入社後の育成を担い、共に次世代DX人材の輩出を目指していく運びとなりましたのでお知らせします。

ITエンジニアの転職求人倍率は約10倍

少子高齢化社会の到来による就業労働人口の減少の影響から、2030年にはIT人材は最大で79万人不足(※1)する可能性があると言われています。併せて新型コロナウイルス感染症の流行などをきっかけに、あらゆる業界においてデジタル化とDX化の波が訪れました。それらが相まって、ITエンジニアを始めとするIT人材の獲得ニーズは非常に高まっており、「doda」が毎月発表している転職求人倍率でも「エンジニア(IT・通信)」は約10倍と他職種と比較しても、抜きん出て高い状況が続いています。(※2)

次世代のDX人材をいち早く採用し、育成する

これにともない、ITエンジニアの即戦力採用は競争が激化し、市場ではITエンジニアが不足しています。パーソルキャリアとdiv(ディブ)は、ITエンジニアが不足し続ける市場環境を鑑み、中長期目線での課題解決が必要であると考えました。このため、次世代のDX人材をいち早く採用・育成し、企業の採用と人的資本の強化に貢献するべく、このたびの取り組みを決定しました。

未経験から即戦力化させる「テックキャンプ」のプログラミング教育

div(ディブ)は、doda経由で採用が決定したエンジニア未経験者を対象とした社内研修を企業に提供します。div(ディブ)が運営するプログラミングスクール「テックキャンプ」の強みである「実務的な教育コンテンツ」と「徹底したサポート体制」を、企業の研修ニーズや要望に応じた形でカリキュラム化し、提供することによって、未経験者の即戦力化を支援します。

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