蜜柑

拙いですが、短編小説を書いています。

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想い出の波 -あとがき-

初めましてこんにちは!蜜柑と申します。 この度は拙作「想い出の波」をお読みいただきありがとうございました。 結構あとがき書くの好きなんで長くなっちゃったらすみませ…

蜜柑
5年前
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想い出の波 -蜜柑-

雨音が窓ガラスを打つ音が聞こえる。 私は開いていたラップトップを閉じて、窓の外に目をやった。 椅子の背もたれに背中を思いっきり押し付けてグーンと背筋を伸ばすとギシ…

蜜柑
5年前
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想い出の波 -あとがき-

初めましてこんにちは!蜜柑と申します。

この度は拙作「想い出の波」をお読みいただきありがとうございました。

結構あとがき書くの好きなんで長くなっちゃったらすみませんね…!

今回のお話は、Twitterで話題(?)になりました「文字書きワードパレット」の中から指定を受けて書いたものです。

拾い画なのでダメそうなら消しますが…

こちらの21番、クラン・ドゥイユより、「檸檬」「跳ねる」「視線」

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想い出の波 -蜜柑-

雨音が窓ガラスを打つ音が聞こえる。
私は開いていたラップトップを閉じて、窓の外に目をやった。
椅子の背もたれに背中を思いっきり押し付けてグーンと背筋を伸ばすとギシッと背骨が嫌な音を響かせた。
窓の外はいつの間にか薄暗くなっており、左手首に付けていた時計を確認しようとして、止めた。
代わりにそれを付けていたはずの場所をさする。何かを確認するように、ゆっくりと。それが無いのを思い知って、深く息を吐いた

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