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やりがい

- はじめに

やりがいは、何かを継続する上で必要だ。

どんなに辛くて厳しい状況でも、たとえ先が見えなくとも、”今やっている事には意味がある”と信じていると、目の前の事柄に集中できる。

やりがいは、原動力、だと思う。

でも、”自分”で意味付けする必要がある、と思う。

始めは、高尚な人の言葉や心許せる人からのアドバイスをその意味とする事もあるけれど、その解釈は自分の力で出す必要がある。基本的に借り物は、いずれ返す必要があるからだ。

- 仕事は、大変なもの

昔、出会ったバリバリのキャリアウーマンが言っていた言葉。

”仕事は大変なものなのだから、1円でも給料が高い方へ転職した方がいいじゃない”

仰るとおりです。

ただ逆を言えば、そこで頑張る人たちは、給料以外に頑張る理由があるのだ。

-やりがいの形成過程

やりがいには、目的が必要である。その目的も一つではないと思う。そして、マクロな見方もあれば、ミクロな観点もあると思う。

例えば、

  • 社会経済の健全な発展に貢献する。

  • 環境破壊を止める。

  • 弱肉強食な世界に立ち向かう。

  • 好きな人と結ばれる。

  • 1,000万円を貯める。

  • 社長になる。

  • 出世して嫌いなアイツを見返す。

などである。おそらく、人の数だけあるし、正しいも悪いもないだろう。

その崇高な目的にやりがいを感じ、それが原動力となり、結果が訪れる。

-やりがいが生み出すもの

大切なのは、その先に真に幸福な自分がいるかどうか。時間をかけても間違うことはあるだろう。でも、自分の力で意味付けして、解釈したのなら、次のチャレンジへの貴重な経験となる。

何より、自信になる

そして、誰かに優しくなれる

自分の場合、やりがいを見つけてやってきたきたことが、望んだ結果を得たという実感はあまりないが、そのプロセスを経験して、人格は昔より少し大らかになったし、苦手な人に対しても相手を理解するための方法が増えたように思う。

-最後に

なぜ今さら”やりがい”について考えるのか。

それは、現在の職業である運動指導の場で、人が何かを継続するための原動力って何だろうと考える機会があったからだ。

目の前にいる人たちが、思い通りにいかない環境の中でも、目標に向かうために、夢を追いかけるために、その人たちにとって一番響く”やりがい”を知りたい

”やりがい”を共有することで、少しでも理想の結果に近づけるように、有効な手段を講じたい

”楽しいでしょ!変化あるでしょ!”といって、自分の思い込みにより、その人の感情を置き去りにして一人で突っ走りしりたくないな、と思う(正直、周りでそういう人を見ると嫌気がする)。

”あー、この人、私を分かってくれているんだな”と思える安心安全な環境を提供するために、”やりがい”という人の価値観に触れるキーワードから、思うところを書き込んだ。

信頼される人間になる”、今感じる自分のやりがいを胸に抱きながら。。。

🙏🙏🙏

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