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人生について深く考えさせられる小説『アナン、』

生きることの意味とか、人を想う心とか、人生そのものについて、考えずにはいられなくなる小説があります。

『アナン、』(飯田譲治・梓河人 /著)。
何度も読み返した作品です。

流(ながれ)という男性が、死を決意したところから、小説は始まります。

彼が、その後、様々な人と出会い、生きようとするその姿。生きざま。

アナンと名づけられた男の子と、流やホームレス、周りの人達との交流。

胸を打たれるシーンも多くあります。

何より、アナンがとても魅力的で素敵な男の子で、愛おしくなります。

流の生きざまと共に、アナンが赤ちゃんから大人になるまでの成長を描いた物語。

ホームレスの青年と、女性の出てくる箇所でも、目頭が熱くなる場面がありました。

ぜひ、一読してみてくださいね。

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