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寄生虫館で未知との遭遇

目黒寄生虫館に行ってきましたレポート!
(虫の写真は載せていませんが、虫の苦手な人、想像力豊かな人は念の為ご注意ください)

目黒寄生虫館は、入館料無料、2階建ての小さな博物館。学術的な価値が高いとか何とかで、わざわざ海外から見に来る人もいるくらい一部の界隈では有名らしい。

私はもちろんそんな界隈の人間ではないのですが、なぜ行ってきたかというと、以前目黒で飲んだ際、20年目黒にお住まいのおじさまから「一度行くといいよ!あそこはすごいよ!」と教えていただいたからです。
あんまり初対面の人間におすすめしないけどな、寄生虫館。かなり人を選ぶ場所です。

とはいえ、せっかくなので挑戦してみました。寄生虫というとハリガネムシとアニサキスくらいしか知らない私は、はたして楽しめるのか。


まずは1階。ホルマリン漬けの瓶がたくさん並んでいました。ちなみに友人は1階でギブアップしています。虫がだめな人は結構きついみたい。

カメの首!近くで見ると目のまわりに虫がびっしり

虫単体の展示も、寄生している様子を内臓ごと展示しているものもありました。私は虫は平気なほうですが、内臓にみっちり虫が詰まっている様子なんかは流石に気持ち悪い……!

基本、私にとっては未知の生物ばかりだったので、カマキリごと展示されてるハリガネムシは「これ知ってる!」ってテンション上がりました。こんなものではしゃげる日が来ると思わなかった。


一般のかたからよく聞かれるんだ
アニサキス飼おうとしてる?


2階は、人に関わる寄生虫についての展示が多かったです。そのため、こちらのほうが聞いたことある単語との遭遇率高め。

例えば、ぎょう虫とか。

懐かしい!!

今はおしりぺったんのぎょう虫検査はしていないらしい。衛生環境が良くなって、寄生率が1%以下にまで下がったためだそうです。

あとは、40代男性の体から実際に出てきたサナダムシの展示がありました。なんと全長8.8メートル!これが、お刺身にくっついていた小さな虫けらから体内で育ったと思うと恐ろしい。


グロテスクでインパクト強めな展示もありますが、寄生虫の生態や宿主に出る症状など、本気で解説されていて、ただ気持ち悪いだけではなく知的好奇心をくすぐられます。
私はまったく知識がないので、「こんな虫いるんだ、へぇー!」くらいしか感想が出てこないけど。公衆衛生の大切さとか、研究や医学の進歩ってすごいなとか、ちゃんと興味深かった!

ミュージアムショップもありました。サナダムシがデザインされたTシャツとか、寄生虫についての書籍とか、独特なグッズが並んでいます。

結論、思ったより楽しかった!
無料だし、挑戦してみる価値ありだと思います。虫が苦手な方は自己責任でね。

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