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夫婦の会話

私と夫は時間があるとよく話します。

というか、私が聞いて欲しいことがありすぎて、時間ができると夫にしがみついて聞いてもらってます(笑)

私は新しい視点や価値観が知りたいんです。

私が考えたらこう!としか思えないことが、夫に聞くと全く違った視点でそれを考えたりすることが面白くてたまらなくて。

そんな私を夫は「常に上昇志向の人」と呼びます。

そんな話から始まった昨夜の会話を記録します。



私なりのスタンスが欲しい

私「なんかね、着地点が必要だと思って。

例えば私、家事は苦手だから、ご飯を毎日作ることってかなりハードル高いことなわけ。

でもどうせご飯を作るんだったら、美味しいって言ってもらえる料理を作りたいし、そのために試行錯誤したいってつい思っちゃうわけ。

ただ作るだけでもハードル高いのに、さらに上げちゃうわけよ、無意識に。

でもテキトーに毎日作るっていうのは苦行なの。

どうせなら美味しいって言ってもらいたい、が多分モチベーションなんだと思うのね。

でも予定が詰まってたり、疲れているときなんかは夕飯作るとかもうホントにキツかったりするの。

イライラもしちゃうし、そんなときに子どもたちがなんかやらかそうものなら冷静でいられなかったりしてね…そんなのも嫌なわけ。

ずーっとソレにもんもんとしてきたのね。

それが3〜4日ずつ予定に合わせた負荷の少ない献立作って、それに合わせてスーパーで買い物して、疲れてても書いてあるメニュー作ればオッケーって思えるのはすっごく楽で、この着地点は成功って思えたの。」

↓しょーもないメモ

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私「最近はさ、買うものの横に大体の予算書いて、大体必要なお金を把握して、予算オーバーなら買うもの減らしたりメニュー変えたりとかそんなこともにらめっこしながらやってんの。

そうしたら余計な買い物もしないで済んだし、なんか気持ちよかったんだよね。

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いつもは必要って思ってどんどんカゴに突っ込んで、レジでお金見て使いすぎたなって落ち込むから。

生活費が予算オーバーしないことと、楽にご飯が作れることのいい着地点が設定できた!って思って。

いつも一緒に考えてくれてありがとう!!

だからまた一緒に考えてほしいわけ、着地点。」


夫「着地点ね…。

今度は何の着地点を考えるの?」


私「生活費と料理については各論的なことだったじゃない?

もっと大きく私なりのスタンス!みたいなものを作りたいの!!!」


夫「オレは、スタンスがなくて常に上昇志向なところがあなたの良さだと思ってきたから、変に枠にハメるとかスタンスを確立して小さくまとまる、みたいなのはどうなのかなぁーと思っていたんだけどね。」


私「え!?そうなの?

私って上昇志向なの?

もっと良くなりたいって気持ちは誰にだってあるものじゃないの?」


夫「まぁ、あるんだけどさ、あなたのは最強だよね。

常に、だから。

天秤にかけるとかしないしね。

らしさを固めないっていいと思うけどなぁ。」


私「そういう言い方したら聞こえはいいけどさ、私は困ってるわけよ。

選んで上昇志向やってるわけじゃなくて、無意識に上昇志向なんだから。

だからこうして違う価値観を持ってる人と話して、違う考えや視点をもらって、今の自分にはどっちがいいかって考える時間が欲しかったんだよね。

今は私、ハマらない私でいてもいいことはあんまりなくて、それよりは必要なところはしっかりと枠を作ってルーティンでこなすとかもしないと、ホントもたないよー。

だからまずは着地点をしっかり定めて、その通りにやってみて、それから合えば取り入れて合わなければやめたらいいんじゃんって思ってる。

まずはさ、今までのやり方じゃないやり方やってみて、自分のキャパ広げたいの。」


夫「まぁいいんじゃない。

ただオレは別に今の状態で十分だと思っているんだよ。

それにあなたから新しいことへのチャレンジって聞くと、ちょっとイヤな予感がしちゃうんだよね。」


私「ああ、今までの経緯から?

でもその経験でだいぶ成長したと思わない?

前はうまくいかないと感情が高ぶることが多かったけど、今は結構冷静になっていられるし、自分にない考えをだいぶ受け入れられるようになってると思う。」


夫「それはそう思うよ。

だいぶ落ち着いたよね。

それでも新しいチャレンジって聞くとホントにイヤな予感しかしないんだよ。」


私「よっぽどハラハラしてきたのね。

エライよね、それだけハラハラしてても私には全然ぶつけないし、やめろとも言わずに見守ってきたわけでしょ?

ホントそこ見習いたい!!!

私はすぐ口に出しちゃう…ためてらんないのよね。

どうやったら〇〇やん(夫の呼び名)みたくグッとこらえて見守れるんだろうなぁー。」


夫「でもあなたにずいぶんと言ってきたつもりだよ?

あんまり聞き入れてくれてなかったけど。」


私「ええーー!?

全然届かなかったよ。

私、そんなに鈍いのかなぁ。

あ、でもね、今回は新しいチャレンジって言っても新しいことをやるんじゃなくて、今までの生活をベースにして、ここで十分だよねって決めていくことをしたいんだ。

なんかさ、ADHDってノルアドレナリンとかあんまり効きがよくないから、強い報酬がないとなかなか動かなかったりとかするじゃん?

私もやっぱり見返りとかないとなかなか動けないところあるしね。

だけど、一度いい感覚が得られると味をしめてどんどん欲求を高めて止まらないところもあるんだよね。

それもADHDあるあるみたいなんだよ。

私、それすごくあるって思って。

達成するとどんどん期待値上げちゃって、現状で満足できないというか。

それをさ、ちゃんとここでいいよね?十分だよね?っていう話を〇〇やんとできたらさ、満たされないかなぁーとか思うんだよ。

そういうときはセロトニンが大事らしいんだけど、私の場合、〇〇やんがセロトニンだから(笑)」


夫「ホント、満たされない人だよね。

小さな幸せを感じることをしないもんね。

見てよ、あの三男の笑顔、言葉!

オレはあれで十分なんだよね。」

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私「それそれ、それがホントにうらやましい!

満たされてるよね。

〇〇やんの顔がそうだもの。

今あるものにしっかりと注意を向けるっていうのが大事なのかなぁーー。

やっぱりさ、夫婦ミーティング、前みたく定期的にやろうよ!!

最近疲れてすぐに寝ちゃってたから、ゆっくりお酒飲みながら話すとかもできてなかったもんね。


私さ、最近いろんなことがわかってきて、いろんな捉え方も考え方もわかってきてさ、暴走しなくなったし、テンションが上がったまま下げられなかったりして感情モード全開でつらくなったりとか少なくなったと思うのよ。

落ち着いて対処できてるしね。

でも仕事で人と関わることがイヤだって思ったことあんまりなかったんだけど、最近とってもめんどくさいと思うようになったんだ。

それってとても自然なことだし、悪くないし、やっと地に足がついたような感じだと思うのね。

それにめんどくさいって思いながら関わると、少し距離が置けるから、冷静に話ができるし、暴走しなくて済むのね。

本来はそういうものなんだろうな、それが私はちょっと前のめりで人の役に立ちたい気持ちが暴走してて、それこそ目の前の人がめんどくさいと思うことも多かったかもしれない。

でも助けて欲しいと思う人は救われてたとも思う。

ただ、それが進むと相手が依存的になってしまって、今度は私が苦しくなるっていう関係性に陥りやすかったのも自覚してて。

そういう距離近い感じに違和感が持てるようになってきたのはいいんだけど、人との関わりにモチベーションが高かったからか、めんどくさいって思うと仕事までなんだかイヤになってきちゃって。

私はぶっ飛んだ感覚や考えでモチベーションを保ってきたのかなぁーー。

やっぱり物事にはさ、メリットとデメリットってあるんだよね。

だからこそ、どうありたいかってのが大事なんだよね。

〇〇やんのスタンスって私、好きでさ。

でも能力足りない部分もあれば、自分には手放せない感覚もある。

結局私は私でしか生きられないってことかな。

なんかそういうことモヤモヤ考えちゃうよ。

遅いよねー、ホント。

これホントなら20代までに葛藤するような内容なんじゃなかろうか…。


夫「まぁ、それは人それぞれなんじゃない?

必要なときに必要な葛藤するんじゃない?

だから年齢って関係ないと思うよ。

オレが同じように葛藤してたのは中学生くらいかな…。

できないことをできるように努力するよりも、できることを着実に積み重ねていった方がいいって思ったから、ある意味諦めの境地に入ってたよ。」

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私「マジか!!

どんな中学生だよ。

中学っつったら私はできないことばっかり挑戦してたよ。

陸上部で関東大会に2回出場できたし、委員長とか議長とかそういうのいっぱいやってたし、テストも学年トップだったし。

可能性にあふれてた時代だったもんなぁ。

よく表彰されてたんだけど、体育館の舞台に上がって礼して賞状をもらうじゃんか?

で、上がるたびにスカートの丈が短くなってたらしくて、あるときパンツ見えそうだったって言われたのを覚えてる(笑)

我ながら浅はかだったけど、そんなもんかと思ってたなー。

友だちに〇〇やんとかいたらよかったなー。

でも世界が違いすぎて会話できなかったかな…多分私の発言とかいちいちムカついてたと思うよ(笑)

中学でのことはいい経験だったと思うし、そのあとの高校での落差が激しくて、当時は混乱してたんだけど、〇〇やんの話を聞くと、私は見えることばっかり取り組んでて、見えない心の成長が遅れてたから、高校ではうまくやっていけなかったのかもしれないなぁ。

やっと今追いつこうとしてるのかなーー。

なんか情けないなー、ホント。

でも仕方ないもんね、今まで意識してこられなかったんだし。

私にないものを持ってる人と結婚してよかったわー。」

ここで突然寝落ち(笑)


夫婦で会話すること

いつもホントによく付き合ってくれてると思います。

夫にはホントに感謝しかない。

私、ホントしょーもないのに目に見えるカタチにはこだわってきたから、気持ちは大きくなってて。

目に見えないことを大切にできる夫には、ホントにいろんなことを気づかせてもらって、それがあるから今の私があります。






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