老いとうまく付き合っていくために
仕事で90歳以上の女性と話していると、同じような発言に何度も出会うことがある。
「頭がポンコツだから。」
「脳がパァになっていて。」
「この歳だからわからないことだらけなのよ。」
20代だったら、そんなことないですよって安易に答えてしまってたと思う。
でも今は、それが歳をとるということなのだと実感する。
そして、あえて話すのは、相手はそれに理解がないと思うからだと思う。
スタッフとして働く職員で同じ年齢の人は当然いないものね。
私は年々、脳の衰えを感じていて。
それを実感するのは脳が衰えるとは何か、勉強してきているのもあると思ってる。
変化を捉えやすいからね。
脳の機能にはどういうものがあって、年齢とともにどういう能力が落ちてきて、落ちるとどういう行動が出てくるか。
知っていると、自分の傾向もつかみやすいのね。
その件とは別に、
「私は運動がからきしダメで。」
という言葉もよく聞く。
現状の体の動きが悪いことに対して、最初に伝えておこうと思うのかもしれない。
体の健康についても今まで学ぶ機会がなく、突然動けなくなったり、痛みが出たり、病気になったりする。
そうなって初めて、身体機能と向き合うことになるのよね、人は。
そうやっていろんな方の体の状態を代弁し、少しでも生活しやすいように、工夫したり練習したりする中でサポートしてきた私。
これからの時代を考えると、情報は増え、文明はどんどん発展していくわけで。
自分の人生に必要な情報と文明機器を選び、ありたいカタチに整えていく中で、病気やケガの予防も大切な要素になってくる。
「セルフメディケーション」という言葉も生まれたものね。
① セルフメディケーションって何?→→自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです
② セルフメディケーションを行うには何をしたらいいの?→→○適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠・休息を心がけ、体調管理(体温・体重・血圧等の測定、健康診断受診等)を継続するなど、日頃から健康を意識することです
⇒健康の維持、生活習慣病等の予防や改善・重症化予防、ひいては健康寿命の延伸を目指すこととなります⇒結果的に、医療費の節約につながります
○軽度な身体の不調を手当するためには、市販薬を使用したり、症状の改善が思わしくない場合には医療機関等を受診したり、適宜判断しましょう
今まではテレビ番組で「〇〇にいいのは〇〇です!」を鵜呑みにしていたのが、自分の状態を自分で把握して、必要な情報を集め、自分に合ったケアをする。
自分の体のことは、自分で感じ、考えていく。
必要に応じて、専門家の意見や判断を取り入れる。
そんな世の中で、私は体の声を聴くヒントを伝えていきたい、そんなふうに思ってる。
今から自分のカラダの声を聴く習慣、身につけていきたいよね。
こんなサークル、始めました。
自分のカラダの声を聴こう!
サポートのお気持ちがとっても励みになります😊✨その幸せの気持ちを他のたくさんの方へつなげていきたいと思います🎶