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不安を解消する科学

以前、不安の解消法としての「再評価」の考え方をYouTubeで観てから、ファンになっていた内田舞先生。

なんと最近新しい動画が投稿されたという情報をInstagramで知り、早速視聴。


私ね、内田舞先生の言葉の選び方、すごく好きなのね。

グイグイっと感情に乗った話し方をされているようで、全然不快にならない。

とてもわかりやすく整理されていて、具体例満載で理解しやすい。

内容も、私が今すごく考えていることに近くて、背中を押してくれる感じで。


この先生からよく出てくるワードが「うつ」とか「不安」で、それに対する対処法を話してくれるんだけど、その対処法が私が経験から導かれていった方向と近くてね、私が戦ってきたのは「自分の中の不安」だったんだって気づいたのね。

「不安」って言葉は知ってたけどさ、自分が訳もわからず対峙しているこの感情がなんなのかっていうのをはっきりと結論づけられずにいたのよね。

それが内田先生の動画を見て、

「私は不安と戦ってきていたんだ。どうにかしたくて私なりに対処法を考えてきたんだけど、方向性は間違っていなかったし、こういうことだったんだなぁ。」

と裏付けが取れたような、そんな感覚。


今回は季節の変わり目である10月というタイミングや長引くパンデミックでの「不安」に対して、どう捉え、どう考えていったらいいのかという話から始まるのね。

めちゃくちゃわかりやすいから動画を是非見てほしい。

その中で私が今までやってきたことがとてもわかりやすく説明されている部分があったから、そこだけ取り出してみるね。


最初に、脳の構造について話があるのね。

3つの構造があって、内臓をコントロールしている生命維持のための「脳幹」、より高次な「大脳辺縁系」、いちばん表面にあっていちばん高次な部分であり人でとても発達している論理的に考える「大脳皮質」。

この3つがそれぞれの役割を持ち、協力しながら人は生きてる、と。

でね、感情は大脳辺縁系の扁桃体という部分が司っているのね。

生存の危機に陥ると、この扁桃体が発火して不安信号を出すんだけど、それを受けた脳幹は、呼吸を速くしたり、心臓をバクバクさせて危機に対応しようとする、と。

同時に大脳皮質では状況を判断して論理的に考え、どう行動するか選択しようとする。

不安が治まるメカニズムとしては、ひとつは状況を冷静に判断して「大丈夫!」と思えること。

もうひとつはお薬で体の反応を落ち着かせたり、意識的に呼吸をゆっくりするなど体の反応を落ち着かせることで、「大丈夫なんだ」と認識させること。


内田舞先生がオススメしている「再評価」は、感情・考え・行動を客観的な捉えて「意外と大丈夫」と思えたり、自分の考えを捉え直す機会を作るということなのね。

これは私がnoteでやろうとしていることに似ていて、要は論理的に考えて「大丈夫」と思えるような結果に結びつけていくこと。

私も状況を感覚や思考、行動から捉え直すってすごく大事だと思っていて、そうすることで「不安」を落ち着かせていたんだなぁ、と納得で。


あとね、脳幹から落ち着かせるっていう方も、実はすごく重視していて。

それが体からのアプローチ。

呼吸とかコアを高めるとか、そういうことがすごく有効だと思っていたんだけど、まさにそれだと思って。

そうか、私はどっちからもアプローチしたいと思っていたんだけど、それで何をしたかったかって「不安を落ち着ける」ことだったんだーってすごく腑に落ちたよね。

脳幹からのアプローチって、多分自律神経よね。

ここら辺も科学的に説明できるところで。

私はもっとそういう部分を内田舞先生のようにわかりやすく伝えられたらいいんだーって実感したよ。


あとは短期的ではなく、長期的な視点を持つこと。

これもすごく大事だって思ってきたけど、動画の中でも説明されていて、うんうんって頷きの嵐だったよ。


そして、後編はこちら。


マイクロ・アグレッションの部分も、少数派の私からしたら、そうそう!と納得の嵐。

動画の中でも私の心に響いたのは、トトロを例に出した「子どもの自己肯定感の高め方」の説明かな。

ホントそうって思った。

相手の世界観に一度入って、同じ目線で物事を捉えて接するスタンス。

これはね、私も仕事で経験的に学んだのよね。

なかなか理解されない言動や行動のある方とリハビリをするときには、まずはその方の世界に入り込んで話をするの。

信頼関係の第一歩を築くためには必要だと思ったんだけど、まさにこれと感覚が近いと思って。

そうか、その感覚は間違ってなかったんだなーって。


ま、ウチの子にはなかなか通じなかったんだけどね…。

安心できる距離感ができてからの次の段階だったんだと思う。

前のめりすぎたのね。


そんな振り返りもできてよかった。

全てがダメだって思い込んでたけど、そんなことないよねって思えたから、内田先生さまさま!


最後の親ガチャの話もすごく納得。

ラディカル・アクセプタンスって難しい言葉を使っていたけど、「そのまんまを受けとる」、事実をいい悪いのジャッジせず、ただただ受けとるだけっていう。

そして、未来とか自分がコントロールできるところを大切に、淡々とこなすことを話していて、そうそう、それなのよ!とやっぱり頷きの嵐。


科学っていいよね。

証明されていて、再現性の高いことだから。


こんなふうに勇気をもらえたり、自分の背中を後押ししてくれるような人を知っておくって大切よね。

自分で考えたり行動してきたことが、力強い言葉で後押ししてもらえるって心地よい。


そして、改めて発見!

私がやってきたことは「不安を制す」ってことなんだって。

いい学びをいただいたなぁ。


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