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【子育てと仕事の両立】今はペースを落としてでも仕事を続けるというカタチがあっていい

ゆっくり出勤2日目。

初日の私はこちらで↓

昨日は家に帰ってこないで、車の中でnoteを書いて、精神統一してから出勤したのだけれど、途中、リラックスできたからかお通じな雰囲気になったので、今日は自宅に戻ってきたよ。

ママあるあるだと思うんだけれど、やっぱり家って恐ろしいわ。

やることが目に見えてしまうから、やり残した洗い物とか、時間があったらしようと思っていた長男の学習レポート(ネットスクール)のプリントアウトとか、やり始めてしまったよね。

あー、あるある!って思ってくれたら嬉しい。

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自分の時間と決めたら余計な刺激はシャットアウト

自分の時間の過ごし方に環境の工夫は必要そう。

この時間だけは自分の時間って死守したいし、リラックスしたり、気持ちを落ち着かせたいわけだから、それに合わせた環境って大事よね。

今日は自宅のリビング。

これはダメだわ。

リラックスとは程遠いや。

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ちょこっとペースを落とす働き方のススメ

私がゆっくり出勤に至るまでには長く模索した時間があったのね。

この選択をしてきたことを自分なりに思い返してみようと思う。


子どもに療育や支援が必要、となったとき、働くママはどうしたらいいの?って考えるよね。

同じ保育園のママ、個別支援級で同じクラスだったフルタイム勤務ママも、私と同じように悩んでた。


私も元はフルタイムで働くママだったの。

長男に療育が必要になったこと、フルタイムだと十分なフォローができないことにより、その時働いてた職場から転職することにしたのね。

でも子どもにフォローが必要だから、という前提での転職ってうまくいかなかった。

考えたら当たり前なのよ。

そんなの前提で新規で採用しようってなかなか相手も思えないんじゃないかな。

提示される時給は相場より低かったしね。


私は自分の医療専門職での経験を頼りに転職に臨んだけど、条件に縛りがあるし、入ったとしても周りと同じようには動けないし…。


だから同じように悩むママには経験談としてこう話してきたの。


「辞めることが前提だったら、ダメ元で交渉してみるのも手だと思う。

 週3回で働けないかとか、時間を考慮してもらえないかとか。

 こんな条件だったら働き続けられるっていうのを具体的に提示して、考えてもらうの。」


今までの実績やその人となりを理解してくれている職場にいる方が、相談に乗ってもらいやすいし、働きやすいと思ったからそう伝えたんだ。

だけど、悩んでたママのひとりはお堅い職種で職場には昔ながらの体質が残っているみたいで、結構厳しいと思うって言ってた。

もうひとりのママは大病院で働く医療技術職で、そんな特例は今まで認めてもらった試しがないって言ってた。

でもね、おふたりとも勤続年数は結構あったし、それなりに必要な人材なはずなの。

だから辞めるしかないかなって思うくらいだったら相談して欲しいって思った。

でね、紆余曲折あったようだけど、結果的には非常勤への変更が認められたんだよ。

今も無理のない範囲で働き続けてる。


そんなやりとりから、もう辞めるしかないって追い詰められていたとしても、そのつらい気持ちは少し横に置いてね、どんな条件だったら何とかやれそうかなって考えるのも大切だなって思ったよね。

私は転職当時、そんなふうに冷静に考えられる状況ではなくて、辞めてしまったのだけど。


そんな私も少しは成長して、今回はゆっくり出勤を相談することができたの。

認めてもらって、なんとか働き続けることができそうな気がしてる。

今朝はこんなふうに言ってもらえたんだ。


「きっと朝の余裕から、出てくる言葉も態度も違うだろうし、またお子さんも変わってくるでしょ。

 そんな感じでいいから、無理せず長く働いてくださいね。」


ああ、勇気を出して良かった。

ちょっとの差なんだけど、朝の余裕、気持ちの余裕が全然違うのよ。

ダメならダメで仕方ないけど、ダメ元で相談してみる、それって大事だよ。

自分をまず楽にしてあげる、そこからじゃないかな。

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仕事を続けた方がいい状況もある

ママのキャラ、子どもの状況にもよるから一概には言えないことなんだけれど、私が仕事を辞めようと思うときに思い出す言葉がある。


「ママは働いていた方がいいこともある。

 子どもと適度な距離が保てるし、ママに社会的な居場所があることも大切。」


それよりも大切にしなきゃいけない状況もあるからね、ホントに一概には言えないけど、迷うんだったら続ける選択もありじゃないかなって私は思う。

もちろんしんどくない条件が必須。

ママが働くことでかえってしんどかったり、状況が悪化しちゃうんだったら、ママの負担を減らすことが先だよね。


ここでは私が仕事を続けたことで得られたいい感覚を書いてみようと思う。


・子育てがうまくいかなくても仕事でうまくいくと自信がダダ下がりにならない

・子どもとうまくいかないときに物理的距離があることで冷静になれる

・家族以外の人との関わりで自分がリフレッシュできる

・子どもの社会的自立、経済的自立を考えるときに自分の経験から視野や視点が広がる

・社会でやっていく難しさを子どもと一緒に考えられる

・自分で稼いだお金があることで気持ちに余裕ができる

・好きなものを買う罪悪感が軽減する

・自分の成長のために頑張る時間ができる

・生活にメリハリができる

・疲れてよく眠れる

・視野が狭くならない

・いろんな世代と交流できる

・自分の社会勉強になる


その一方で、私は常に罪悪感があったし、子どもの登園・登校しぶりがあると余裕がなかった。

子どもが熱を出したら夫とどっちが休むかっていうのことにも、いつも葛藤があった。

私が休むと職場に申し訳ないと思い、夫が休むと一緒にいてあげられない罪悪感があり。


ね、ホントそんなのの繰り返しだよね。

何度もその気持ちに負けそうになって、辞めるって騒いでたよ、私。

それでも今も辞めてないのは、全体的に見るとその方がバランス取れるからなんだよね。


子育てをしているとどうしても仕事そのものが「悪」に感じちゃうことってある。

子どもに何かがあるとそれって尚更じゃないかと思う。

私が十分に見てあげられてないからじゃないかっていう思いが込み上げてくるのよ。

私はさらに自分の親に対して「もっとわかってほしかった」っていう想いが強くあってね、私も子どものことわかってあげられてないんじゃないかって後ろめたさみたいなのはずっとあって。

仕事辞めたらわかってあげられるかっていうと、そうでもなかったりするんだけどさ、やっぱり仕事が「悪」じゃないかって思ってたよね。


母親であることも大切だけど、母親も妻も嫁もいろんな役割を果たそうと頑張ってる「自分」を尊重することも大切なんだ。

それがわかってきてからは、うまく付き合おうとするようになった気がする。

で、そうやって折り合いをつけて何とかやっていくってこと、実は発達特性のある子どもの子育てにも通じることなんだよね。

しんどかったことも多いけど、私は仕事を続けることで自分にとっていい社会勉強をしたと思ってる。

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気持ちの余裕と声かけの変化

いつもなら、仕事に出発する時間に長男が起きてないと心配になった。

いつ起きるのかな、大丈夫かな。

朝ごはんとお昼ごはんのメニューだけ伝えて出発してた。

でも今日は一度戻ったときに、もう一回顔を見られたし、そのときにかける言葉がいつもとは違ってた。


私「やらなきゃって思ってると起きるのつらいから、何かやりたい、食べたいっていうワクワクすることがあるといいかもしれないよね。

 朝、何食べたい?」


長男「うーん、クリーム系のパンかな。」


私「うん、わかった。

 なんかそういうのがあると、食べたいって思って何か動くきっかけにもなるよね。

 無理しなくていいけど、起きたらベッドから外の光を見て、起きれなくてもその場で体をゴロゴロ、バタバタ少し動かして体の準備をしたらいいよ。

 起きれなくても、それだけすれば体はちゃんと朝だって認識してくれるからね。」


心の余裕は言葉に変化をもたらす。

ホントにそう。


そういえば、今日は三男も切り替えが悪くて、いつもだったら遅刻ギリギリラインだったの。

でもゆっくり出勤で大丈夫って思えること、めちゃくちゃ心に余裕ができる。


良かったよ、本当に。

相談して、対応してもらえて。

そういう経験、ママにだってたくさん必要だよね。

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