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ものがたり洋菓子店 月と私

最近、食べ物にまつわる本にハマっている私が今回読んだ本はこちら。読んでいるだけでおいしさに包まれてお菓子をつい買いたくなってしまうのが難点。 住宅地のはずれにひっそりと建っている洋菓子店でシェフとして働く糖花さんと執事のような出で立ちをした語部九十九さん。語部は自分のことを「ストーリーテラー」と呼んでいる。そう、この洋菓子店は「ストーリーテラーのいる洋菓子店」なのだ。このふたりが織りなす洋菓子店の世界に飛び込んだ時、美味しいお菓子ととそれにまつわる素敵な話に包まれる。疲れた

    • 今日のハチミツ、あしたの私

      寺地はるなさんの作品を読んだのは「川のほとりに立つものは」に続いて2作目だ。少しネタバレも含むが私の感想を綴っておく。 この作品から一番に感じた事は「置かれた場所で咲きなさい」という事であった。 主人公の碧は学生時代に出会った「あさのハチミツ」に救われ、心の拠り所にして毎日を生き抜いてきた。時は進み30歳。職なしの安西と結婚するために自分の仕事を辞め、実家を継ごうとする安西とともに安西の育った街へと向かう。しかし、そこで安西の親に結婚を強く反対され職無し、家無しの非常事態

      • 一六タルト

        先日愛媛旅行に出かけた。 旅行先で母から一通のLINEが。 「一六タルト買ってきて」 私は言われるがままにお土産として一六タルトを買って帰った。 話を聞いていると曽祖父の家があった愛媛に母が帰省をする際、毎回一六タルトを買って帰っていたという思い出の味なのだそう。 普段帰るのが遅く、一六タルトを食べるチャンスを逃し続けていた私だったが、今日、珍しく夕方家にいたため一六タルトを食べる機会がやっとやってきたと思った。しかし妹にあれから母は仕事終わりに毎日一六タルトを食べるのを楽

        • かがみの孤城

          かがみの孤城、本当に素敵な作品だった。 忘れっぽい私が次また読むときのために、ネタバレにならない程度のあらすじを書き留めておく。 学校に通えていないの安西こころ。ある日突然部屋の鏡が光りだす。鏡にそっと手を伸ばすと中に吸い込まれた…。その先にあった世界はお城だった。その城にはそれぞれの悩みを持って学校に通えていない中学生七人が集っていた。鍵を見つけたら一つ願いが叶えられる。そう言われて始まったかがみの中に広がる世界で過ごす一年間の物語。 不登校のさまざまな理由、生きていく

        ものがたり洋菓子店 月と私

          母の日のプレゼント

          5/7 母の日まであと1週間程となりましたが我が家ではもうプレゼントを渡しました。 今回は母リクエストで父とのペアマグカップ。 私と妹でマグカップを選び、決めたのはプリンみたいなマグカップ。 父は初日青汁が入らないんじゃないかといつものコップを使っており、母は1人でマグカップを使うことに。その後実験して意外と量が入ることが判明。 2日目が今日でした。 父は母より先にマグカップで飲み物を飲んでいました。 私が母にマグカップを使ってくれていることを報告すると 母 「ほんと!!

          母の日のプレゼント

          春の散歩

          今日の午前のはなし。 妹はのんびり散歩、母はお買い物に行ってた。 家に1人残されて30分くらい経った後妹の散歩に合流しようとした私。妹は今どこ歩いてるんだろ〜って二階の窓から探してみたけど見当たらない。 ひとまず外に出てみるか。 外に出ると賑やかな話し声と共に帰ってきた妹と母。 一緒に買い物いってたのか〜そりゃ窓から覗いても見えないわけだ。 私 「やっぱり買い物2人でいってたのー?どこにいるかと思ったよ〜」 母 「いや、そこで会ったの。あの子1人で いちご狩りしに来て

          春の散歩

          みかんの毎日と題して今しかない楽しい家族との生活を記録したいと思います。未来の自分が読むためのものなので私さえ意味が分かればいいやと思って書いていきます。

          みかんの毎日と題して今しかない楽しい家族との生活を記録したいと思います。未来の自分が読むためのものなので私さえ意味が分かればいいやと思って書いていきます。