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かがみの孤城

かがみの孤城、本当に素敵な作品だった。
忘れっぽい私が次また読むときのために、ネタバレにならない程度のあらすじを書き留めておく。


学校に通えていない中学生の安西こころ。ある日突然部屋の鏡が光りだす。鏡にそっと手を伸ばすと中に吸い込まれた…。その先にあった世界はお城だった。その城にはそれぞれの悩みを持って学校に通えていない中学生七人が集っていた。鍵を見つけたら一つ願いが叶えられる。そう言われて始まったかがみの中に広がる世界で過ごす一年間の物語。

不登校のさまざまな理由、生きていく上での葛藤が描かれている。そこに集った人たちの共通点、それぞれが頼りにしあってなんとか現実世界でうまく生きていこうとする姿、終盤での強い友情。そして最後に全ての謎が解け、つながりが見えた時、この小説をもう一度読みたくなる。

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