#暴太郎戦隊ドンブラザーズ
ニチアサの話がしたい vol,150
■今週のギーツ・五十鈴大智「償い」への旅路
ついに『ギーツ』も今週45話「創世Ⅶ：願いのゆくえ」を入れて残り5話だが、何だかんだ言って毎作居る「ラスボス」がこの段階でもあまりはっきりしていないことや、（ジット？スエル？それとも？）そもそも景和もまだ闇堕ちしっぱなしだし……ということも相まって、放送期間があと1ヶ月しかないなんてマジでにわかには信じがたいし、このまま次々新しいゲームをやっていけ
ニチアサの話がしたい vol,129
■今週のドンブラザーズ・オンリーワンという人間賛歌
最初は、悲しすぎる結末だと思った。捨て子だった自分を拾って育ててくれた陣のことも、「幸せ」の意味を教えてくれた仲間たちのこともすべて、タロウくんがこれまでの記憶の一切を失ってしまうなんて、あんまりだと。はるかの漫画により奇跡が起き、ほんの一瞬だけ「自分は何者なのか」を思い出し、最終決戦ではドンモモタロウとして見事な勝利を収めるも、その後彼が仲
ニチアサの話がしたい vol,128
■今週のギーツ・サポーターからのギフト
『ギーツ』って面白い。何を当たり前のことを今さら……という感じかもしれないが、なんだか今週はしみじみとそう思ってしまった。というか最近の『ギーツ』の面白さ、ちょっとすごい気がする。ここのところ『ギーツ』のラスト5分はずっと「えー！！」しか言っていない気がして、ジーンじゃないけどちょっと感動すらしてしまうし、わりと中だるみしやすい年明け以降、ここまで面白さ
ニチアサの話がしたい vol,127
■今週のギーツ・騙せない心、伝わらない想い
『ドンブラザーズ』がラストスパートをかける中、『ギーツ』のデザスター編もいよいよ大詰め。ジャマト側に回った道長も、ベロバが公認サポーターになったことで支持率が反映されるライダーとして、姿こそは見せないものの再び「参戦」する形になる。こうして見ると、やはりそこには英寿、景和、祢音、道長という所謂「レギュラーメンバー」が集まっているのだが、それぞれの立場
ニチアサの話がしたい vol,126
■今週のギーツ・世界観あふれる外部キャラ
物語の構造上、『ギーツ』には、レギュラーキャラ以外の登場人物が数多く存在する。いわゆる「準レギュラー」と呼ばれる彼らは立ち位置がとかく難しい。悪目立ちしてレギュラー陣を食ってしまってもいけないし、かと言って平凡すぎると今度は視聴者に覚えてもらえない。どの程度キャラを濃くするか、レギュラー陣と被らないような個性をいかに出していくか、キャラ作りも人一倍大変
ニチアサの話がしたい vol,125
■今週のギーツ・お姉ちゃんの受難
識字能力を持ったジャマトたちがGDPの運営宛てに時限爆弾を仕掛けたという脅迫状を送付。その標的の中には景和の姉である沙羅もおり（仮面ライダーの親族の宿命かもしれないが、よく敵の罠にはまる姉ちゃんである）日没までのタイムリミットに追われながら爆弾処理に奔走するライダーたち。爆発演出と言えばこの方、山口監督仕込みのド派手な爆破アクションと、チーム戦ミッションと共同
ニチアサの話がしたい vol,124
【ドンブラザーズの感想追記しました 2023.1/31】
■2023,1/29によせて 今、上空12467mでこの原稿を書いている。これまで新幹線の中やホテルの中で執筆したことはあったが、空の上は初めてだ。
夕暮れの成田空港（多くのものが無人化され、入国と出国に必要な手続きは煩雑を極めた）を発ち、この飛行機は今、ホノルルへと向かっている。父の手術の日程や、私や姉貴の仕事など、家族の予定をどうに
ニチアサの話がしたい vol,123
■今週のドンブラザーズ・全部、愛だった
いつもは放送順通りに仮面ライダーの感想から書いているのだが、今週は先にスーパー戦隊、というか『ドンブラザーズ』の話からさせてほしい。なぜならちょっとマジで今週の『ドンブラザーズ』が凄すぎたからだ。見終わってからこんなにも居ても立っても居られない気持ちになったのは久々かもしれない。イヌブラザーの正体バレ、雉野vs翼、そしてソノニの恋の行方と、これまで１年か
ニチアサの話がしたい vol,122
■今週のギーツ・DGP新シーズンとサポーター
前回の放送で、DGPは仮面ライダーが世界を救うためだけではなく、仮面ライダーが世界を救う様子そのものを観客が楽しむために開催されている多次元リアリティーショーだったことをツムリの口から聞かされた景和たち。これまでの自分たちの命懸けの戦いが全て大勢に盗み見られた上で、あまつさえ娯楽として消費されていただなんて、（TV本編ではそこまで言及されていないが
ニチアサの話がしたい vol,121
■今週のギーツ・メタ構造の「リアリティーライダーショー」
ある日突然、わけも分からず戦いに巻き込まれた一般人、桜井景和の目線で始まり、毎話謎が謎を呼んできた『仮面ライダーギーツ』。年内最後の回となった16話「謀略IR：キツネ狩り」は、大きな謎の一つであった「DGPとはそもそも何なのか？」という問いに対し、それが「次元を超越したリアリティーショーである」ことがついに明かされた。自分にとってはただ
ニチアサの話がしたい vol,120
■今週のギーツ・「神」無き世界の最終戦
『ギーツ』15話「謀略Ⅵ：仮面ライダーの資格」良かった……とても良かった……。自分がいつか記憶を消された時のための策を事前に講じ、（「龍騎」ファンの読者の皆様にしか分からないと思うが、ギーツ版「金色の羽根はとにかく後ろを殴れ！！」だ）変身できずとも常に真っ先に人々を助けようとする英寿の天性のヒーローぶり。英寿が過去に叶えた願いから、彼には仮面ライダーの資
ニチアサの話がしたい vol,119
■今週のギーツ・晴家ウィンくんの話がしたい
TVドラマや映画を観ている時、「これってこういうことなんじゃ……」と、ふと思ったりすることはあるけど、基本的にあまりその後の展開を予想したり考察をしながら観ないようにしている。というか考え始めるとそちらに夢中になってしまい、今度は画面に集中できなくなるという不便な脳をしているのでやりたくてもでできない、と言った方が正しいけど。なので今週の『ギーツ』第
ニチアサの話がしたい vol,118
■今週のギーツ・2クール目の素面アクション
世界をジャマトの脅威から救う対価として、自身の理想の世界を叶えられる「神」を決める超次元のゲーム……のはずが、今季は既に目的が「ギーツ落とし」にすり替わりつつあるDGP。第3回戦はライダーの座を賭けたドライバー争奪戦、
通称「イス取りゲーム」であり、近年では珍しく（今のところ）全員共通のドライバーを使っている『ギーツ』ならではのミッション回を撮るのは
ニチアサの話がしたい vol,117
■今週のギーツ＆今週のスーアクさん 30分間、ずっと「かっこいい……」って言ってた気がする。そんな今週の仮面ライダーギーツ第12話「謀略III：スロット★フィーバー」。もうとにかく全アクションシーンが、全カット良かったと言っても過言ではない。ストーリー自体は「みんなで協力して迷宮を脱出する」という至ってシンプルな筋書きだが、だからこそ、あれこれと考えることなくアクションパートに没入できたのもありが
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