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おばあちゃんの手しごとをみて、思いついたこと。


結婚して、あたらしく家庭を持って
会いにいくひとが倍に増えた。


そのなかの1人にあたる
夫の祖母は、いまはひとり暮らし。
元気でいるための工夫が
生活のいたるところで見つかるその部屋は
わたしにとって興味そのものだった。


おばあちゃんは、手先が器用で
かぎ針のバッグやゴミ箱にしているカゴ
年賀はがきの鍋敷き…


ほかにも庭に自生している
ドクダミを乾燥させてお茶にしたり
ともかくいろんなものを作っていて、
なかでも1番可愛い!と思ったのは
生地を裂いて作った草履。


はじめてご挨拶しに行った時に目をつけて
2回目に会いに行ったときには
自分用にひとつ作ってもらい、
自宅のマンションで室内履きにしている。


手作りの草履は、
片方の鼻緒がすこしゆるかったけれど
生地の上に素足を乗せている心地よさに
とてもハマってしまった。


内職するなら、可愛いものをつくりたいなって。

ほんとなんとなくなんですが、
味噌作りにしても、郷土料理にしても
おばあちゃんに習うって、なんか良いなぁ
とそのときに思って。
そこから妄想が止まらない。


この裂織りの草履だって、普通に可愛いと思うけど、生地をリネンやコットンのキバタの色や、
はたまた藍染などの植物染めのものに変えたらシンプルで今っぽくて可愛いし、
いろんな人の目に届きそうだなぁ、とか。
あぁ、もう今度、習いにいかないとな。笑

そんなこと考えてたら、
習って作れるようになることも大切やけど
このものの良さがもっと人の目に届いたら
ひとつの“しごと”が生まれるかもしれない。
しかも家でできる内職で…。
(しまいに夫からひとのおばあちゃんつかまえて何妄想してんねん!と言われそうや…w)


“なつぞら”(朝ドラ)の主人公のなっちゃんは、
産後6週間で復帰すると言ってたけれど
わたしは、もし子供がうまれたら
もう少しじっくり成長を見守れたらなぁと思っていて。

でも仕事は好きだからやめたくないってジレンマがあるからこそ、自宅でできる仕事がもっと増えればなぁ。とか、ついそーゆうことを考えてしまう。


内職だと、ほんと安い賃金でやってるイメージがあるけど、
直接やりとりすれば、なんか良い循環が生まれないかなぁ。…あぁもう、妄想、広がる広がる。
ともかく、近いうちに作り方を学んで、作ってみることにしよう。


すぐそばにあった知恵を、いまのかたちに

k.now.n ( ノウン )

k eep ... 持続的な、保つ
now ... 現代、いまのかたち
n ative ...自然の、天然の、元々そこにいた人たち


まだ何も始まってもいないのに、
ブランド名が浮かんでしまった…笑


でも、わりと気に入っている。

なにかをはじめる合図かな。
ともかくメモっとくことにします。

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