発想の転換でできた工事現場型テーマパーク
イギリスで今超人気のスポット、Diggerland(ディガーランド)ってご存知ですか?私はディズニーランドより、ディガーランドが好きです。これ、「発想の転換」の賜だと感じたのでシェアします。
ディガーランドって?
ディガーランドはその名の通り、掘る(Dig)をテーマにしたテーマパークです。なので工事現場などで使われているリアル重機を実際にゲーム感覚で扱える最高な場所です。
私が今回行ったケントにあるディガーランドはロンドンから電車で約1時間。ここでは20以上もの重機が扱えました。ディガーランドのマップはこんな感じ。。大人も子どもも両方楽しめるものばかりでした。
しかし実際乗ってみると、以下の通りインスタ映えはしません。操縦者は私です。笑
ちなみに、操縦できる時間に制限はなく、それぞれ無言で満足するまで掘り、満足したら自己申告で降りるというルールです。
そしてこんな乗り物も。。。
人が乗っちゃってます。そしてこれはスタッフの方が中で手動で重機を回しているという非常にシュールな乗り物でした。
ディガーランドのキャラクターもちゃっかり乗ってました↓笑
結構破天荒な乗り物がたくさんありますが、普段なら乗れない重機も実際に扱えるので、子供達や大人からも大人気でした。
ちなみに、チケットは、
90cm以上のにんげん=約3600円
90cm以下のにんげん=無料
★年パスは約11,000円
ディガーランドができた経緯
そして本題に。このディガーランドを経営しているHugh(ヒュー)さんは、重機の販売会社を経営していました。1999年当時、Hughさんは新規事業を考えていたそうです。当時、従業員の子どもたち向けに、会社を解放して重機に乗れるファミリーオープンデーを定期的に行っていました。
Hughさんは、これに目をつけ、会社のリソースでもある、”土地”と”重機”を使って、普段重機を扱うことができない一般の大人・子ども向けにテーマパークを作ったらいけるんじゃないか!と思い、早速実行したのがディガーランドなんです。
2000年にまずイギリスケントでオープンし、1年目で2万人が訪れたそう。その後翌年から一気に5箇所もオープンし、現在はアメリカにも進出。。!
一見アイデアはありそうに思えますが、ディガーランドの経緯って、まさに発想の転換で成功した事業だと。中の人は当たり前のことでも、外から見るとすっごい価値があるものを実際に事業にしちゃった典型的な例だと思いました。
最後に、ディガーランドHughさんの言葉を。。。!
“The concept of Diggerland is a global one; America gave the world Disney, and we have given the world Diggerland!”
以上〜
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