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50歳からのプロポーション

現代の若い女性は鮮やかな色のアイメイク、陰影をつけるためのハイライトで化粧を仕上げ、8頭身9頭身もある身の丈でとてもカッコいいですね。背が高いと言われる私も見上げるほどで、今風の衣裳を身に纏い、颯爽と歩いている姿は素敵です。
そんなある日、見た目に綺麗だなぁ、素敵だなぁと思った矢先に足を組み、堂々と化粧を直す女性を見たんです。そして友人らしき人と荒げな言葉のやりとり。
あゝ…美しい姿と思いきや何だかがっかりする自分。
これも、悲しきジェネレーションギャップでしょうか?

時々公共の場で見るこうした光景は、昔であればはしたない事であり教育された日本女性なら絶対にしなことてした。
なぜなら…女性は自分の見た目は人のためにあることを自覚していたからです。

時代によって身丈の美しさや表現の自由が違うのは当然のことですが、本来女性の美しさは見る人を良い気分にさせるもので、自分以外のために美しく在るものだと思います。時代が変わっても女性の美しさの概念には流行り廃りはないのだと思います。

----それが、女性の「ただ在る」という性質。

更年期になると、姿勢が悪くなったりそれが影響されてヒップやバストの弛みが出てきます。
女性は歳を重ねて緊張感がなくなると、いろんなところが緩んで弛んできます。これが、言葉によって変わるとすればどうでしょう。
言葉の音は神経伝達によって身体を支配するので
心の持ち様で姿勢が変わりその姿勢は筋肉を育てていきます。特に腰の周りの筋肉は腹筋と連動して体の中心を司る深層筋を鍛えますから激しい運動をしなくても呼吸の作用でバランスも整います。心地よい音を出す女性のプロポーションは生きてきた歴史を物語ります。

毎日どんな情報を取り、どんな言葉を使うかは
人格を決めて身体を創り上げていきますから今からでも意識したいもの。
諦めは老化を進めて、進化は美しさを創造していきます。後で大慌てしないようにしたいですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
心はすべてお見通しですから、使う言葉で意思は赴くままに進んでいきますよ!


矜持は誰も見ていないところでひっそりとつくられていくもの。女性は陰があるほど魅力が増し、陰ある女性は陽の男性を惹きつけていきます。50歳からは見えないところで何をしているかで女性の在り方が変わります。
美しい言葉は美しい心をつくり、美しい身体をつくります。その身体は更に磨きをかけて艶めく肌と、くびれのあるプロポーションをつくります。
時代が変わっても変わらない女性の美しさの伝承は、すべて自分次第なのですね。
50歳からのプロポーション、ちょっと気にしてみませんか?


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