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「私が悪者になればいいんでしょ!」って言う女性について

組織やグループをより良くしたいのに、なかなか意見を出せない人は多いです。そう思っているならまだ改善予知はありますが、無関心では何も始まりません。
「こんな意見通らないだろな」そんな思いの意見は「さぁ誰がそれを伝える」という段階で無駄な揉め事になってしまいそうです。
上司と部下では、様々な問題に対しても温度差があるため、伝え方やそのタイミングは大切です。
そして、その大事なお役目を担う人が「私が悪者になればいいんでしょ!」という気持ちで伝えてしまうと、せっかくの意見が形になっていきません。チームでまとめた意見は組織の横軸となる大切なもの。それを縦軸に伝えるためには悪役が必要なんです。

◯ヒーロー戦隊シリーズ

幼い頃に目を輝かせて見ていた戦隊シリーズ。
私はなかでもゴレンジャーが大好きでした。
30分の放送のうち、一番目を奪われるのは悪と戦うシーンです。平和というものが存在するなら必ず悪も必要なんです。
悪は正義の引き立て役で、一番痛い目に合いますが、そうしないと人の興味を駆り立てることはできません。
世界平和を扱うストーリーは、悪と正義の融合で成り立ちます。

◯木の家と氣のイエ

組織やグループというのは、様々な質の木材を組み合わせるようなもの。
というのは、知り合いの大工さんの話です。
水分が多い木や、乾燥して曲がった木、色の濃いもの薄いもの、穴があいたものや木目が不揃いなもの。こうした真っ直ぐな木材とクセのある木材は大工の技術と経験と、熱い情熱によって接点が結ばれ、一戸の家を完成させる事ができます。
木材の個性は様々ですが、特に反りとかねじれと言われる部分には、縦横に交わる筋交が必要だそうです。
縦横で意見を、交わせるのが私たち世代の役目なら、後の作業は目利きの良い棟梁にお任せですね。

キが息するようにイエは活きています。

◯音の波動

家に住む家族は、父韻と母音の音で織られたコミニュケーション、振動で子供という現象を生み出します。
すべての原理原則が、ここにありますから、組織でどんな音を使うか次第で、現象も変わります。
「イ」は息をする、生きる、意志 いのち
「エ」は枝のように成長や繁栄、発展を意味しますから育てる性質を持つ女性は、始まりの時に力を発揮します。
チームが枝葉のように成長するためには、音を織り、気を練り、人を組むという道のりが必要ですから循環するはには、風通しは必須です。

私たちは、ゆる~い環境にいると問題に気づくことは出来ません。同じことの繰り返しのなかで、それが上手くいくと体は楽ちんですが、そこからは何も始まらない。無関心では進化しないんです。もっと組織を良くするために、もっと社会のためにと建設的な自己否定は必要ですね。
悪者になるならとことん悪いほうがカッコイイですが、人や組織のための意図があれば人は引き寄せられます。
普段口数の少ない女性がチームのために意見をズバッと言って立ち去るなんて最高にかっこいいですね。
「私が悪者になったらいいんでしょ!」
そう言われたら「ぜひお願いします。チームには、組織には、あなたの力が絶対必要なんです〜」って言っちゃってくださいね!
善と悪で融合されたストーリーは、なんだか面白くなりそうですね。

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