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コレステロールの本質

血液検査のデータを指でなぞり、コレステロールをガン見!
病院の待合室でよく見かける光景ですね。
しかし、コレステロールはよっぽどの悪習慣をしなければ、悪さを仕掛けることはしません。
それどころか、意志を実現するための力となる素。
私たちは、コレステロールや脂肪のおかげで正しく性質を活かすことができます。更年期はコレステロールからつくられる女性ホルモンと男性ホルモンを上手に使い分け、意志の赴くままに進む時ですから…。

身体は常に心地良い状態を保つために「恒常性」というシステムが備わっています。
そのシステムが不具合ならば、調整や修理をすることは、更年期を生きる女性としての責任だと思います。
イライラやクヨクヨでは、エネルギーが空回り…情報洗脳された体は、ネガティブな方向へ傾き、せっかくあぶらの乗った身体が錆びついてしまいます。
オイル不足では、体は前に進むことはできず、
意志を想いのままにすることはできないですね。
身体とのコミニュケーションを図り、必要に応じてメンテナンスをしていきたいものです。
スルスルとした螺旋を次の世代につなげるためにも健康の本質をDNAに繋げましょうね(๑˃̵ᴗ˂̵)

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・善悪という情報洗脳


細胞膜をつくるための原料は「あぶら」です。
つまり、コレステロールがなければ約37兆個の細胞を守ることはできません。更に、内部とコミニュケーションをとるための神経伝達を担っています。悪役とヒーローがいないとドラマが進まないように、悪玉と善玉は共に身体という舞台でそれぞれの役割を演じています。
悪玉だからダメではなく、ともに必要な役柄なんです。そして、それらを裏側で操る黒幕がビタミンD。

ビタミンDが足りないと、血液の中のカルシウムが血管に留まり.硬くなります。血圧も高くなり、脳神経の伝達が上手くいかず、肝臓も痺れを切らし、イライラやクヨクヨが始まりますね。
嫌われものと言われる紫外線だってビタミンDという命にかかわる大切なものを生み出しています。
更年期は過度に紫外線を避ける傾向にありますが、やり過ぎだと身体は戸惑います。行き先を失った体は、免疫力を低下させ骨を弱らせるので、軸もぶれてしまいますね。
コレステロールから広がる体の機能は、善悪を超えて医学では語ることができない神秘的な世界を演出します。

・更年期は言葉で太る


成熟期は脂肪を蓄え、産む役割を果たそうと体が働きます。しかし、更年期はその必要がなくなるため、コレステロールを調整する女性ホルモンが減ります。
これは、どの女性にも起こり得る現象。
しかし、更年期になると「太る」というのは、どの女性にも起こることではありません。
更年期になると、確かに基礎代謝は落ちるため、以前と同じように食べていては、エネルギーを使い果たすことはできず、脂肪が蓄積します。しかし、代謝は筋肉の量でも変わるため、筋肉量が低下すると太ります。さらに、以前と同じ熱量、糖質ばかりを摂っていては「貯める」と「使う」のバランスが乱れてしまいます。
筋肉量の低下は運動しないことではなく働がないということ。
例えば、人のためになる言葉を使うと、セロトニンや成長ホルモン、ドーパミン等を出すために脳が神経伝達を活性させます。それぞれ伝達物質のホルモンは、「伝える」という働きを担うために脂肪を燃やし、筋肉を強化します。また、必要に応じて腹筋や呼吸筋、顔面の筋肉を活かすので、役割を全うできますね。
逆に人の悪口を言うと、どうでしょう。
言葉の音には意志がのりますから、低い波動が神経伝達されてしまい、必要と伝達されたストレスホルモン、ネガティブホルモンといわれるホルモンが放出されてしまうのです。神経伝達は、電子交換ですから、光を与えることも出来ず、受け取る事もできません。

熱伝導ができない体は、錆びつき酸化の道を辿ります…。
昔は体を「體」と書きました。世のため人のために働く身体はコレステロールに執着しなくても豊かな心と、強い骨組みが出来ます。
放電するので、自分も周りも温かくて嬉しい!

そんな代謝の良い體をつくるためにも余計な一言はさけた方が無難ですね。

・コレステロールを活かす

取り込んだ食べ物が消化吸収されて、代謝を経てコレステロールとして取り込まれるために必要なのが、感情です。太ることを気にして食べる物を選んでは、神経伝達の回路が誤作動します。ストレスホルモンが大量に放出を続けると血糖のコントロールまでが狂ってしまいどんどん修正不可能に陥ります。しかも、コレステロールは肝臓で合成されるのでイライラしてたら代謝も解毒もできません。
コレステロールを活かすには、いつもご機嫌な感情が必要なんです。

現代は、食事は贅沢になりましたが、食物繊維を摂ることも減り、太陽光にも当たらず更に、噛む回数も減り何のために生きているのかがわからない人が多くなりました。
しかし、あぶらは私たちが飢餓に陥っても生き延びるために体の内側で生成を続けています。
滑らかに熱を運ぶために、出番を待っているのです。
意志をつなげる役割を見つけた体は肝が据わります。熱いものが込み上げ、腹が引き締まるのです。
私たちは、血液検査の値すら操ることが出来る賢い體と精神を受け継いだことを忘れてはならないのですね。
行き先のわからない目的を失った体は、食べる事で満たされ、身体の機能に蓋をしてしまいます。無駄なあぶらが腹に蓄えられると、不安が強まり肝っ玉が小さくて、ぽっこりお腹になってしまいますね。

私が看護師として思うのは、コレステロールの診断は医師の経験と知識から生み出された常識であるということ。医師によっての見解は様々であり、結局信じられるのは自分自身の感覚、カラダです。コレステロールが高いのを遺伝として諦めず、考え方、思考や感情の伝承として受け止められる事と気づくのが、健康な道のりへの第一歩だと思うのです。


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