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最高のワークライフバランス。トロントで働く会社員の1日

トロントでフルタイムのデザイナーとして働く私の1日を紹介したいと思う。

諸情報として、私はダウンタウンにある、スポーツやエンタメの会社で、フルタイムの会社員が2,000-3,000人ほどの割と大企業で働いている。パートタイマーを入れると10,000人を超える。トロントに住んでいる人は殆どが知っている企業だ。

私は大抵リモートワークで、週2でオフィス出勤をするのだが、ここでの1日はオフィス出勤した日の1日を記録してみた。

朝は9時ごろ(10時に出社しても何も言われない)に基本は出社するため、まず朝は7:45に起きる。

バタバタとメイクをし、服を決めて、紅茶を飲みながら1時間ほどで用意し、8:45頃に徒歩でオフィスに向かう。

ダウンタウンにあるコンドミニアムに住んでいるので、徒歩でオフィスに出勤できるのはとても良い。夏場は20分ほど外を歩くとオフィスに着くが、冬場はとても寒いので、地下道を駆使して出勤する。

冬はマイナス20度になることもあるので、地下道はとても便利だ。ちなみに、トロントの地下道は、世界最大規模で、ダウンタウンの高いビルはほとんど地下道でつながっている。

コンドミニアムから歩いて、3分のところに地下道への入り口があるので、地下道に入ってしまえば、そこからはインドアでオフィスまで直通だ。

大体9:15ぐらいに出勤し、そこからメッセージのチェックやマネージャーと話して今日の作業内容を確認する。

そこからお昼の12時まで働き、12時から13時まではお昼の時間だ。お昼ご飯は基本自分たちで周りのフードコートなどに買いに行く。

最近トロントの物価がかなり上がっているため、サラダを買ってもチップなどを入れると20ドルほどする。日本円で約2000円強だ。最近はテイクアウトでもチップを要求されるので、いくらチップを渡すのが正解かと同僚たちの間でも話題になる。

そしてなぜかマクドナルドでさえ高い。ハンバーガーとドリンクとポテトのセットでも15ドルくらいする。

フードコートで食料調達した後、オフィスに戻り、食堂でみんなと会話をしながらお昼を食べる。最近の話題はちゃんとタックスリターンをしたか?など金銭的なものが多い。金利が上がり、物価も上がっているトロントでは、みんなが不安に感じているトピックだと思う。

そして13時になると、自分のデスクに戻ってまた17時まで仕事をする。15時ごろに1on1といって、上司と1対1で話す機会がある。私の場合は、コーヒーを飲みに行こうと上司がいつも誘ってくれるので、その際に1対1で話しながら最近のお互いの様子や、プロジェクトの進捗について話す。コーヒーも基本的にご馳走様してくれる。

17時前になると、ディレクターなどの上司が子供のお迎えのため帰り出す。早く帰っても何も言われないカナダの文化は本当に素晴らしい。これぞワークライフバランス。そして上司から先に帰ってくれるのも素晴らしい。

17時になると、忙しくない限り上司も私たちに早く帰ってねと言ってくれる。17時半には、もうほとんど誰もオフィスにはいない。

そこからまた歩いて家に帰る。夏の日の晴れてる日は、まだ明るくて気候が良くて最高だ。

家に着くと、まだ17時半-18時ごろなので、そこから友達とレストランに行って晩御飯を食べたり、家で1人でNetflixを見ながら晩御飯を作って食べたりする。

最近はキャリアアップを狙って、オンラインでデザインのコースをとって勉強する時間にあてている。

18時から夜中までの時間を好きなように有意義に過ごすことができるので、カナダの会社員として働いている中で過労などのストレスを感じた事は無い。

為になるかは分からないが、これが私のオフィス出勤の一日だ。






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