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〈long story ♯4〉二十四節気 “穀雨” は生きる喜びを味わえるとき

今日は、春の最後の節気の “穀雨” 。

穀雨が訪れると、夏に向けての準備を自分もしたくなる。

でもまずはその前に、梅雨という雨季を楽しむのだけれど。

気温が上がって寒気を感じる日が少なくなって

雨も降る日が多くなるから、穀物を育てるには絶好な時期。

ついハーブの仲間を増やしたくなる季節。

多摩川河川敷の自然たちもどんどん背を伸ばしていて

そんなのびのびとした自然たちと同調すると

地球に生きていることが嬉しくて仕方がなくなる。

雨と太陽と風と空気と万物を育てる大地

人はこの中にいることで生きられるから

きっとすべてがちょうど良いこの時期にいる喜びを

勝手にカラダが感じているのだと思う。

もし元気がなかったり

「不幸」だと思ったら

今、外へ出て。

場所によって雨は降っているかは分からないけれど、

太陽と風と空気と万物を育てる大地に

生物として身を委ねてみて。

生きていることだけを感じたら、それだけで満点だ。

社会の中でうまくいくことは

五感を使うことには勝らない。

幸せという感覚は思考じゃ得れない心

心は五感と脳でつくられるから

ただ自然に委ねることが、幸せになる方法。

自然体でいることが、幸せでいる方法。

“穀雨” は生きる喜びを味わえるとき

宇宙の中にいる自分を

地球から生まれた自分を、ただ感じよう。

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