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習慣化のコツ:小さな行動は目標を小さくするだけではちょっと足りない

目標は「毎日10分間の読書をする」よりも、毎日1分から・・毎日1ページから、とさらにハードルを下げて設定しましょう!


新しい行動を習慣化するためには、小さな行動、小さな一歩から始めることが重要という話は、習慣化に悩んだ経験がある人なら、絶対に知っている鉄則です。


が、実は日々の目標設定を小さくするだけでは、ちょっと足りないんです。



コストも小さく

ジョギングやゴルフを始めたい、資格取得を目指す場合に「今度こそ!」の決意表明を金額で置き換えてしまうのは危険です。



なぜなら「楽しくゴルフをしたい!」が「あれ、もしかして向いてないかも」になって、さらにサンクコスト効果が乗っかると「元を取らねば・・」とか「もっといいクラブにすれば」に変わる。


こうなってしまうと何のためにゴルフを・・となりますよね。

というわけで、お金はかけずに始められることからスタートです。


準備も小さく

新しいことを始めるための準備は必要最低限でOKです。

  • もっと環境を整えてから

  • もっとお金が貯まってから

  • もっと道具をそろえてから


などと言っている間に、人生の限られた時間はどんどん減っていきます。


三日坊主になりたくないからこそ、キッチリと準備をして万全の体制とタイミングで始めたいという気持ちはよくわかります。

でも、新しい行動をもう少し客観的に分解すれば、今始められることが必ずあるはずです。


変化も小さく

誰でも習慣の連続で1日の行動が形成されています。


早起きを習慣化したい人がやるべきことは、目覚まし時計を音から光に変えることでも、友だちにモーニングコールを頼むことでも、寝心地抜群のマットレスに変えることでもありません。


まずは、起きたい時間に起きられるようにいかに就寝するかの調整です。


早起きをしたい→ベストな睡眠時間は○時間→就寝時間は○時→残業が○時までには終わらないと・・・




このようにすでに習慣化された行動の連鎖が出来上がっている以上、一気に変えようとしても絶対に歪みが出ます。


やりやすいことから少しずつ変化させていくのが、堅実な進め方となります。


手数も小さく

新しい行動を効率よく継続させたい一心で

  • スマホのアラームやカレンダーアプリの利用に

  • 習慣化アプリの活用に

  • ハビットトラッカー(できた!の記録)の導入に


と、あれこれ取り入れてしまうと、ツールそれぞれに対しての習慣化も必要となってきますし、スマホを触ればSNSやYouTubeの誘惑にも勝たないとダメです(これが強敵!)


つまり、必然的に習慣化の難易度が上がるわけです。


もちろん、モチベーション維持のサポートとしての役割を果たすものであればメリットが大きいですが、客観的にプラスになっているのか、マイナスになっているのか、どうなのかを見極める必要があります。


原則としては、新しい行動に付随する手数は少なければ少ないほどいいです。


挫折感も小さく

もし挫折してしまったら、あまり自分を責めずになぜ続かなかったのかを考振り返って、出てきた原因をいろいろと再調整して、もっと取り組みやすい形に変えることが大切です。


完璧さを求めないで、柔軟にゆるく肩の力を抜いて〜日々背伸びせずにやれることを積み重ねる、これだけです!

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