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習慣化に最適な背中の押し方とは

躊躇している人が一歩を踏み出せるように励まし手助けをすることを「背中を押す」と言います。

では、習慣化を目指す自分の背中を押す場合、最適な押し方とは、背中を、ソッと押す、グッと押す、ポンっと押す、ドンっと押す?

正解は・・「押さない」(ふざけてないので、最後までお付き合いください)

そう、背中にタッチして合図するくらいのイメージです。

逆に押さない理由


冒頭から屁理屈みたいな感じになってしまいました。

実際のところ、習慣化に向けてのはじめの一歩が、しっかりと背中を押さないと踏み出せないのであれば、それは、目標のハードルが高い証拠なんです。

習慣化に求められる絶対条件は、毎日抵抗なく続けられるハードルの低さ、小さな行動なので、背中を押して勢いをつけてあげる必要はありません。

背中を押してもらわないと始められない時点で、何か足りない、整っていない可能性が高いですので、準備の見直しが必要になります。

習慣化は準備が8割


習慣化の準備といえば、目標のハードルをできるだけ下げること、今できている習慣に新しい行動をくっつける、あたりは頭に浮かびやすいですが、ほかにも

■小さな行動がしやすい、したいと思ってしまう環境づくり

これは、重要度がかなり高いです!

「環境を準備する」と聞くといろいろな面で大変そうに思われるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、今よりも少しでも行動につながりやすい環境に改善できればOKです。

環境づくりもコツコツ対応していけば、やがて素晴らしい環境になりますのでご安心ください。


■失敗のシミュレーションと心構え

ネガティブではなくて、あくまでポジティブな準備として、自分の性格や特徴、人間関係、家庭環境、仕事環境などの内的・外的要因から考えられる失敗のシミュレーションを行います。

そうやって念入りに心の準備をすることで、失敗の種を先に消せるし、いざそうなったときにストレスを感じないで済むので、やらないのは損です。


あと、準備の際に気をつけていただきたいのですが、細かいスケジュールを立てるのは、習慣化の場合は不要です。

なぜなら「予定は未定」で、実際に行動してみないと結果が出ない→振り返り&改善ができないのと、スケジュールを立てること自体がある種の満足感につながってしまい、行動への意欲を低下させるからです。

まとめ


実は、習慣化において重要なのは、モチベーションよりも、個人の能力・スキルよりも「きっかけ」なんです。

ですから、合図として、手首の輪ゴムを弾く、指を折り曲げて5カウントなどと同じくくりとして、自分で自分の背中を押すシーンを思い浮かべるのは、結構効果的なやり方です。

例えば、「食後すぐに〇〇をする」という行動を実践する際に、「食後すぐに〇〇をする+自分の背中を押すシーンを思い浮かべる」ときっかけを強化すると、さらに行動しやすくなると思いませんか?



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