失敗のシミュレーションから始める習慣化
新しい習慣を身につけたい!とダイエット、早起き、読書など、意欲的に習慣化を目指したものの、気づいたら元の生活に戻ってしまったなんて経験は、誰しも絶対にありますよね〜。
で、その失敗がきっかけで心が折れて、新しいことに挑戦するのが嫌になったり、自己嫌悪に陥ったり・・
ちょっと待ってください!
その失敗が実はとても貴重な経験なんです。
ということで、今回は失敗を活かすために、やっておくことについてお伝えしていきます。
失敗を予測することの重要性
新しい習慣を始めるとき、多くの人が成功するイメージだけを持ってスタートします。
でも、ご存知の通り現実はそう甘くなくて、途中で挫折する要因はたくさんあります。
そこで大切なのが、「失敗をシミュレーションしておくこと」です。
「始める前から失敗した自分をあれこれ想像するなんてネガティブすぎでしょ」と思われたかもしれませんが、全然ネガティブな話ではないんです。
なぜなら、あらかじめどんな壁にぶつかるかをシミュレーションしておくことで、その対策を事前に考えることができるからです。
そうすることで、結果的に習慣化の成功率が格段に上がるわけです。
失敗のシミュレーション〜行動までの流れ
では、具体的にどうやって失敗を予測し、対策を立てていけばいいのかを、いくつかのステップに分けて説明していきますね。
■目標を明確にする
まずは、何を習慣化したいのかを明確にしましょう。といっても、綿密な計画は不要です。
例えば、「毎朝30分のウォーキングをする」といった具体的な目標、漠然と「ウォーキングする」ではなく、具体的な行動目標に落とし込むことが大切です。
■失敗要因を洗い出す
次に、その目標を達成する上で考えられる失敗要因をリストアップします。
先ほどのウォーキングの例だと
朝起きられない
天気が悪い(暑い・寒い・雨)
仕事が忙しくて疲れている
といった感じでしょうか(本当はもっと多いですが)
■各要因への対策を考える
リストアップした失敗要因に対して、それぞれ具体的な対策を考えてみます。
朝起きられない:就寝時間を早める、目覚まし時計を遠くに置く、友だちと一緒に走る約束をする。
天気が悪い:室内でできる用意しておく、ジムの利用も検討する。
仕事が忙しくて疲れている:平日は通勤等で歩く時間をカウント、週末にしっかり歩く時間を確保する、毎日短時間でも歩くことでリズムを保つ。
こんな風に、具体的な対策を考えておくことで、実際に壁にぶつかったときにも柔軟に対応できます。
■小さなステップから始める
いきなり大きな目標を達成しようとすると、失敗のリスクも高まります。
そこで、最初は小さなステップから始めて、徐々に行動を定着させていくことが大切です。
例えば、最初の1週間は「毎朝決まった時間に起きる」から始めて、その後は「毎朝5分歩く」、慣れてきたら時間や強度を上げていくという方法です。
こうやって、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
失敗を受け入れる心構え
どれだけシミュレーション&準備をしても、失敗してしまうことは必ずあります。
そんなときに大切なのが、その失敗をどう受け止めるかです。
失敗を「自分には無理だ」という証拠としてとらえるのではなくて、「次はどうすればいいかを学ぶ機会」として受け入れることが重要です。
失敗から学び、次に活かすことで、習慣化の道はどんどん開けていきますので。
まとめ
新しい習慣を身につけるのは簡単なことではありません。
でも、事前に失敗をシミュレーションして、その対策をしっかりと考えておくことで、成功への道はグッと近づきます。
失敗を恐れず、むしろそれを活用して前に進んでいきましょう。
小さな一歩を積み重ねることが、やがて大きな変化を生み出すことにつながります!
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