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「ウイルス学は詐欺的な疑似科学であり、滅びゆく分野である」:生物医学者の見解

ウイルス学は "詐欺的疑似科学 "であり、"滅びゆく分野 "であると、
30年以上のキャリアをもつ生物医学者サイモン・リーは言う。
「ウイルス学を正真正銘の科学だと多くの人が考えている一方で、それは科学的方法に則っておらず、詐欺的な疑似科学にしっかりと根ざしている」。と主張する。

パンデミック当初からExposeの読者や他の出版物にゴーストライターとして頻繁に記事を書いており、またAnew UKの科学顧問でもあるサイモンは、
この結論に至った理由を以下の記事で説明している。

ウイルス学は詐欺的疑似科学であり、滅びゆく分野である


以下に科学的方法の手順を示す:

・自然現象を観察する。
・現象の説明のための仮説を提案する。
・独立変数(推定される原因)を選択する。
・従属変数(観察された結果)を選択する。
・変数をコントロールする。
・テスト/実験する。
・観察/データを分析する。
・仮説を検証する。

科学的方法に従うとは、自然現象を観察し、仮説を立て、
推定した原因である独立変数(IV)、観察した結果である従属変数(DV)、実験のための対照変数を決定することから始まる。

科学的対照は、研究者がある結果の原因を究明する際に、
実験における確認と均衡のために用いられる。
コントロールは、推定された原因(独立変数)が、
観察された結果(従属変数)を生じている唯一の要因であることを
確認するために考案される。

対象実験は、一度に1つの変数または因子を研究することを
可能にする。
対照群も他の実験群も、研究中の1つの変数以外はまったく同じ条件に
さらすことが極めて重要である。
これにより、実験からより正確で信頼できる結論を導き出すことができる。

ウイルス学は自らを否定する

ウイルス学者が自然現象から始めるのは、同じような症状を示す人々が
同じように感染する場合だけである。

1952年まで、ウイルス学者たちは、ウイルスは体を汚染する有毒な
タンパク質や酵素であり、何らかの方法で体内で増殖し、
体内だけでなく人や 動物たちの間にも感染を広げると信じていた。

しかしながら、こうしたウイルスと疑われるものは、
電子顕微鏡を使っても病気の組織では直接見ることができなかった。
また、健康な動物、臓器、組織であっても、以前は「ウイルス」と
誤解されていた分解過程で同じ分解生成物を分泌することも
認められていた。

何十年もの間、ウイルス学者たちは、想定される "ウイルス "粒子を精製・
分離し、その粒子の存在と病原性を直接証明する試みに失敗していた。
ウイルス学者たちは、問題の「ウイルス」によって生じたと主張するヒトや動物の組織培養実験から、腐敗の間接的な証拠を得ただけであった。
この同様の腐敗は健康な宿主の組織でも見られた。

多くの研究グループが互いの研究結果を再現することはできなかった。
事実、カールハインツ・リュトケによる1999年の論文が指摘しているように、結果は往々にして矛盾していた:

「当時、特定のウイルス研究者たちによって報告された所見は、
他の研究者たちによって、独自の実験の結果として確認されなかったり、
ウイルスを扱うすべての科学者たちによってその所見が再現されないことが多くあった。
疑わしい関連性を実証的に確認するために使われた所見は、
すぐに他の研究者によって報告された否定的な所見と一緒にされることが
多くあった。

この時点で、ウイルス学は本質的に自ら反論していたのである。

細胞培養法が瀕死のウイルス学分野を救う

適切な科学的方法を避けるために、ウイルス学者たちは実験室での
細胞培養法を確立し、自然現象の疑似科学的代理として機能させた。

細胞培養法は1954年、ジョン・フランクリン・エンダースによって麻疹の "ウイルス "を特定する試みから導入された。
ウイルス学者たちは、想定される "ウイルス "粒子を病人の体液から直接
精製することも分離することもできず、代わりに実験室の細胞培養で細胞を
"増殖 " すべきと考えたのである。

研究チームは、宿主の体液中には直接検出できるほどのウイルス粒子は
存在しないと主張した。
ウイルス性疾患は人から人へ感染し、感染者は何十億ものウイルス粒子を
排出し、それが他者に感染するという考え方とは矛盾している。
covidテロキャンペーン中、"感染者 "を取り巻く不吉な暗雲を思い出してほしい。

適切に研究するために体液の中から直接見つけ出せなかった "ウイルス "は、宿主細胞を必要として自己複製し、それによってウイルスを見つけて
研究できると仮定された。

エンダースは細胞病理効果と呼ばれる、細胞がバラバラになり死滅する過程で培養液中に現れる損傷パターンを観察した。
この現象は、咽頭洗浄液の中の目に見えない「ウイルス」が細胞内で
複製され、細胞溶解に至った直接の結果であると考えられた。
毒殺された細胞から出た細胞の破片が、新しく作られた「ウイルス」粒子の複製であると仮定した。
この方法は非科学的であったが、細胞培養は「ウイルス分離」の
「ゴールド・スタンダード」としてすぐに確立され、
現在もウイルス学者に用いられている。

間接的細胞培養法は、瀕死の状況に置かれていたウイルス学の分野を
復活させたのである。
エンダースは、皮肉にも1954年にノーベル賞を受賞したが、
これも古い組織培養実験を用いて集めた証拠によるもので、
同年、彼の新しい細胞培養法に取って代わられた。

細胞培養法は、自然現象を観察することなく、従属変数(効果)を特定することなく、また独立変数("ウイルス")を分離することなく、検証すべき
仮説を確定するための実験に飛びついたものであり、疑似科学的である。

精製され単離された "ウイルス "粒子という有効な独立変数がないだけでなく、エンダースは細胞病理効果という独自の従属変数を作り出した。
この効果は自然に観察される現象ではなく、実験室で人為的に
作り出されたものである。

「ウイルス」が存在し、細胞培養に加えれば細胞毒性効果を生じることが
仮定された。
これは「帰結を肯定する」論理的誤りとしてよく知られているが、
この論理的破綻は「水掛け論」あるいは「論理の堂々巡り」と呼ばれることもある。

細胞培養が "ウイルス "の "分離 "を証明する "ゴールド・スタンダード "
として受け入れられていたにもかかわらず、多くの場合無視されるのは、
エンダース自身が自分の方法が有効かどうか不確かだったということである。
1954年の論文の中で、エンダースは、実験室(in vitro)で作られた実験結果が、体内(in vivo)で起きることと関係があるのかどうか疑問を呈している:

「組織培養の上皮細胞で誘発された薬剤による病理学的変化は、少なくとも表面的には、麻疹の急性期にある組織で見られるものと似ている。
生体内における因子が、試験管内での巨大細胞の形成や核の障害の根底にある因子と同じであると結論づける根拠はないが、培養細胞における
これらの現象の出現は、先験的に麻疹のウイルスに関連しうる性質と
一致している」。

エンダースは、麻疹の "ウイルス "に関連するのと同じ細胞障害作用を、
"ウイルス "の存在しない正常な非接種培養細胞で見た:

「表面的には麻疹ウイルスによる感染に類似した細胞障害作用が、サルの腎臓組織に存在する他のウイルスによって誘発される可能性を念頭に置かなければならない。
このウイルスが非染色標本に誘発した細胞病理学的変化は、麻疹から分離されたウイルスと確信をもって区別することはできなかった。

つまり、エンダースは、目に見えない麻疹「ウイルス」によって誘発されると仮定した細胞病理学的効果が、培養物内に想定される「ウイルス」が
存在しない場合でも生じることを、非接種培養物を使って立証したのである。

その後5年の間に、他の研究者チームもエンダースと
全く同じ細胞障害効果を、自ら非接種対照実験を行った際に発見した。

自然環境から取り去られ、有毒な抗生物質で毒殺された細胞にストレスを
与え、飢餓状態にし、さらに動物性異物や他の化学物質を混入させた
細胞培養法そのものが、細胞を死滅させる原因であることは明確である。

この細胞障害作用は「ウイルス」に特異的なものではなく、「ウイルス」が存在しない培養物でも発生したため、「ウイルス」の存在を主張するのに
この方法は使えない。

この無効な細胞培養法は、すべてのウイルス学者がサンプル中の
「ウイルス」の存在を確認するために用いるべきゴールド・スタンダードとして宣伝された。
科学的方法は無視され続け、ウイルス学の分野全体が疑似科学の世界へと
変貌したのである。

さらには、目に見えない「ウイルス」を含むと想定された混合物は、
一貫して病原性がないことが証明された。

ウイルス学は本来であればすぐにでも終焉を迎えるはずであった。
残念ながら、実際にはそうならなかったのである。

他のウイルス学への反論

最近、ステファン・ランカ博士が、病原ウイルスと推定される全ての
ウイルスの分離実験で用いられてきたのと同じ手順を用いて実験を行った。
実験には、栄養培地を "最小栄養培地 "に変更すること、
すなわち子牛胎児血清の割合を通常の10%から1%に下げること、
細胞が成長できる栄養分を減らすこと、それによって細胞にストレスを
与えること、さらに有毒な抗生物質の数を3倍に増やすことなどが
含まれていた。

ランカ博士は特徴的な細胞病理効果を観察したが、病原性の「ウイルス」が培養に混入することは全く認められなかった。
この結果は、細胞病理学的効果が培養実験の方法の結果であったことを
示しているとしかいいようがない。

細胞障害作用を引き起こしているのは培養技術であり、
ウイルスではないことがまた証明された。
最近、中国共産党の研究者が「サル痘ゲノム」を構築する過程で
酵母の遺伝物質を使用したことは興味深い。

SARS-COV-2 "詐欺の基礎となった悪名高いZhouらの研究では、
" 疑似ウイルス "を使用したと述べている。
論文では "模擬ウイルス "が何を意味するのかは不明である。

しかしマーク・ベイリー博士が詳しく調査し、培養実験中に抗生物質を
2倍にして培養したところ、24個中1個で細胞障害効果が認められたことが
判明した。
これは "ウイルス "の培養に失敗した割合が高いだけでなく、
実験培養にさらに抗生物質を加えたことで、対照とは同じ処置ではなかったため、結果が完全に無効となった。

実験培養に抗生物質を追加したことは、論文のどこにも書かれていない。
Zhouたちは科学的詐欺を犯したのである。
他の多くの "ウイルス "研究が同じようなことをしてきたのか?
模擬感染させた対照に何をしたかの詳細は、すべての論文に記載するべきであるが、それは行われていない。

ウイルス学は詐欺的疑似科学である

細胞培養法は、科学的方法に基づいて構築していないため、
有効な実験方法ではないのだ。
実験では効果(細胞病理効果)を作り出し、その原因(「ウイルス」)を
仮定する。

細胞病理学的効果は、「ウイルス」とは無関係な他の多くの要因によって
誘発されることが知られているため、架空の「ウイルス」を犯人として
説明することは妥当ではないのだ。

細胞病理効果は以下の要因によって生じることが知られている:

バクテリア
アメーバ
寄生虫
抗生物質
抗真菌薬
化学汚染物質
加齢と細胞の劣化
環境ストレス

細胞病理効果は自然に観察できる現象ではないことから、有効な従属変数ではなく、目に見えない "ウイルス "以外の様々な要因により説明できる。

細胞培養に添加した未精製のサンプルは、有効な独立変数ではない。
なぜなら、その中に存在すると想定される「ウイルス」は、
実験が行われる前に精製と分離された状態で存在することが
示されていない。
細胞培養法を「ウイルス」の証拠として用いることは、
まったく非科学的である。

毎回、細胞培養と並行して有効な対照を実行すべきである。
通常、"ウイルス "の存在を証明する根拠として提供された研究の中には、
対照について言及されていないか、対照培養に何が行われたのかが
十分に定義されていないかのどちらかである。

ウイルス学者が対照を行う場合、通常は「擬似」感染と呼ばれるものを
行う。
つまり、ウイルス学者が同じ細胞を同じ添加物で使用するものの、
「ウイルス」は添加しないということである。

研究対象である一つの変数、すなわち想定される「ウイルス」粒子だけを
除去するのが対象である。
培養液は精製され単離された「ウイルス」粒子のみでなく、
むしろ宿主物質、細菌、真菌、細胞外小胞などの物質の複雑な混合物から
構成されるため、培養液にヒトの体液を加えない偽感染は適切な対照とは
いえない。


適切な対照とは、想定される "ウイルス "を含む体液とまったく同じ方法で
処理された健康なヒトの検体を使用することである。

健常者から採取した検体を検査対象から外すと、擬似感染は無効となる。
なぜなら、実験用の培養液中には、擬似感染用の培養液にはない交絡変数が数多く存在するからである。

ウイルス学者は、独立変数が自然界で観察可能な自然現象を再現することを試みなければならない。
少なくとも、病気の宿主の体液から直接「ウイルス」と確信できる粒子を
見つけ、その粒子を体液中のあらゆる物質から分離しなければならない。
そして検証可能で反証可能な仮説を立てるために、有効な従属変数を
決定しなければならない。

ウイルス学は、現実の現象を研究して因果関係を証明するのではなく、
実験室で作り出した変数を用いている。
実験室が作り出した効果を用いて、実験後でなければ観察できない原因を
主張することは、科学的手法の対極にあるものだ。

「ウイルス」は、細菌による病気の原因を発見できなかった研究者たちの
頭の中で考え出された架空のものである。
研究者たちは、病人の体液の中にはもっと小さくて目に見えない何かがあるに違いないと考えたのである。

ウイルス学は疑似科学に根付いたものであり、同じような症状を示す人以外に、自然に観察される現象など全く存在しなかったのである。
ウイルス学は暴走している。

出典


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