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【創作撮影テーマ】音音-ネオン-

こんにちは。
今回は2023年3月に行った撮影、「ネオン管から生まれた妖怪」というコンセプトの作品をご紹介したいと思います!

作品のきっかけは、昨年2022年夏に訪れた瀬戸内国際芸術祭。そこで向かった妖怪美術館は外装からかなりインパクトのある美術館でした。館長さんによるガイドツアーに参加できるとのことで、妖怪ツアーへ参加することに。そこでは、古くから伝わる代表的な妖怪や風刺的な妖怪、倫理観を問い正す妖怪など様々な妖怪を紹介いただきました。そして、中には公募で募られた妖怪作品や館長さんによって作られた妖怪も。妖怪はその人の想像で作ることも出来るとのことでした。

「音音-ネオン-」

まさかの発想に、それでは作ってみよう!と実行に移した作品が「音音-ネオン-」。ネオン管から生まれた妖怪というコンセプトを基に、昔と今のコントラストを生かした妖怪物語を考えてみました。身売りされ心身ともに疲れ果てた女の子が、天国へ行くことを選ばず現代まで生き続け、今もなお理想の姿となって人の心を惑わし続けている・・といった人の欲に注目して生まれた妖怪です。

これまでにない人間味のある撮影になりました。

と言いつつも、妖怪のもとは人間。やっぱり人の本筋は変わらないものです。妖怪だって、人の子なんですね。愛されたいし、愛したい。実はとっても人間らしい妖怪です。

どんなに時間が経っても、きっと心の奥底に秘めた想いは変わらない。赤い糸も、想いの先もいつも変わらない。これまであまり作ってこなかったタイプの作品となりました。

この作品は歌物語として、Youtubeに作品動画が上がっています。是非ご覧ください。

MV Ver.
Lyric Ver.


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