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良くも悪くも周りから影響を受ける人

人間誰しも、何かしらの欲求を満たすことで生活に幸せを感じたり楽しさを感じたり。欲求が満たされないと寂しくなったりするものだ。

今までの私の欲求というものは
「美味しいご飯が食べたい」
「甘いものが食べたい」
「新しい洋服が欲しい」
「SNSで見たあのアクセサリーが欲しい」
などなど。

このような欲求は特に今の若い世代ならば多く持ち合わせているものだと思う。その原因の一つはSNS。
SNSなどで誰かが身につけていたり、持っているところを見ると欲しくなる。
おそらく、自分がそれを身につけていることによって自分の立ち位置を高く見せたり、所有していることがある一種のステータスのように感じる。

私も半年ぐらいまではそうだった。インスタグラムでおしゃれなインテリアを見ることが好きだったのだが、いろんなおしゃれなインテリアの投稿の中にある家具や雑貨が欲しい、おしゃれな家電が欲しいなど思っていた。

洋服やアクセサリーもそうだ。誰かが来ているその洋服に憧れて欲しくなる。自分も着たらこんな風に他人に見られるのかと。

でもそれってとても他人軸で生きていることに思えるのだ。

インテリアだって、自分の部屋の写真を公開しなければ誰にも見られる心配もない。洋服だって、他人にどう見られるかを気にして最新の流行に乗っかってその時は欲求が満たされた感覚で購入しても後に「買わなきゃよかった」「金欠だ、やばい」と未来の自分にツケが回ってくるのである。

このようなことをとても気にしていたわけではなかったのだが、最近自分の中でのこのような欲求がとても少ない。

まず、甘いものを食べなくなった。甘いものは大好きなのだが、カフェに行くたびにその時は高い満足感が得られても後々罪悪感に苛まれることに困っていたのである。食べた後に
「別に食べなくてもよかったかも」
と思ってしまうことが本当に惜しかったし、甘いものこそ食べて満足感を得たい。
だからこそ、無性に甘いものを食べたいと思う瞬間がなくなったということは、食べたいと思った時に「今まで食べてこなかったから今日ぐらいは食べていいんだ」と思えるということだ。

いつも食べていたらその特別感は消えてしまう。特別感とたまに味わう甘さがスイーツの醍醐味なのだと思う。

そして、もう一つ変わったことはSNSを見なくても生活できるようになったこと。今までは一日何回もSNSを見ないを気が済まなかった。一回もう見ているのに15分後にまた見てしまうのだ。

X→Instagram→TikTok→YouTubeの無限ループ。

これをやっていたらいつまでも満たされないし、時間は浪費してしまうし、そこで登場した商品を欲しくなってしまって買ってしまう。

まだ本格的にSNSと上手に付き合えているわけではないが、
SNSによって満たされないということを身を持って感じることができた。

最近の自分のテーマは「依存しすぎないこと」
例えば、好きなアイドルもハマりすぎてしまうと、何かあった時にはとても落ち込んでしまうし、他のことに手をつけられなくなってしまう。
本当に必要なものを買いたいのにグッズばかり買っていては本当の自分の生活に困ってしまう。
なんでも買うのではなく、本当に自分が欲しいグッズを買うようにするとか、CDだって何枚も買うよりも一枚に限定した方がいい。
私は最近はものに使うのではなく、ライブとか直接会えるイベントにお金を使いたいと思っている。にわかに推しているくらいが自分にはちょうどいいんだということを学んだのである。

良くも悪くも悲しいニュースや嬉しいニュースに自分自身影響されやすいというのも原因だと思っている。特に何も影響されることなく、客観視できるという人は大丈夫なんだと思う。
自分の性格をしっかり知っておくことも大切だ。

4月からは就職をするというのも理由としてあるのだが、ちょうどよく自分の好きなものに熱中して息抜きをして、本当に自分に必要なことに労力と時間とお金を使える人間になりたい。


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