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学ぶ楽しさ

先日ネイルスクール初日を迎えた。
始まるワクワクと、人見知りのドキドキ。
朝の幼稚園バスをやっと泣かなくなった次男と頼れる長男を見送って、準備をして家を出た。

最初に道具の名前とセッティングの確認。
カットスタイルと爪の各部名称の座学。
それから爪の形を整えるファイリングを学んだ。

久しぶりに「学ぶ」ということをして
とにかく楽しかった。

知らなかった道具の名前ひとつひとつ、指の使い方ひとつひとつを知るたびに楽しくて仕方ない。嬉しくて仕方ない。

自分が知りたい知識、習得したい技術を学べる楽しさ。
学生の頃はそれを毎日、ほぼそれだけを考えて生活出来ていたのかと思うと、なんて恵まれた楽しい環境だったのかと今更わかった。
今は授業が終わって家に帰れば、あと1時間ほどで帰ってくる子供達のお迎えをはじめ、家事や食事の準備が波のように押し寄せてくる。自分の事だけを考えていられる時間はあまりない。

私は今まで特に「将来の夢」というものを持たずに生きてきた。
目指す明確なものがあるのとないのとで、こんなにも学習意欲や吸収力が違ってくるのだと実感した。

そして思った。

子供たちにも、出来ることなら、なるはやで自分がやりたいことを見つけてほしい。

もちろん色々なことを経験するうちに見えてくるものややりたことがわかるようにもなるし、早く将来の夢を決めなさい!というのではない。(まず自分がそれを出来ていないし)
ただ、やはり目標が明確であればあるほどその場所への道が明確であるし、辿り着く手段を探したり、それへの意欲を高めたり、というのがとてもやりやすいしなにより楽しい。

どうせならなんでも楽しい方が良い。

そんなことに気付いた33歳の春。でした。




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