自分の中に毒を持て・岡本太郎 著
万博記念公園、太陽の塔。
私はまだ生まれていない1970年の大阪万博。
TVで「芸術はバクハツだ!」と言っている
岡本太郎さんがなんとなく幼心に印象にあって有名なスゴい芸術家の方、というイメージでした。
子どもの頃、万博記念公園にあったエキスポランドという遊園地に遊びに行ったことはありましたが、'太陽の塔' を見に行ったことは一度もなくて、昨秋はじめて見に行きました。
なぜ、太陽の塔を見に行きたくなったのか…というと、こちらの本を購入したからです。
岡本太郎さんの生き方、マインド
そして何よりも人間としてのエネルギーが
とてつもなくスゴい!と衝撃をうけたからです!
まさにバクハツです(笑)
頭と心と身体の核にマグマがあって
熱されて湧き上がり、思いっきり表現して
エネルギーや情熱をぐるぐると循環させる。読んでいるだけで、こちらも身体があたたまりエネルギーを爆発させたくなるような文面でした。
パリ時代のお話もスゴいですが
太平洋戦争中の徴兵時に上官の肖像画を描いていたり、美術や芸術を徹底的に貫き通していたというのですから本当にスゴい!
そしてこちら ↓
自分のカルマを解消する為に
人間は何回も転生しているから
本当にその通りだなぁ〜と感じました。
自分自身に挑む!
おもしろがって、それだけに集中する。
これができると本当に生きる手応えや幸せを感じられるような気がするのです。
本書は、ほんとに説明は不要で
ただただ文面とワードに強烈なパワーがありすぎて、あれやこれやと下らないことを考えている自分が恥ずかしくなるのです。
とにかく文面という文面から
気にするな!
平気でいろ!
エネルギーを出せ!
自信があろうが、なかろうがそんな自分をおもしろがれ!
というようなメッセージがぶっ刺さってくるのです。
そして私が本書の中で一番好きな部分はココ↓
太郎氏が小学生の頃、学校の先生がムチで
教壇を叩きながら「お前らは親不孝者だろう、出てきて謝れ!」と言ったそうで
それに対し、「それなら親に謝る。それならわかる、でもどうして先生に謝らなきゃならないのか!」とものすごく腹が立って腹が立って、とにかく睨みつけるしかなかった、というもの。
これは私も
わかるわ〜、イイね〜!と納得 (笑)
時代は違いますが、私の小学生や中学生時代もやたらと威張りたおす、めちゃくちゃな
先生いたもんな〜と振り返りながら…(笑)
「なんでお前に言われなあかんねん」という理不尽な先生もいたいた (笑)
先生も人間よね…
と、まぁ
何にせよ、とにかくもうこれ!
↓
色々、気にするな!
好きなことをやれ!
自分が生きている手応えを感じろ!
単純明快でシンプル
やっぱり難しく考えないのがイイ。
自信がない…
自己肯定感が低い…
それならそれで、今はそんな自分を認めて
おもしろがっていけばいい!
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