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ブギーマンについて

さっきまで、『ブギーマン』というスティーヴン・キング原作の映画観てました。
ジャンルはホラーとなってます。怖いかな〜と思って見始めたけど私はあんまりでした。

感想は、映像工夫されててて良かったなって感じです。お化け屋敷的ですよ!

けど、これってある意味キング作品を象徴した作品ってこと。おそらくは、欧米人の方がとってもこのお話に怖さを感じるはずなんですよ。ビジュアルもすごい良いし恐怖要素は満載。

これどういう事かというと、文化の違いです。

この題名にもなってる
ブギーマン(The Boogeyman) は、アメリカを含め欧米では私たちよりもとても身近な存在。

なぜかっていうと、大人がこの架空のブギーマンという存在のお話を子供に話すのは特に珍しくないからです。お馴染みの話。

大人が子供に、

“悪い事をすると、こうやってバチがあたるよ!”

みたいに例え話をする時がありますよね。イメージとしてはそういう感じ。
そこで、ブギーマンが登場する訳なんですよ。

日本で言うと、妖怪話に近いかな…
お化けとかそんな話。

Stephen King さんの作品を読んだり、観たりする事は欧米文化を知る良い教材にもなるという事。

彼の作品は意味不明とか、つまらんとか感じる人。日本人には多いと思います。
それは文化が違うからですね。単純に。

だからこそ、拒絶せずなんで意味不明なんだろう?と思う部分を掘り上げるとかなり色々分かる部分も多い。

彼の作品は、欧米文化を知るのにとても有益なんです。このブギーマンもそういった類の作品。

ブギーマンの語源調べても、いかに色んな国での伝承で受け継がれているかよく分かる。

ビジュアルも、妖精と分かります。
妖精は良いものも悪いものもある。
ここら辺も調べると宗教観から色々分かり面白いんです。

そうすれば、比喩にもなっていることも分かりこのブギーマンも最高に味わい深い作品なんですよ!

知識があれば比喩が分かり作品も楽しめる例。

英語での雑談も、エンタメと同じでそういう要素はやっぱりかなりあるので、違う文化があるのを一旦受け入れそれを興味深いと思い理解することは非常に大切です。

それに加え、キング作品は一般家庭の学生や家族が出てくるから大衆に受けているんです。勿論、文章もかなり上手いのはもちろんだし素晴らしい作家の一人ですね。私も好きです。
またなんか本を読んだら紹介しようかな。

ブギーマンも他のキング作品と同じように欧米文化、勿論アメリカのことも分かる要素は多い。
そういう視点で観るのもかなりお勧めできます。

Stephen King さんの本。これ好きです。


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