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知らない事を気にしすぎ

よく思うのが、知らない事を気にしすぎな人が多いなぁという事。

それはほんとに変だと思う。

そんな状況は新しい環境に飛び込んだ時に、とても現れる。
知らない事を意識できてるんだろうな。ほんと不思議だよなと思わないだろうか…。

海外にいる日本人は、知らない事は新しい発見だから面白いとか、自分の新しい引き出しが増えたよい機会と捉えるより先に、知らなかった事を悔やみ後ろ向きな思考をする癖を発揮する人が多すぎると思っていた。

そんな思考は、ストレス要素を増し増しにしてしまう。
まあ、日本人以外でもそういう性格の人達はいるんだけれどそんな人達の傾向はどこの国出身でも、過去の後悔ばかりしてクヨクヨして相手の反応はどうだったのかと分析ばかりしているという特徴がある。

そして、精神的負担が高すぎるのでメンタルが疲労しやすい。そういう思考の人はうつになってる人も多かった。

大体、変なのは相手の反応を気にするほどまでには相手はその人の事を気にしていないという事だ。しかも、もしそうと仮定したって毎日いろんなことがあるから忘れていくのが人というもの。時間が解決して殆どがどうでもいいことになる。ていうか、そうしなきゃ生きてけないだろうな。

それに、新しい環境に飛び込めば知らないことが多いのが当たり前なので、そんな当たり前の事を悔やむ事がバカバカしい事だとも言える。

人というのは、みんなどれだけ努力しようとも知らない事の方が多い。分からない事の方が殆どで生きていると思ってちょうど良いはずだ。

知った気になっているほど、バカな話はない。

だから、知らない事なんて当たり前。気に病むのはなんか変だよねという話にもなる。

大昔だったら、知らない事でやばいくらいに損をする事はあったかもしれない。けど、現代では情報はすぐに調べることができる時代になってきて自分が情報に支配されなければ恵まれている時代。

しかしこれにも罠があって、知るのが簡単とか思ってしまうと騙されやすくなる。分からないのが当然と思い、情報を見極める直感が鈍ってしまえば最後、情報の奴隷になってしまう。

英語だってそう。
巷に溢れるインチキなものは多い。

「これは使わない表現だ」
「これこそが本当にネーティブが喜ぶ表現だ」
「これさえ覚えれば、英会話は困らない」

そんなものはない。
いや、そうじゃない。
インチキでも嘘でもないのかもしれない。

それは、それを発した人の経験に基づいているものなのかもしれない。それとも、そう言う事によって目指す何かがあるのかもしれない。

「どうして、こう発言したのですか?」

尋ねてみて、発信者が自分の事を正確に知ってそれを正直に言葉にすれば判断も出来るかもとも思う。
しかし、自分の事を“完璧に”把握できてる人はいないとも思う。

だから断定するもの全部まともに捉えるべきではない。

最大限に正直に言えば、

0か100で捉えるな!参考にしろ!

が最も当てはまる。

全ての人は知らない事に溢れてるからが理由。

歴史上の天才と言われている人達のエピソードをみると、稀にしか見ない天才でもみんな失敗したりドジしたりバカしたりしている。

私が何を言いたいのかとまとめたいけど、知らないのは悪い事でもないし恥でもないしみんな同じ事とそう言いたい。

そう思う事で、最低やな!と思っていた事も大体のことは大丈夫と分かる。

失敗さえ考えようによってはなしになってしまう。
もうちょっとみんな真面目じゃなくて適当でいいんじゃないか。そう思ってしまう。

自意識過剰なのか?なんなのか?

全てを知った人になりたいのか?
もしそうであれば、100%なんてない以上ずっとネガティヴ思考から抜けられないはずだ。

適度にバカで良いとそう思う。

これは、どんなことでも役立つと思う。
もちろん、英語上達にも。

日本人はネーティブスピーカーではない。知るわけがない。だから、間違えて当たり前。どこかで適度に諦めよう。そういう事だ。
自分の限界がある事を知るべきそういう事。その上で、自分が出来ることを積み重ねていけば洗練されていくはずだから現実的。

ちょっと冷静に考えてみて欲しい。

日本人だったら全ての日本語表現を知ってるのか?高度な表現を身につけるまで話さないのか?

そんな訳はない。

その思考を英語が母国語でもないのに持ち込むのはいかに異常な事なのか冷静になれば分かるはず。

日本語だったら、表現出てこなければ即座に調べたりそこにいる人にたずねたりしてなんとか言葉を繋げて話すだろう。

英語になるとなぜ特別になってしまうのか??
この理由を知ろうとした事はあるか???

なんか変だよとしか私には思えない

知らない事を気にしすぎだろう。

みんなそれぞれ知らないことがあるのが世の常なのに変なことすぎるなぁと…。


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